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「マウントをとる」人の心理

マウントを取る人は、序列に対する認識が人一倍強いといわれています。

序列を重視すると考えるだけではなく、周囲の人もみんな序列を重んじていると思い込んでいるのです。

優劣を付けたがる人の考え方は、育った家庭環境や幼少期からの性格によって培われるものであり、簡単には変わらないでしょう。

マウンティングしなければ自分が負けてしまうと信じているため、相手を見下す言動をやめられません。そして、自分の順位が低くなる事態をとても恐れてます。

「人間とは優劣を求めるものだ」と強く認識していることから、序列を気にしない「マウンティングして自分は最下層ではないと認めたい」「末端である不安を払拭したい」と無意識に思う人もいるようです。

人間は本能的に、誰かと比べたがる特徴がありますが、このような人は他人を認めなかったり見下したりすることにより、自分が優位に立っていると信じたいのです。

しかし、人によっては優劣を決めることにあまり固執しない人もいます。

この違いが生まれる理由の一つとして、マウントを取る人は過去に傷ついた経験をしている可能性が考えられます。

自分の能力への不安があります。 その不安を打ち消すために自分より下の
存在を探し、不安を周囲に隠すために上から目線での自己アピールを繰り返す。

結果的にそれがマウンティングとなり、周囲に嫌がれているにもかかわらず、その空気を読み取れないのがつらいところでもあります。

心理が分かればその対応に出れる気もしますが、地位や年齢の上下等が
絡まって来ますと簡単な話で無くなる可能性大です。

思いやりの精神で気遣うことは大切でも、通じるか、届くか否かはまた別ものです。

「君子危うきに近寄らず」的な発想もありますが、少なくてもマウントする人はどこかに満たされない欲求や現状に対する不満があるでしょうから慎重に・・・。

もしかして自分では気づいていないかも知れませんが、周囲の目は自分を
「マウントする人」のレッテルを貼っているかもですね、要注意!

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