唱歌『黄金虫』!
野口雨情作詞
中山晋平作曲
『黄金虫』
大正8年、1922年の作品だ。
2番までしかない短い作品だ。
不思議な作品だ。
なぜ子供に『水飴』を買ってきて舐めさせたのか。
『蔵』も『金蔵』も建てた『黄金虫』。金持ちなのだから『水飴』ではなくてもっといいものを買ってあげればと思わぬでもないが。
『子供』というのは『人間の子供』ではなく『黄金虫』の子供のことなのであろう。
『歌』は『歌心』で作るもの、『唱歌』に『理屈』を求めても始まるはずもあるまい。
昨日娘のピアノ伴奏で歌唱してみたがやはり短すぎた。
今から100年も前の唱歌だ。
親父やお袋が幼年時代の歌だ。2人は口ずさんだのであろうか?
『大正』も随分と遥か遠くになったものだ。
『令和』時代の今『蔵』を見かけることも無くなってしまった。