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#9 報専坊(東広島市志和町)-People
お寺をめぐるブログ「テンぷら」。今回は、東広島市志和町の「報専坊」さんにおじゃましました。歌やお話を通じて「ありのままで大丈夫」と表現する、素敵なご住職のいらっしゃるお寺です。
ーお寺の方の自己紹介をお願いします。
報専坊住職の松島純以(まつしまあつゆき)と申します。高校時代から合唱を始め、今でも歌うことが大好きです。クラシックからポップスまでオールジャンルですが、歌を通じて「ありのままでいいんだよ、何が起きても大丈夫なんだよ」ということを表現したいと思っています。
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ー好きな仏教の教えは何でしょう。
「念仏は無碍の一道なり」。浄土真宗を開かれた親鸞聖人のことばです。最近、「阿弥陀様におまかせでいいんだ」ということをあらためて感じています。どんなことがあっても、それはその人にとって必要だから起こったこと。たとえ苦しくてもまずはありのままを受け止めて、難しいことは阿弥陀様にあずけてしまう。私自身にもつらい時期はありましたが、それがあったからこそ親鸞聖人の教えが腑に落ちたように思います。
ーお寺ってどんな場所だと思いますか?
本来の自分を思い出していく場所。住職の私が楽しいと思えることをしていると、それに共鳴した人々が自然と集まってくれます。どうぞ枠にとらわれず、自分らしく過ごしてください。
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ーこれからどんなお寺にしていきたいですか?
誰もが自分らしく生きられるんだ、ということを表現できる場所でありたいです。ここで心身をゆるめて、「何が起きても大丈夫」「ありのままでOK」と感じていただけたら嬉しいですね!
報専坊(浄土真宗本願寺派)
【住所】広島県東広島市志和町奥屋2415
【電話】082-433-2364
【SNS】報専坊インスタグラム
「お寺の広報部【てとら】」