#191 手まり「30羽の蝶」の作り方
手まり「30羽の蝶」の思い出
蝶は特に私の好きなデザインです。
母が生前言ったのは「8等分の蝶も10等分の蝶も同じだよ」と言う言葉でした。
8等分が作れれば10等分も簡単に作れるというのです。
8等分の蝶とは以下の作品になります。
私はこの言葉を真に受け、8等分の蝶を作った後すぐに今回解説する10等分の蝶を作ろうとしました。
しかし当時はまだ経験も浅く、作業が全く進まず途中で挫折してしまいました。
考えてみれば、8等分の蝶は12羽の蝶を作るデザインです。
それに比べて10等分の蝶は30羽の蝶を作るデザインです。
単純に考えても手間は3倍になります。
そんなに簡単には作る事が出来ない模様でした。
多くのデザインを経験した後、再びチャレンジしてみようと思い作りました。
それなりに大変でしたが無事完成し、その時はようやく出来たという思いもあり続けて何個も作りました。
このようになかなか進まなくて途中で投げてしまった模様でも、いくつかの模様を経験するうちに再度チャレンジしたとき、意外に簡単に作る事ができるものもあります。
この模様は10等分の組み合わせ地割を正確に作れることが必要条件になります。
その為、他の全面を糸で覆う模様を経験してから挑戦することをお勧めします。
梅や桜と比べて分割が細かいので、それらを経験してから作ることをお勧めします。
「30羽の蝶」の作り方
手まりのサイズは直径10cmです。
地割は10等分の組み合わせです。
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