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ドヤ顔の『図工5だからね』


私の彼氏はものを作るのが得意なんですよ。
大きい手なのに細かい作業をするのも上手で、

私もそこそこ手先が器用な方なのに、私が得意としている作業ですら後から始めた彼のほうがひょひょいと終わらせてしまうことも。

おいおい、そりゃないぜ?
こちとら何ヶ月も前からやってんだぜ?ってことだって彼にとってはお手のものだ。

容量もいいのだろう。

それを横から見ている私は
『えー、すごい上手に作れるね〜』とよく言うのだが…

そうしたら、大体の確率で
『俺、図工5だからね!』
とドヤ顔もドヤ顔で答えてきます。

可愛いかよ。

図工で例えちゃうんだ…。可愛いかよ。
はじめに「図工5だからね」宣言されたときは
久々に図工という単語を聞いたよ?お姉さん。というお気持ちになりましたとも。

料理を一緒に作るときだって、
率先して私より作業をしているときに褒めると言ってきます。
『図工5だからね!』

特に私が苦手なじゃがいもの皮むきのときに褒めるとドヤ顔で言ってくる。

図工5だからキレイになおかつスピーディーにじゃがいもの皮剥けちゃう。
だって図工5だから。そう。5だからね。

家庭科じゃないんかい!って突っ込みたくなるけど、図工なの。図工で例えちゃうの彼は。

ちなみに家庭科は3か4だったらしい。

そんな図工が5の彼は当たり前に創作するのが好きだ。
紙飛行機とか小さいものから家具作りなどの大きなものまで。

今日は引き出しをDIYしたと画像が送られてきた。

100均のものですべて作ったらしい。
流石図工5の彼である。
お上手。

続いては私が作ったやつ。

見比べてもわかるように、
母の家で作ったやつの上位互換みたいなのが送られてきたよね。

それを見た
私の心は
もうニャンちゅう。

う゛ぉお゛ぉ゛ぉ゛お゛ん、
すごいんだに゛ぁぁ゛あん!

そんなニャンちゅうを押し殺して私は彼に
「流石図工5だね。」といつもどおり褒めるのだ。

そして、彼からのどやどやの「でしょ」を頂いたのであった。

…ってか何回、
図工5って言うんねん…。



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お茶。(おちゃまる)
こんな私をサポートしてくれるなんて… 神なのですね…。 期待に答えられるようにがんばります。 …無理はしない程度に。

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