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【トーク】カスみたいな高校生活1日目の出来事
どうやら高校へ上がったらしい。中学卒業したけどあまり実感がない。
まぁそんなこんなで高校生。自分は第一志望へ入れたので良かった。
第一志望受かって良かったなぁとか思ってたらいつの間にか高校生になってて、その高校で生活が始まっていて、一週間が過ぎていた。
早い、早すぎる。
今回はそんな高校生活1日目の出来事を綴っていこうと思う。
高校1日目の朝、着慣れない新しい制服を着て、高校生活始まりの朝を迎える。空は実に晴れていて、雲一つなかった。(すまん正直盛ったかも)
その日は初日ということもあり友達と一緒に登校することにした。待ち合わせ場所につき、友達と会い、高校へと向かった。友達の顔が自然と緊張してるように見えた。
1日目は体育館に集まらされてなんか色々話されるでけで帰れる感じだった。
だが気を抜いてはいけない。
バトルはもう始まっているのさ。
教師が来る最初の謎の30分間。この短い時間、如何に周りとコミュニケーションができるか、それが重要だ。
なぜかと言うとYouTubeで「高校は早めに友達ができないと詰むよ」という情報を小耳に挟んだからだ。
だからもう1日目からクラスの全員を仲間にしちゃおうよ大作戦を決行しようと考えていた。
そして俺は状況把握のために周りを見渡した。
やはりみんな誰とも離していない。
「馬鹿め」俺はそんな言葉を頭に浮かべた。
でもいざ初めての人たちと隣り合わせになると、話すのをためらうものだ。正直自分は、隣の人が話しかけてくれないかなぁって思ってた。
「いやいやこんなのは駄目や」俺のこころの大阪人がそう言った。自分から話しかけに行こう。そう決めて、隣の人に視線を変え、隣の人を見た。そしたら、
隣の人がめっちゃチラチラ見てくる!!!!
なんかめっちゃ隣の人が自分のことをチラチラ見てるんだが?!もしかしたら、もう少し時間が経てばこっちに話しかけてくれるのでは?
と思った。
ならばこちらからわざわざ話しかけてSAN値を削る意味はない。後は国王のようにずっしりと構え相手を待つだけだ。さぁ来い、勇者よ!
なんか…………来ないんですけど……(汗)
へ?何で来ないんだよ!早く来いよ!こっちはいつでも24時間ウェルカムなんだが?!
徐ろに隣の人を見る。
まだずっとこっちをチラチラ見てる(泣)
何なんだよ?!何?そういう妖怪なの?女子にモテないよ?!まぁそれは俺も何だが……
気づいたらずっと隣の席の人と自分がチラチラチラチラしてるだけのとても気色の悪い空間が生まれていた。
いつの間にか周りは左右の奴らと話し合っていて、話してないのは自分とこの隣りにいる人くらいだった。
これは戦争や、これは先に折れて相手に話しかけたほうが負けの戦争や。
お互い一瞬の油断もなくチラチラと横を見る。
男には負けられない戦いがあるんや!!!
ガチャ、
はい待たせて申し訳ありませんでした。今からホームルームを始めます。
俺は初日から誰とも話せなかった。