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#7 妙養寺(東広島市福富町)-Temple

お寺をめぐるブログ「テンぷら」。今回は、東広島市福富町の「妙養寺」さんにおじゃましました。とにかく明るいご住職の人柄と、神仏に守られた安らぎの空間が魅力です。

ーお寺の方の自己紹介をお願いします。

高橋明秀(たかはしみょうしゅう)と申します。一般家庭の出身ですが、縁あってこの寺の住職となりました。もともとカラーセラピーを学んでいましたが、あるときカラーと仏教の目指すものがとても近いことに気づき、一気に仏教に目覚めました。
お寺では、毎朝仏さまや神さまにご飯をお供えします。自然に囲まれた空間で、神仏のごはんを用意させてもらえる生活ってすごく幸せ! お寺の裏には巨木の森があって、この空間にもパワーをもらっています。

お寺の裏手にある森と巨木
「毎日幸せ!」な明秀さん

ー好きな仏教の教えは何でしょう。

「煩悩即菩提」。煩悩(欲や怒り、無知)は悟りにつながっているという教えです。仏教の大切な教えに「中道」というものがありますが、煩悩に偏りすぎても、悟りを求めすぎてもいけません。欲の心を悪いものと思っているうちは消えず、まずはそれを受容することが大切です。煩悩最高!欲最高!(笑) それくらいの気持ちで、煩悩によって悩み苦しむ自分も受け入れてみる。そこから新たな一歩を踏み出すことができると思います。

ーお寺ってどんな場所だと思いますか?

「みんなの実家」のような場所だと思っています。悩んでいる人もそうでない人も、ここに来てくつろいでいってほしいです。様々な人が集うことでエネルギーの循環が起こり、ますますいい空間になる。妙養寺は近年建立されたお寺なので、昔からの檀家さんというのは少ないのですが、不思議なことに新しい方や県外の方もたくさんお参りに来てくださいます。「みんなの実家」だから、訪れる人々も皆きょうだいのようなものですね!

ーこれからどんなお寺にしていきたいですか?

「泣いて来て、笑って帰れるお寺」「実家のようなお寺」をこれからも続けていきたいと思います。ここを開かれたお寺にしていくことが、私の役目。笑い声の絶えない場所であり続けたいですね。


妙養寺(日蓮宗)
【住所】広島県東広島市福富町久芳5196
【電話】082-435-3039
【Web】妙養寺ホームページ
【SNS】妙養寺インスタグラム


「お寺の広報部【てとら】」

#お寺 #仏教 #寺めぐり #広島

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