MIRI

数秒から数分で見れる記事を書きます。 ショートホラー、哀れ系統の記事を書きます。 物好…

MIRI

数秒から数分で見れる記事を書きます。 ショートホラー、哀れ系統の記事を書きます。 物好きな方はハマると思うのでぜひポテチ感覚で見てください。

最近の記事

【トーク】勘違いをしているお前も、陰キャカーストに操られている一人

最近はメンタルが皮膚の上に重なっていて、少しでも強く触れられると敏感なのでボロボロになってしまう。これが青春の犠牲ならばまだ飲み込めるものの、僕にはこれといった青春は未だ来ていない。 今自分の心の中が嫉妬に満ち溢れていることが青春とするならば、けして青色や夏や甘酸っぱいという単語は連想しないはずだ。 会話が下手すぎて友達の輪にうまく入れない。 嫉妬の一部はそこからきている。多分僕は今、陰キャの立ち位置にすらうまく馴染めていない。実は陰キャの中にもカーストというものが少なから

    • 【トーク】四大欲求、その果ての未来に希望は存在するのか、しないのか。

      そりゃ僕も生きたくて生きているわけではありませんよ。ただ自殺する時に伴う想像を絶する程の苦痛や痛み、それと星新一の『殉教』の様に死の先の莫大な不安だけに駆られて無理矢理自分をねじ込んで生きてるだけ。皆同じか。いやここが楽しくて楽しくて仕方がない人間もいるでしょう。わからないですが俗に言う陽キャ的な。発言が多いわけだからクラスの大勢に自分を知ってもらい、認めてもらう。それは最高に嬉しいことでしょう。それは僕だけですかね。僕だけか。僕だけでした。そうです承認欲求と自己顕示欲が人よ

      • 【トーク】星新一自分がおすすめする神回5選

        ついに星新一を語る時が来ました。 といっても僕は今年に入ってから星新一の作品にのめり込んだ新参者です。なので正直作品をめっちゃ見てるって程でもないのです。 でもハマったのは本当なので有名な回は結構見ました。勿論マイナーな回も。 今回はそんな僕ですがここを起点に今見た星新一作品の中で個人的に神回だなと思った作品を5つ挙げて生きたと思います。 服を着たぞうゾウが催眠術師により、人になる話。 まぁどちらかというと内面、つまり心が人間になったゾウと言った方が正しい気がします。 人間

        • コミュ欲

          コミュニケーション能力の事を若者はコミュ力と訳す。コミュ力は他者との共同作業の上で意思疎通や円滑な関係を築く時にとても重要になってくる。 だが勉強やスポーツが得意ではないのと同じで、コミュ力のない人間が存在する。 それを若者はコミュ障と訳す。 サラリーマンのこの男はまさにそれであった。子供の頃から人見知りでコミュ障、おまけに赤面症。そんなもんだから対人関係が上手くいった事は全く無い。だから学生の頃は一人も友達が出来たことは無い。 そんな可哀想な人間だった。 そしてそれは社

        【トーク】勘違いをしているお前も、陰キャカーストに操られている一人

          離獄

          恐怖の根源は「?」だ。分からない、知らない、理解できない。それだから、予想もできない恐ろしい体験、一生残る程の傷、ましてや死の可能性も容易に存在するという事だ。 それに対策もできない。完全な無抵抗。 こちらには敷かれた運命を辿ることだけしかできない。 それが怖い。怖すぎるのだ。 そして恐怖の根源をこれでもかと具現化したのがある。 それは闇だ。闇の中は真っ暗で、何処からか光が出ない限り目の前には黒しか無い。 それは何も無いと同時に全ての可能性を得る。 闇の先は何も見えなくて、こ

          信号待ち中、男が鞄の中に手を突っ込み探し物をしていると、財布がはみ出し、チャックの隙間から小銭がボロボロと道路へと落ちていった。 他人の視線を気にして焦り、早く拾おうと男が考え無しに道路に突っ込んだ。 その瞬間、突然出てきた男を避けれず、車が男に突っ込んだ。 男は轢かれ車は急いで止まった。だが、その車が急に止まったもんだから、その後ろにいた車がブレーキをかけれず、さらに前の車に突っ込んだ。 一方、その状況を見ていた対向車線の車は一瞬にして重なった事故に驚き、そのせいでハンド

          コーラ

          #夏の1コマ

          人助け

          ある日男が公園を散歩をしていると女がうずくまりながら両手で芝生の草を掻き分けていた。 話を聞くと、どうやらハンカチを落としてしまったらしい。 猛暑の中一人で探すのは辛いだろうと想い、善意で男も探しに加わった。 男が少し離れたベンチの影でハンカチを見つけると、女は感謝を伝えた。 男は少しだけ嬉しかった。 またある日、男が買い物に出かけていると、長い階段のそばで立ち止まった老婆を見つけた。 老婆の背負っている荷物を見て重そうだなと思い、持ちましょうかと声をかける。 すると老婆の

          【トーク】死人に口無し

          たまに思っていたのです。ですが最近になってよく考えるようになりました。 自分はこの世界で一生理解されないのかもしれないということを。 これだけだと中二病を拗らせた痛いクソ陰キャの晒し者ですが、そう思われると心の底から言葉に出来ない感情が込み上げてくるし、遺憾です。(まぁ周りの家族や友達、教師にそれを言ったって結局そう思われてしまうのですがね。) 奴らと同族にされる何が嫌かって思い出の生産性と作品の価値を同じとみなされてこれからの未来に何も残さずただそこに残ったのは黒い灰汁のわ

          【トーク】死人に口無し

          【トーク】『世にも奇妙な物語』少しマイナーな神回10選

          これを観に来た皆さんは多かれ少なかれ『世にも奇妙な物語』を観た事があるという人が多いと思います。ですが、この作品は話数が何百とありとても多く、全て観た事がある人は少ないと思います。 「『世にも奇妙な物語』の中で有名所はかなり観たけど、他は何が面白いのだろうか?」そう悩んでいる貴方に見てほしい。 ランキングでいつも並ぶあの名作達は省き、洗礼された変化球的神回のランキングを作りました。 全部知ってる人もいるかもしれませんが、 「主はこの回が好きだったのか!」と温かい目で見守って楽

          【トーク】『世にも奇妙な物語』少しマイナーな神回10選

          皮肉の肉

          その日、少年は小説を書いていた。 その小説は独自のセンスを展開している。 それは我々の住む社会についての未来像であり、人類のこれからについての「皮肉」を書き綴った作品になっている。 作品が完成したので少年は早速、インターネットに投下しようとしていた。 すると、後ろのドアが開いた。 驚いた少年は手を止め、後ろを振り返る。 するとそこには見知らぬ大人が立っていた。 「僕は未来の君さ」 大人はそう言った。少年は突然のことで頷くことしかできなかった。 「今僕は一時的にこの

          皮肉の肉

          ぬくもり

          母のお腹の中にいたのあの頃のぬくもりを忘れられない。 辛いことは何も無く、ただ安心に包まれていて、全てを肯定してくれるようなそんな世界。 だが、もうそのぬくもりを感じることは難しかった。私にとってこれは最大の悲劇だった。 赤ちゃんの時も学生の時も社会人の時だってそのぬくもりに飢えていた。 成長するにつれてどんどんとその飢えが増していき、もうその事しか考えられず、 とうとう狂ってしまった。 私はそこらの見知らぬ女を5人くらい殺した。 その女達の体を集め合わせ、解剖し、そ

          ぬくもり

          宇宙のお友達

          ドギャギャギャギャギャギャギャガシャシャシャシャンガガガガガガガガガガガガガガガガガガビシャンズゴオオオオン 物凄い揺れで立つのも困難だ。 本棚の本がバタバタと崩れ落ちていく。観葉植物が地面に叩きつけられて土が散乱している。建物が揺れ動く音で上手く聞こえないが、窓の外から悲鳴の様なものが聞こえるような聞こえないような。 本能で理解できる。 これはいつもの地震とはレベルが違う。揺れの大きさも、継続時間も。止む気配がしない。 もうこのまま地球は終わってしまうのではないか。

          宇宙のお友達

          無脳無体❸最終章

          ※この話は僕の実体験から着想して作られた作品です。          殺してやる。           みんな 蟻の行列のように皆が列になり、体育館へ向かう。向かう先が蟻地獄とも知らずに。 校長が舞台の上にあがりマイクを持つ。 「皆さんも知っている通り最近、この学校の教師が何人も行方不明になっております。 その原因がこの学校にあると考え、警察方が直接調査する事になりました。 ですので明日から一週間の間、学校は休校になります。なので、」 その瞬間 「キャーァァァ!!

          無脳無体❸最終章

          無脳無体❷

          ※この話は僕の実体験から着想して作られた作品です。 なぜか今日はやけに疲れた。 結局、変な銃を持ち帰ってしまった。 なんかこれは自分が持って変えるべきな気がした。 ゲームでもやろうかな。 ゲーム機を起動させる。 ゲームで思い出したが昔、友達と通話しながらゲームをやっていた事があった。 その日はいつものように何人か(自分含め三人)でバトルロイヤルをやっていた。 たまたまトイレへ行きたくなり、トイレへ行った。 そして用をたし部屋へ戻ってきたその時、スピーカーモードにして

          無脳無体❷

          無脳無体①

          ※この話は僕の実体験から着想して作られた作品です。 あらすじ 生きていても誰の害にもならないし、行きていても誰の利益にもなら無い男。 そんな主人公、佐藤。  そんな佐藤はいつからか、心が成長していき、自分の事について問答する時間が増えていった。 自問自答の末生み出された答えの影響で、 彼は個性や自分の存在価値に餓えていく。 そして劣等感や自己顕示欲を抱いて日々をとても静かに過ごしていた。 だがその日は突然訪れる。 佐藤の自転車の籠の中におもちゃのような銃と紙が入っていた。

          無脳無体①