【メンバーインタビュー #12】「思いやり溢れる組織でありたい」チームをサポートし続ける裏にある思い
今回はシステムの設定を行うプロダクトサポートより、二人目のアサインメンバー(=リーダー)であるなべさん(*)のインタビュー。
ひたむきにメンバーに向き合い、「話すと安心する」と社内から厚い信頼を集めるなべさん。これまでの経験や、どんな思いでお仕事に向き合っていらっしゃるのかお話を伺いました。
(*)今回はニックネームでの登場です。
💡プロダクトサポートについては以下のインタビューもご覧ください!
◼︎大変なこともあったバックオフィス時代。TECO Designなら同じ境遇の人を助けられるかもしれない
ーまずは、TECO Designに入社するまでの経歴を教えてください。
TECO Designに入社するまでに2社経験しているのですが、一社目はコールセンターを運営する会社で、経理を軸に給与計算やアルバイトの採用面接、社長秘書など「ひとりバックオフィス」としてさまざまな業務を経験しました。
従業員の大半がアルバイトで、しかも紙のタイムカードで勤怠集計を行っていました。タイムカードに実働時間記入して給与ソフトに打ち込んで給与計算して、会計ソフトでも仕分けを行って…と、ものすごく大変な経験をしました。その会社に今扱っているシステムを導入したいくらいです。
2社目は経理に絞って3~4年ほど勤めましたが、年齢や今後のキャリアのことを考えて転職を決めました。
ー面接当時のTECO Designの印象はいかがでしたか?
前職の同僚にTECO Designを紹介してもらい、杉野さんと何回か面談を重ねました。
当初は「導入支援」が何なのかイメージが湧かなかったのですが、1社目で300人以上のタイムカードに労働時間を手書きして…というような作業が大変だったので、「同じような境遇の人を助けられる仕事なんだな」というのが率直な感想でした。その反面、自分自身ではシステムの設定をやったことがないので「それらを全て覚えて扱えるようになるのか」という不安はありました。
それでも「ここだったら大丈夫」と思ったエピソードがあります。
初めて杉野さんと生でお会いした時に、「私中卒ですけど大丈夫ですか?」って聞いてみたんです。すると「え!そうなの!全然気にしてなかった!」と返ってきて。
そこで、学歴とか肩書きではなく、人柄を見てくれているんだなと感じました。気にしていたのは私だけだったんだなと。
私の一番の働くモチベーションは「誰かのため」なので、「こんな人や会社のために働きたいな」とその時に思いました。
職種は大幅に変わりますが、黙々と作業をするという点では変わらないし、これまでの給与計算や年末調整の経験は活かせるだろうという期待もありました。
ー実際に入社してみてギャップを感じることはありますか?
「思っていたよりも難しかった」というのが一番です。
一社目では残業代や割増率という概念がなく、法定外残業や休日出勤など、割増にもこんなに種類があるのだということを初めて知りました。
給与も、手当の数や種類が会社によって異なりますし、課税対象、非課税対象の手当など、最初はとても苦労しました。正直なところ「少しはできるかな」と思っていたので(笑)
会社に対してはよくも悪くもギャップを感じていませんね。入社前に感じていた印象そのままです。
ー先ほど「誰かのために働くことがモチベーションになる」とおっしゃっていましたが、どういった思いがあるのでしょうか?
普段、自分が所属するプロダクトサポートチームのメンバーに対しては「なべがいれば大丈夫」と思っていて欲しいと願っています。それは責任感が強いからということではなく、純粋にチームのメンバーが好きだし、守りたいからであり…。最後の砦みたいな存在になりたいです。
そのスタンスがたまに辛く感じる時もありますが、私にはいざという時に頼れる上長もいます。一方的ではなく、背中を預けあえる状態がいいですね。
ただ、おせっかいがすぎてしまう時もあるので、それがメンバーの成長の妨げにならないか心配な時もあります。
ー今年の上期総会ではMVPを受賞されましたね!6期上半期のプロダクトサポートチームはTECO Design創業史上最も忙しかったと言われています。
そんなチームをひっぱり、支えた部分が評価されたかと思いますが、いかがでしょうか?
プロダクトの知識にも長けているわけではないので、業務の貢献度としては他のメンバーの方がもっと高いはずなんです。しかも、この1.2年で人数もものすごい勢いで増えましたし、大阪からフルリモートで働いているので、普段杉野さんと直接コミュニケーションをとることが多いわけでもなく。
単純な仕事の貢献度だけでなく、いろんな視点からメンバーを見てくれているんだなと感じ、とても嬉しかったです。次回もとるつもりでやっていきたいと思います。
◼︎安心感のある、思いやりに溢れた組織でありたい
ー普段の業務内容を教えてください。
プレイヤーとしてシステムの設定や検証を行うほか、アサインメンバーとしてチームのタスク管理、メンバーの育成なども行っています。
TECO Design全体でいうと出社しているメンバーが大半ですが、プロダクトサポートはほとんど全員がフルリモートで、全国各地から働いています。なので、SlackやBizer team、毎週発生するオンラインミーティングでコミュニケーションをとります。
私以外にアサインメンバーとして入っているうめもんは、私よりもプロダクトの知識に長けており、作業も早く、ITリテラシーも高い、いわばチームのの頭脳です。それに対し、私はメンバーの精神面におけるサポーター。
うまく役割を分担してメンバー全員の業務の質を上げながら、プロダクトサポートの一員として、導入支援部門の一員として、ひいてはTECO Designの一員として、一番思いやりを持てるチームに育てていきたいです。
ーなべさんの思う「思いやり」とは、具体的にどんなものでしょうか?
いつもと様子が違う人がいたら声をかけてみるといったこともそうですが、プロダクトサポートチーム内でよくある「今手が空いているのでタスク振ってください!」という声掛けは思いやりの象徴だと思っています。
1つの案件にアサインされるのは2~3名で、なおかつほとんどがリモートなので、全員が各案件や個人のタスクの進捗をリアルタイムで把握するのにはどうしても限界があります。
そんな中で「チームのために」と手を上げてくれるのは業務的にも助かりますし、何よりその気持ちがとっても嬉しいです。
あとは、カスタマーサクセスがクライアントとやり取りをしやすくするための準備ですかね。カスタマーサクセスからクライアントへメールを送る時に、文言の修正が少なく済むように意識した申し送りを考えたり。その補足として、テキストだけでなく資料を添付するメンバーもいます。
コミュニケーションだけでなく、お客さんがより運用をしやすいように先を見据えて設定方法をこちらから提案をすることもあります。
社内外問わず「組織とプロジェクトが円滑に回るために小さな立ち回りを重ねる」ということが共通しているかもしれません。
やりたい気持ちは山々ですが、実際は半分できていれば良い方かなとという感じです。
今はしっかり時間を取らないとできていませんが、これを時間をかけなくても当たり前にできるように、業務の流れに染み込ませることが必要だと思っています。
ー今後、TECO Designをどんな会社にしていきたいですか?
リモートで働くプロダクトサポートのメンバーを見ていると「みんな出社・フルタイムでは働けないけど、こんなにポテンシャルのある人たちなんだよな」と感じます。少し違う環境だったらキャリアに妥協しないといけなかったかもしれないと思うともったいない!
なので、これまで環境や事情などで仕事を諦めていた人たちが、自分のキャリアを諦めなくても良いような会社であり続けて欲しいなと思います。
いつ結婚しても・子供が生まれても・遠くに引っ越すことになっても「やめなくていい、続けられるんだ」という安心感はこの先も必要ですね。
そのためにも、精神面でのサポーターであり続けたいです。もちろん、実務能力も知識も伸ばしていきます!
インタビュー:2024年10月
サムネイル:@zepeto_jp
なべさんが登場するうめラジはこちら💁♀️
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