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正しく言えますか?誤りがちな日本語表現 vol.11「いっせい一代」、vol.12「きらぼしのごとく」

vol.11「いっせい一代」

【意味】
正しい読み方【一世一代:いっせ‐いちだい】

1.一生に一度だけであること。特に、一生に一度の晴れがましいこと。
「―の大仕事」
2.役者などが、引退などの前に一生の仕納めとして演じる晴れの舞台。舞台納め。

「いっせ」は〝過去・現在・未来の三世のうちの一つ〟
「いっせい」は〝一人の君主・家長が国や家を治めている間〟
簡単そうで難しい、普段何気なく使っているのが怖いですね!


vol.12「きらぼしのごとく」

【意味】
まず、読み方に注意です。「きらぼしのごとく」と読み方が多いと感じますが、「きらほしのごとく」が正しい読みです。

【ワンポイント豆知識】
「綺羅」とは「美しい絹の衣服」のこと。着飾った人たちが立ち並ぶ
様子を星にたとえているわけです。「綺羅星」という言葉自体は本来
ないので、続けて「きらぼし」と読むのは間違いということになります。
ただし、最近の辞書では、「綺羅星」を「誤用から」としたうえで見出
し語として取り上げるようになってきています。言葉は生きもの。
もとは誤用でも多くの人が使ううちにやがて認知されていくのはよくあることです。

本当に良くあることでも知っていないと笑われるかも?
特にシニアの自分としては・・・?

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