三原市大和町の「大和の里 野の花」の蕎麦 6 みつぶたさんの備忘録 2023年5月21日 16:39 「大和の里 野の花」の海老天ぷらざる蕎麦。天ぷらは注文を受けてから揚げるため、衣はサクサクで海老はプリプリあつあつ。日本料理一筋60年の大将の職人技に驚かされる。 京都出身の店主自慢の「にしんそば」。早朝から真昆布と本鰹、宗田鰹、サバの三種の厚削り節から2時間かけて出汁を引くなど、繊細で奥ゆかしい味わいの一杯に半世紀以上経験を重ねた職人の心と技が詰まっている。 定番の「ざるそば」。店主は職人らしく巧い(美味い)もの認めるので自身で蕎麦を手打ちすることはしない。日本でいちばん芳醇な信州挽きぐるみ蕎麦を使用。出汁との相性は抜群だ。 田園風景ひろがる田舎にある「野の花」。道場六三郎氏ら名だたる料理人らとともに日本料理の修行に励み、ロイヤルホテルの総料理長も務めた料理人が晩年の居場所として選んだのがこの地だった。 店内は広く、囲炉裏のある和空間が広がる。大きな座敷席もあり、子ども連れでも安心。 ちなみに「野の花」はメディア取材拒否の店だが、私はいろいろ縁あって取材させていただいた。その縁から店のメニューの制作を担当させていただくなど店主との交流を続けている。日本トップレベルの日本料理の職人から学ぶことは多く、ありがたいことだ。 住所は三原市大和町下徳良1514-1/電話 0847-33-0392/営業時間10:30~14:00(13:30L.O.)※そばがなくなり次第終了/定休日は月曜と火曜(祝日の場合は営業)/国道432号線「大和工業団地東口交差点」から西へ車で1分 いいなと思ったら応援しよう! チップで応援する #グルメ #蕎麦 #古民家 #そば #日本料理 #職人技 #囲炉裏 #天ぷらそば #信州そば #広島空港 #にしんそば #三原市大和町 #取材拒否 #ひきぐるみ 6