「本を執筆してみませんか?」5)企画・構想・全体イメージ:まえがき、あとがき
全体構想がまとなり、本のタイトルと帯、目次が決まったらお次は「まえがき・あとがき」
をまとめて書く事、これで全体像が見えて来ました、それなりに想像できます。
そこで、「まえがき=導入部分で読者への売りことば」と「あとがき=総まとめメッセージ」を書くのです。
これで一連の本の体裁が整います、おそらくこの状態で世の中に問うてみればどの程度人気がでるかの想定が出来るようになります。
爆発的な売れ、バズリは期待しないことです、余程素晴らしい展開の企画が
出来ても見合った内容に書きまとめていくのは至難業です。
ビギナーズラックはあるかも知れませんが大きな期待は抱かないことです。
就活時の面談と同じで「過去の自分をPR」と言われたら色々盛って恰好イイ内容に飾りつけようとしますよね、それで良いのですが、感動を与えるレベルに仕上げるのは至難の業ですから無理はしないこと、余りの現実乖離した内容にならによう気配りすべきです。
イメージとしては、まえがきとあとがきで自分の本のスタート&フィニッシュを飾ることになります、しかもほぼ全容を推し量ることが出来ますので要注意!
「まえがき」とは、その本の大まかな内容を紹介するものです。
典型的な例として、ビジネス書があります。
何をテーマとした本か、誰に向けて書いたものか、この本を通じて何を訴えたいのか。
多くのビジネス書の前書きには、これらのことが網羅されています。
「ビジネス書を選ぶときには、まえがきを読むと良い」というお話をよく聞きます。
まえがきには、その本の肝になる部分が要約して記されています。
ですから、まえがきを読むと本の良し悪しが判るという理屈です。
本の構造から考えても、確かにこれは理に叶っているといえます。
「あとがき」は、本編を読み終えた方に向けたメッセージになります。
映画に例えるならエンドロールになりますでしょうか。
あとがきが付いている本は、読後感の良い、一冊の本として締まった仕上がりになります。
一般的には、あとがきには主に次のような内容を記します。
本編を書き上げた「感想」
執筆時の苦労や発見、エピソードを綴る「執筆体験談」
再確認した作品に対する「想い」
執筆にあたってご協力いただいた方への「感謝」
北斗書房のブログより「まえがき」「あとがき」
http://www.hokutoshobo.jp/news/jihisyuppan/160/