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名作劇場「童話の世界から:海外編」vol.20『ズートピア』(ディズニー)

2016年のアメリカ合衆国のコメディ・アドベンチャー映画である。

ウォルト・ディズニー・アニメーション・スタジオにより3Dコンピュータ
アニメーション方式で製作され、2016年2月7日に初公開された。

017年アニー賞、アカデミー賞(いずれもアニメ作品賞)受賞作品


【あらすじ(ディズニー公式より)】
故郷の田舎町から憧れのズートピアにやってきたウサギのジュディ。 
彼女の夢は、「立派な警察官になって世界をよりよくする」こと。

でも警察官になれるのは、サイやカバなどタフな動物だけ… けれど
ジュディは、現実の壁に立ち向かいながらも夢をあきらめず、見事
“ウサギ初!”の警察官に!
しかし、サイやゾウなどの同僚たちが動物たちの連続行方不明事件の
捜査に向かう中、ジュディに与えられた任務は駐車違反の取り締まりだった。

能力を認めようとしないスイギュウのボゴ署長に憤慨したジュディは、
驚異的な仕事ぶりを見せる。
ついにジュディはボゴから「クビ」を宣告されてしまう。夢を失う危機
に落ち込むジュディを救ったのは、ニックの意外な一言だった…。

果たして、ジュディの夢を信じる心は楽園の秘密を解き、世界を変える
ことができるのか?


【童話「ズートピア」が教える教訓】
映画『ズートピア』のメッセージとは、「差別や偏見はよくないという単純なものでは なく、誰でも差別や偏見につながる価値観を持っている。 それに気づき、意識的に考えていくこと」とされています。

民族闘争が尽きない現実社会に対して肉食動物対草食動物と言う構図で
課題提起しているようにも感じられた。さらには権力のあるものによる虐げとかは差別に対する課題提起なのだろう。

最終的にはみんなが認め合う結果とかは実によくできていた。知らず知らずに人を傷つける発言をしてしまったジュディも印象的だった。随所に教訓があったように思う。それでいて笑える場面のよく織り交ぜられていて娯楽性も高く、考えさせられる内容の実によくまと、あった作品。


【その他】
2016年に公開され、トランプ大統領のニュースもあり『差別』をテーマにした映画として、話題になってたようです。

「だれでも何にでもなれる・ズートピア」というフレーズに反し、作中に登場するシーンでは、多様性社会を実現する上での問題や限界。これがよく見えます。

問題提起→解決をしっかり画にしている
1,友達は差別しない説
2,自分の過ちを認め、面と向かって謝る
違いを認め合う、良い世の中にできれば嬉しいですね、とのコメントあり!

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