世の中の階層探求 地獄模様 vol.3-3「衆合地獄」
3.衆合地獄(しゅうごうじごく)
さらに邪淫の罪を犯すと「衆合地獄」に堕ちます。
ここでは2つの石山の間に追い込まれて押しつぶされたり、砥石にかけられたり、鉄臼で餅のようにつかれたりします。この地獄の木の上には、美女がいます。
「あなたを慕ってここまで来たのに、どうして来て抱いてくださらないの?」というので、木に登ろうとすると、葉がカミソリのように鋭く、ずたずたに切り裂かれます。
血だらけになりながら木の上にたどりつくと、美女は木の下にいます。
今度は降りようとすると、またカミソリの葉に切り裂かれ、これを永遠に繰り返します。
これを刀葉林地獄 といいます。
また、未成年に対して強制わいせつを働いた人は、自分の子供がいます。
その自分の子が、鬼に鉄の杖やキリやかぎ爪で局所を刺され、釘打たれています。
それを見せつけられて、自分が火に焼かれる何倍も苦しみます。
期間は、黒縄地獄の8倍、苦しみは10倍です。
「現代人の仏教教養講座」~仏教ウェブ入門講座より抜粋
https://true-buddhism.com/teachings/naraka/
階層が深くなると更なる苦しみが増してくる様ですが、どんな世界なのでしょうか?
行ったことがないのであくまで想像の世界になってしまいますが、誰が考えだしたものなのでしょうか?
ChatGPT「衆合地獄」ついて問合せしてみましたが・・・。
「衆合地獄(しゅうごうじごく)」は、仏教の教義における一つの「地獄」の名称です。
仏教において、地獄は生死輪廻(転生)の一部として、罪業を償うための場所とされ、さまざまな種類の地獄が存在します。衆合地獄もその一つです。
以下は、衆合地獄についての詳細な説明です。
1.衆合地獄の特徴: 衆合地獄は、その名前からもわかるように、多くの生命が集まる場所とされています。この地獄では、罪を犯した魂が多数の他の罪人とともに苦しみを受けるとされています。衆合地獄は非常に過酷で、罪人たちは様々な苦しみに耐えねばならず、その苦しみは永遠に続くとされています。
2.罪業の影響: 衆合地獄に落ちる魂たちは、前世で犯した罪業の影響を受け、その罪業の重さに応じて異なる地獄に転生するとされています。罪業が重ければ、より苦しい地獄に転生し、軽ければ相対的に穏やかな地獄に転生するとされています。
3.仏教の教訓: 衆合地獄や他の地獄の概念は、仏教における「業報」(行為の結果)の教義と関連しており、人々に善行を行い、悪業を避けることの重要性を説いています。仏教徒は、善行を積み重ね、悪業を減らし、輪廻からの解脱を目指します。
衆合地獄は仏教の教義において、罪を償うための場所として位置づけられて
おり、善行を積むことや悪業を避けることの教訓を伝えるための象徴的な存在です。
こんな世界はこの世の中にもあるような気がします。人は罪を犯しても復活再生出来るはずです、そのために仏様がおられるのです。でも基本的には人がどう生きて行くかによりますね。
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?