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人類の知恵に学ぼう 仏教界から十二神将とは?

十二神将(じゅうにしんしょう)は、薬師如来および薬師経を信仰する者を守護するとされる十二尊の仏尊です。

十二神将は、薬師如来の十二の大願に応じて、それぞれが昼夜の十二の時、
十二の月、または十二の方角を守るという。そのため中国や日本では十二支が配当された。また、十二神将にはそれぞれ本地(化身前の本来の姿)の如来・菩薩・明王がある。

宮毘羅大将(くびら)十二支:亥 10月
伐折羅大将(ばさら)十二支:戌 9月
迷企羅大将(めきら)十二支:酉 8月
安底羅大将(あんてら)十二支:申 7月
頞儞羅大将(あにら)十二支:未 6月
珊底羅大将(さんてら)十二支:午 5月
因陀羅大将(いんでら)十二支:巳 4月
波夷羅大将(はいら)十二支:辰 3月
摩虎羅大将(まごら)十二支:卯 2月
真達羅大将(しんだら)十二支:寅 1月
招住羅大将(しょうずら)十二支:丑 12月
毘羯羅大将(ひがら)十二支:子 11月

子の方角を北として十二方向に十二支が配当されています。

八方向ではなく十二方向となるので、八方を十二支で表すと、北東は艮(うしとら=丑と寅の間)、南東は巽(たつみ=辰と巳の間)、南西は坤(ひつじさる=未と申の間)、北西は乾(いぬい=戌と亥の間)となります。

また、赤道と直角に交わる南北に走る線(経線)のことを、別名「子午線(しごせん)」とも呼びますが、これは、子の方角(北)と午の方角(南)を結ぶ線だからです。

中々具体的に接するものではありませんが、実は仏教界において仏様やその
守護等々結構な役割分担がされています。

古き時代よりそんな位置づけがありまして、誰が考え創り出したか分かりませんが良く考えられた世界だと思います。

十二神将にもそれなりの役割があります、たまにはそんなことへの興味も持って歴史を忍んでみてはいかがでしょうか?

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