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■皆さん、自分が存在を否定される、生きている事が虚しくなる瞬間などありませんでしょうか。

特に今回は、本当の孤独というより、ある接点を持っているカテゴリからの「評価」「承認」から切り離れされて、自分が求められる事に達していない”評価”をうけている。自分の意見が通らないので、存在すら否定されているのではないか。

そんな事を考えたことはないでしょうか。

筆者も、正直、仕事・ビジネスにおいて、『必要とされていない』『貢献できることが限定的』『醸成された文化・論理によって、その反面自分が満たされていない』そんな境遇、立場になったことはないでしょうか。

自分では、そういう感覚がよくわかるんです。
・『あ、私(僕)って、必要とされていないんだな』
・『会議に呼ばれなくなった』
・『共有とか報告とかしなくてもいいんだ…』
・『小馬鹿にされ失笑される』
そんな事を経験、体感されたことはないでしょうか。

・これは誰にでもある感覚。むしろ、常に充足している方が例外と捉える

大なり、小なり、ビジネス・仕事においては、『利用価値』でしかないです。申し訳ないですが、「いつ(when)」「誰か(who)」の「どこ(where)」に心の需要があるか。
また、「何(what)」「どうやって(how)」って、その人、事に対して、隙間を埋められるか。
それがビジネスでの「存在価値」「存在意義」です。

逆にそれがなくなってしまうと、どんどんとなくなってような気がします。
その人の取り巻く環境が変化しない場合は、変動幅が狭いですが、取り巻く環境がある程度自由に変えられると、どんどんと「代替(かわり)」を見つけられてしまう。
恋人も夫婦もそうだと思います。
夫婦の場合、「昔、あの人は家事や炊事もやってくれた」
恋人の場合、「昔は、誕生日をしっかりと祝ってくれる人だった」
そんな話聞きませんでしょうか。

人は相対で生きています。まずはこれをしっかり認知しましょう。
介在する人が少なければ、バランスはあまり変動しませんが、介在する人が増えると、バランスは一気に変わります。
例えば、夫婦でいうと、奥さんが働き始めたことによって、相対(比較対象ができ)、夫は変わっていないのに、そういう視点で見てくるようになったなどよくあるケースでしょう。
そして、求められる要求水準があがり、「しんどい」「辛い」「続かない」こんな事が頻発してしまうと思います。
つらいですよね。

・そこで出来ることから、1つ1つ取り組んでみる時のポイントをまずやってみましょう。

①『自分』にとって魅力的になる(自分は偽れない)
・相手にとって求められる自分を追い求めてるといずれ、崩壊します。
 そして、身体も心も壊れていきます。
 (少しのストレッチでいいなら話は別です)

②『自分』の人生を生きよう(他人は人の人生まで請け負わない)
 指摘や気付きで、変化ができるなら対応しましょう。
 それが無理ならば、はっきり無理だと宣言しましょう。
 人に必要とされたい、それによって社会を形成している。
 それはわかるのですが、別にその社会は、1つのコミュニティにしか過ぎません。
あなたが、受け入れるならば、いつまで を明確にして、受け入れていいと思います。
無理ならば、諦めましょう。

③『他人』は自分を守ること、変化がない方向に働くので、相手にしない
・ビジネスは恣意的、利己的です。基本は自社の利益が一番です。
  言い換えると、役職、役割、雰囲気をすべてに優先します。そこに付き合っていると、自我も崩壊して、「生きている」事を忘れてしまうと思います。上司であれ、同僚であれ、部下であれ、役割の違いはあれど、「自己防衛」でしか結局ないです。
・今の給与水準を守る=今の地位を守る。邪魔で都合の悪い人は遠ざける。
・プロジェクトの成功に邪魔(思い通りにならない)なら、邪魔な要素を省きます。
・部下は、自己成長のみを追いかけます。必要なくなれば相談もしてきません。(勝手にすすめます。何か言えば、そんなルールがないといいます)
もちろん、全てそういうわけではないですが、遠からず的を得ていると思います。

そういった1つ1つの事象に対して、取り組める器用さがありますか?
筆者は正直、まったくもって自信がありません。

無理ならば、ここはやる、ここはやらないとはっきりしましょう。
その上で、自分を守る=自分の価値を見つめ直し、自分の好きなことに時間を投下したり、自分を磨いたりすることに時間を割いた方がよいような気がしています。




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