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日本人のアイデンティティ vol.14「穢れと言霊」

穢れ、汚れ(けがれ)とは、忌まわしく思われる不浄な状態。 死・疫病・性交などによって生じ、共同体に異常をもたらすと信じられ避けられる。

言霊(ことだま)とは、古代、言葉が持っていると信じられた神秘的な霊力のことです。 言葉には「言霊」があり、発した言葉通りの結果が表れる力があると考えられていました。

日本では昔から、言葉の持つ力が信じられてきました。「痛いの痛いの、お山の向こうへ飛んでいけ」というような「おまじない」の言葉も、言霊への信仰から生まれました。神社で神主さんがあげてくれる祝詞(のりと)も、言霊の一種と言えます。

日本人の風習の中には「穢れ」を嫌った慣習や村八分のようなイジメ行為、
そして言葉には霊力があるとしてその使い方に色んなルールがあります。

あくまで個人的見解ですが今の若い人たちはもう迷信じみた過去の生活習慣
や教えを何とも思わないかも知れませんが、今の世の中で活躍されている方の親御さんは昭和生まれが大半だと思います。

今時代は令和最前線で活躍を始めている若きニューリーダーたちは平成生まれの方にシフトはしていますが、おの親はほぼ昭和生まれでしょう。

要は如何に本人が今の時代は違う~と叫んでみた所で昭和の影響を一切受けていないとは思い難いですね。

別に昭和の時代が凄い、なんて言うつもりはありませんが、間違いなくまだ時代の根底には昭和が流れていますので一度振り返ってみたら如何・・・?

何の役にも立たず意味無いと思うのではなく、恐らく今の世の中の根底に流れるものとか何がどう変わってきているのかも知らないより知っていた方が良いはず?

霊的要素が強くなると生理的に拒絶反応の方もおられるでしょうが、日本人としてのルーツをたどって行けば「穢れと言霊」は避けて通れないと思います。

穢れの精神がイジメやマウントを取る行動の源になっているのでは・・・?

言霊もポジティブに自己成長に為の暗示ならOKですが、他人を貶めようと
してルーツをたどって行けば「穢れと言霊」は避けて通れないと思います。

言葉は使えば凄い武器になります、言葉の凶器は結構凄いと思いまがす・・・?

出来れば穢れと言霊に関しては令和の時代での新しい活用方法が生まれて
来ることを強く願います、現状の延長線上で凶器や武器にならないようあくまで平和的、民主的な使われ方がされることを強く望みます!

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