ワンワールドは本当に理想郷なのか?
乱暴で極端なな言い方ですが
今もかつても人間は
男性は力や権力で
女性は繋がりや共感で
それぞれ平和をつかもうとしていました。
同じ平和でも
手段が対極の位置にあります。
しかし根本を辿ると
宇宙の意識に性差はありません。
意識というのは
自覚するものではなく
無意識とも違う、
1つのエネルギー、1つの意識体です。
人間という物質的な形を借りて
世に誕生します。
地球では二元論が相対的な
考えのもとになっています。
男性と女性
陰と陽
民主主義と社会主義
資本主義と共産主義
東洋と西洋
北半球と南半球
生物の意識は皆同じなのに
2つの個体や考え、エリア
を作りあげました。
女性性への目覚めが終止符を打つ
戦争の歴史は男性の歴史。
この数千年間、争いが絶えることは
一度もありませんでした。
男性による対立構造を企てられました。
二元論は争いの元となります。
特に支配欲、権力といった
欲望による男性性は
数えきれない人間を
殺してきました。
女性の存在は
発展のためなのか、
繁栄のためなのか。
違います。
平和を望んでいるんです。
しかし多くの女性はすでに目覚めています。
男性は戦うことが目的となっていることを一旦リセットすべきです。
男性も平和を願っています。
そのために戦っています。
今は戦うこと自体が目的になっています。
戦うなら、平和のための目標
でなければなりません。
強欲、保身のために
戦っている性(男女共)には
陰が付き纏います。
男性性、女性性はただの肉体差
生物学的に言えば
なぜ生物、植物にオス、メスを
作られたのか。
元々生き物は単細胞だったのでは?
という疑問が残ります。
無理やりこじ付けると
種の保存をすべく
オス、メスに自ら進化させた
のではないかと思います。
旧約聖書では
神が最初の人間として
アダムとイブを作りました。
2種類の人間。
でも人間が始まる前から
雄と雌がありました。
では
作った神にも性差はあるのか?
神ですらただの宇宙の意識の1つ。
地球に降り立つ宇宙人でさえ
3次元のものとなっています。
人間が崇める神は実際には物質であって
意識=宇宙は1つ。
ワンワールドの本来の意味。
キリスト教の歪んだ考えである
悪魔崇拝主義、バフォメットは
両性具有種として書かれています。
※バフォメットは堕天使です。
ワンワールドを別の視点で考える
宗教の解釈は実に富んでいます。
人々が何故信仰するか、
単純ではありません。
1つに人間の誕生、
生と死を結ぶ指南書、
神の存在による救い、
宇宙との繋がり、
霊界へいけるためのもの、
数えきれないほどあります。
ミルチャ・エリアーデ(1907-1986)
宗教学者・民俗学者、歴史哲学者。
彼が訴えたことの1つに
ヒンズー教の否定がありました。
聖典もなく、神の指定もない宗教。
非常に理解に苦しむ宗教の1つです。
そしてヒンズー教がカースト制度を
作ったことこそ彼の意義に
そぐわなかったんだと思います。
またシャーマン(祈祷師)、
つまり人間を精霊・冥界に繋ぐ
シャーマニズムやヨガ🧘♂️を
主に研究されていました。
シャーマニズムは
魂の憑依ではなく、脱魂(エクスタシー)を
本質と説いています。
現世と宇宙を繋ぐのを
肉体から魂を抜くことで
宇宙と繋がるという宗教団体です。
シャーマニズムでは、
霊の世界は物質界よりも上位にあり、
物質界(3次元、僕たちの世界)に
影響を与えています。
エリアーデの著書
僕が彼を知ったのは随分前。
紹介されて買った本ですが
科学的志向バリバリだった僕は
長らく本棚の奥に追いやり
最近本の整理して出てきた一冊。
まともに読んでいなかったので
改めて読んでみました。
エリアーデは神の二元性を啓示する神話として「両性具有神」の神話をあげます。
古代の存在論は、現実の両極性を啓示する神の二元性を生物学的用語(男性と女性)で表現したのです。
エリアーデは、インドの主神といえる配偶神シヴァ=カーリーが男女一体の神として表現されているのを典型として、多くの民族の神話の神々が両性具有神であるとしてその名をあげています。
神の両性は諸宗教において普遍的であり、
しかも、すぐれて男性的な、あるいは女性的な神々までも両性具有的です。
この両性具有神の神話に対応するものとして、
両性具有人間に関する神話と儀礼があります。
原人とか祖先は両性具有であったとする神話や
伝承は多くあり、後代になると原初の夫婦の神話になります。
人間はもともと両性具有であったとする思想は、プラトンやグノーシス派の精緻な人間論にも流れ込んでいます。
両性具有が球体として想像された(プラトン)のは、古代では球体は完全性と全体性を象徴していたからです。
宇宙創成神話の卵も同じです。両性具有神の
神話と両性の原人神話は、人間の完全な様態と
みなされているこの最初の状態を周期的に
再現しようとする集団儀礼の範型となります。
出典:天旅
http://www.tenryo.net/m3_book.php?p=23&q=006
エリアーデは
宗教家ではなく、あくまでも
宗教学者です。
今は存命ではありませんが
今行われている、
科学的ワンワールドと霊的ワンワールド
科学的ワンワールド。
NWO(新世界秩序)の制定後、
新世界政府の樹立。
・統一通貨(レインボーというらしい)
イルミナティカード。
「銀行合併」※中央銀行のこと。
引用: Alis
https://alis.to/idh-taicho/articles/3Njoj51GvjGB
・金融における完全な共産主義。
(ブロックチェーンを利用した
みんな一律の金額のデジタル通貨での
不正の一切ない収入
=争いがなくなる、争いの全てはお金)
・天皇も王室も同じ人間とみなす。
・差別がなくなる。
・やりたい事がやれる。
・富の平等な分配
国を越えた組織、新世界政府が
管理するワンワールド。
でもこれは
物質的な3次元的なワンワールド。
本当の理想郷かどうかは
なってみないと分かりません。
同時に行われている霊的ワンワールド。
アセンション(意識の高次元化)
による覚醒は世界で広まりつつあります。
そういった意味では
ヨガというのは非常に
神聖なものですね。
呼吸と瞑想を通じて自らを意識化
させられたら。
一方3次元では
物質は全てただの振動、体も意識も。
男女のように全く逆の
アプローチでワンワールドに
なろうとしています。
世界情勢はヨハネの黙示録を
今まさに開始しました。
どちらが、先にゴールとなるか
まだ分かりません。
霊的ワンワールドを
物質的ワンワールドとして
作り上げ変えようとしてるのは
一体誰なんでしょうか?
答えは分かりません。
ここまで読んでくださってありがとうございました😊