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「役にたちたい」って心が叫びたがってるんだ

「血は争えないんだな」

と、ほんのちょっとだけ笑ってしまいました。


今、8歳になる長男がアニメ『僕のヒーローアカデミア』にハマって、毎日ものすごい勢いでNetflix鑑賞をしています。

実は『ヒロアカ』は僕も大好きなアニメなので本当は息子の隣で見たいのですが、彼の鑑賞時の定位置であるホットカーペットではなく、少し離れた食卓から見ています。

というのも、あまりに『ヒロアカ』が僕の心にジャストミートするものですから、毎回「泣いてしまう」んですよ。

息子たちに既に泣き虫自体はバレていますが、さすがに毎回泣いてるとなると「うちのパパはさすがに大丈夫なの?」なんて思われかねないですからね(笑)。

でもそのくらいいいんですよ、ヒロアカは。

ヒーロー・ヴィラン(敵)を問わず、それぞれに丁寧に愛情を持ったキャラ設定がされていて、本当にストーリーが温かい。


昨日も息子と離れた位置で忍び泣きで鑑賞しながら、あることを思い出していました。

昔、占いで「心のコア部分」ってのをみてもらったんですよ。

そうしたら、

「あなたは優しいお顔だちをされてますけど、内心には猛烈な怒りが渦巻いていますね」

「心の叫びは『役にたちたい』ですね」

と言われたんです。

その時は苦笑いしながら「フムフム、なるほどな」と思い当たるふしがありつつも、そこまでピンとはきていなかったんですよ。

でも、こうやって時間の経過とともにそれがものすごく腑に落ちてくるのは面白いですよね。

まさに上記の「優しいお顔だち~」の部分が僕の『ヴィラン的一面』で、「心の叫びは~」の部分が僕の『ヒーロー的一面』なんだと感じます。

そんな訳で、ヴィラン側にもヒーロー側のどちらにも感情移入出来るから、グッと物語に入り込めるんでしょうね。

で、物語を見て1番思ったのが「ヴィランもヒーローも同じ人間で大した変わらないんだな」ということ。

ですので、上記の僕の内心の2つの側面も真逆の概念のように見えて、実はお隣同士「どっちに転んでもおかしくない」ような密接な関係性なのかもしれませんよね。

実際、僕もちょっとしたきっかけで『闇落ち』から好転することが出来ましたから。


そんな訳で今、とても楽しいんですよ。

収入こそ減りましたが、定時の早い時間帯に帰宅出来て息子たちやママとの会話が増え、それにつれて家族の笑顔も増えました。

これが「役にたちたい」という僕の『ヒーロー側の願望』を満たしているのだと感じます。

このことが僕の『ヴィラン側面』の「担任教師にいじめられた怒り」をも癒して、今では「それもいい経験だった」と思えています。

以前こんな記事を書きました。

今「僕になる夢」が、もう少し具体的になっています。それは

僕は「ヒーローになりたい」です。

目指すは「ママと息子たちと自分自身を笑顔にする」ヒーロー。

心の声から生まれた「家族だけが知っている小さなローカルヒーロー」になれたあかつきには、僕は人生史上最大に胸を張れるはずです。

今なら「夢には大小も年齢も関係ない」と断言出来ます。

もう以前のように「50歳のヒーローで~す」などとおちゃらけるのはやめにします。

それは素敵な夢を見つけられた自分に対して失礼ですし、今の状態がきっと『自分軸』ってやつなんでしょうから。

そして息子たちにも、何ものにも縛られず「心の声」に基づいて夢に向かってくれればと願っています😊

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