転職をするときに、本来やっておいたほうがいいこと（転活編続き）

こんにちは。
先日転職について、記載させて頂いたことを改めて振り返ってみました。
今の人生、転職？って感じで、多様な生き方がある中で、そういう選択肢ってどうなの？ということもありますが、個人的には以下のように捉えています。
個人の人生としての位置づけは、『今後生き抜くための隠れ蓑』として、考えています。
もちろん、その隠れ蓑が、自身にとって心地よいと考えれば、別にそこからわざわざ場所を移動させるつもりもありません。

また、場所の移動を「逃げ」ととらることもできますが、別にそう思って解釈して頂くこと自体は構いません。
「逃げる」という行動自体は、一般的に現実と対峙しない、消極的な選択・反応と思われることがあるかもしれません。
ただし、内なる心との相談による、意思決定は、「積極的」であったと考えられるからです。
それは、何からの「逃げ」なのかは定かではありませんが、自身の健康や心に影響が出るまで、その場所に居とどまると言う選択は取る必要がないと思ったからです。

ただ、不安も多かったのも事実です。
不安自体は、決してなくなるものがなく、人間の欲は果てしないものがあるので、その不安に打ち勝つ心と準備・環境を自分の力で築くことこそが、自分を守り、心を安定させるものだと悟ったのです。

なので、もう少し俯瞰的に、物事を抽象化して見てみることがいいような気がしたのです。

（一）転職をするにあたり、今後世の中がどうなっていくか

①技術革新について
　現状ではAIや機械学習、技術革新がおこったとしても、『人』に代替できるものはない（責任の押し付けも含め）

②転職そのものの価値について
・転職自体は別にあと10年くらいは、当たり前になるかもだが、もっと個人事業主や個人での働き方が加速していく
・企業から転職できない人の方がリスク。また、単なる転職ではなく、”理由”があり∧テクノロジーの進化にとらわれないジョブを作ろう

③企業経営を行うにあたり
・経営者は１人で事業を拡大することはできない
　事業方向性、事業エンジン、経理財務／法務、人事／労務、人が接点となる職種（カスタマーサポート／カスタマーサクセス／営業／プロダクト／開発）といった組織のフレームで考えると、会社を大きくするためには、ある一定の従業員が必要。
よって、個人でも稼げることは変わらないが、雇用されて働く構造自体は揺るがない

なので、個人で稼げる方（年収1億とかざら…）は増えていくでしょう。
また、零細企業はある程度倒産を繰り返していき、ベンチャー・スタートアップは増えていくような予感はします。
企業の寿命は、30年程度と言われていますが、そこまで残れる会社はないでしょう。
ただし、その中で得ていけるもの、つまりは「経験」「ネットワーク」が個人につながっていくのであれば、それに越した事はありません。
そのような、観点からでの転職を行うこともベターだと考えています。

（二）転職をかんがえる時のきっかけ

①こういう時に、『転職』を考えた方がいい
（あなた自身の状態）
・精神的にダメージが、継続している状態
・人間関係に改善が見込まれない状態
・事業方針が己のポリシーとかなり相反している状態

（あなた自身の今後）
・今後あなたの仕事が他人やテクノロジーに代替される
・あなたの人生を生きてますか？会社の人生にあなたの人生を被せてますか？
・企業の奴隷のように働くことがあなたの人生ですか？
・他人のための人生を生きてますか？

②つまり、何を考えるのか
［現在］の企業／方針といった己の意志では動かせない部分は何か
［現在］の市場状況
［現在］のあなたの状況（心身）、お金の状況
まずは、そのあたりを考えました。

③3-5年後にどうなっておきたいか
［今後］何の経験を得ておきたいか
［今後］他の目的を達成する際に近道か

④家族の了解を得られるか
・これは、お子さんがおられる場合は生活・年齢によって個々異なるかと思います。

大雑把に考えると、そんなに難しいものではないです。
自分の人生を生きないといけないけれど、企業で働くメリットも大きくあります。
その場合、何がメリットで、何がデメリットかをとらえておくことが大切です。

仮に、年収200万円になっても、幸せに働いて暮らせているならばそれは幸せと言えるものだと思います。
友人や同調圧力ははっきり言って、無視していいです。
六本木や北新地で、懐石料理を毎日食べたい！ということであれば、稼ぐ必要があるでしょうが、そうではない幸せを得るためには、別に難しい話でもないと思っています。

いろんなしがらみから、距離を置いて生きたいのは、皆そうなんだろうなと正直思っています。違う生き方もあるでしょうが、自分の人生を考えた時に自分が悔いのない人生を歩むことが何より大切な気がします。

転職も、起業も、離婚もすべては、自分の人生をどう生きたいかの手段です。その中で価値ある人生を歩みたい。価値ある人間になりたい。いろんな思いがあると思いますので、競争戦略上、自分のゴールに行ける道を歩んでいけばいいと考えています。

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