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【メンバーインタビュー #11】後悔のない選択を続けた先でたどり着いたTECO Design

TECO Designのセールスは、お客様に具体的なご提案をするフィールドセールスと、受注後のお客様にプロダクトの設定方法をリアルタイムでレクチャーする導入コンサル(以下:PP(Partner Programの略))の2つに分かれます。

今回は、そんなPPを担当する木下千晴さんのインタビュー!
実は、ゴーストキッチンの経営・ひとりコーポレートなどを経験している異色の経歴の持ち主。
これまでの経験から今のお仕事について伺う中で、大切にしたいことや価値観なども見えてきました。


💡PPについては以下のプレスリリースもご覧ください。

木下 千晴(セールス PPチーム)
「自力で働いてみたい」「自分にない力を得たい」という思いから飲食店勤務を経てゴーストキッチンを開業。調理から経理業務まで経験。
閉業後、企業のひとりコーポレートを経て2024年3月にTECO Designにジョイン。現在はPPチームでfreeeシリーズの導入コンサルティングに従事、7月の上期総会では新人賞を受賞。
いつどこでも寝れることが取り柄。ホワイトノイズを聞きながらお昼休みもしっかり休んでいます🎧



◼︎TECO Designに入社するまでの挑戦の数々

ー突然ですが、木下さんは「早く働きたい」という思いから大学を中退し、社会人としてのキャリアを始められています。そこにはどんな背景があったのでしょうか?

高校生の頃、大学受験を見据えて進学先を決めようにも「この大学にいきたい!」というのがあまり湧かなかったんです。とりあえず実践的なことを学ぼうと思い経営学部に進学したのですが、やっぱり座学よりはやった方が早いなと感じてしまい…
この後にも繋がるかもしれませんが、当時は「会社員になりたくない」という気持ちがものすごく強くて。特にチャレンジ精神もなくひとつの組織だけに居座るだけで終わってしまうことが嫌だったので、「会社員にならないのであれば、今大学に行く意味ってあまりないかも?」と考えて働き始めました。実践を積んで、技術とかそういうものを早く身につけたいみたいな気持ちが大きかったです。


思い立ったが吉日ですね。その中でなぜ飲食業にフォーカスしたのでしょうか?

飲食にフォーカスしていたわけではなく「会社員になりたくない」「自由に働きたい」みたいな気持ちが念頭にあって。当時アルバイトしていた和食屋さんのオーナーの元でだったら働きたいなと思ったのが飲食に飛び込んだ理由です。学生と兼業していた時期を含めて6〜7年ほど働きました。

もともと職人さんみたいな、技術も継続力もあってコツコツ積み重ねられる人にものすごく憧れがあって。オーナーはまさに職人気質の方だったので、そこで働けば自分に足りない力を伸ばすことができるんじゃないかと思いました。


ー実際に念願のお仕事を始めてみていかがでしたか?

最初はひたすらに楽しかったですが、やはり体力勝負の職業なのでワークライフバランスといったところで一番きつさを感じてしまいました。あとは職人気質に憧れて始めたものの、やっぱり向いていなかったです(笑)向いていないことはどんなに伸ばそうとしても伸びないですね。
ただ、そもそもの発端は「会社員ではなく個人で働いてみたい」だったので、そこについてはまだ諦めがつきませんでした。
ここまで飲食でやってきたのであれば一度自分でやってみるのもいいかなと思い、ゴーストキッチンを開業しました。


▲当時、実際に提供していたメニュー


ーデリバリー専門の飲食店を開業されたんですよね!自力で全てやってみるというのはかねてからの夢だったかと思いますが、いかがでしたか?

仕込みから調理から、オーダーや売上管理、経理を全てひとりでやるのは本当に大変でした。そもそも仕込みが体力勝負なので、会計で頭を使う余力が残らないんですよね。
開業した時期がちょうどコロナ禍と重なったので始めた時期としてはよかったのですが、今後続けられる自信がなく、2年弱で閉業しました。
ただ「自力でやってみたい」という夢は叶ったので、本当にやってよかったと思っています。


ー大変ではあったけど貴重な経験をされたんですね。その後、企業でひとりコーポレートを経験し、TECO Designへジョインされています。

ゴーストキッチンを閉業するタイミングで誘いを受けて、知人の会社でいわゆるひとりコーポレートをとして契約書作成などの労務周り、会計業務を回していました。
一年間の業務委託でその後就職をしようと決めていたので、並行して就職活動をしていました。


ー当時の就職活動の軸はどんなものだったのでしょうか?

「PCひとつでできる仕事」ということに重きをおいていました。飲食ってかなり場所に縛られやすい仕事なんですね。場所の許可を取るのも大変ですし、どこも気軽に行けないという不便さも感じていたんです。
自分には営業が向いているだろうと思い、不動産業界も含めて色々みていたのですが、これまでやっていた労務やバックオフィスというのも選択肢の一つなんじゃないかと考えるようになりました。

そんな中、求人サイトでTECO Designを見つけて「ここで働こう」と思いました。直感だったので明確な理由があったわけではないのですが、求人やサイトに掲載している内容や言葉選びから出る雰囲気や価値観にものすごく惹かれました。入社してからも特定の仕事に縛られずに幅広く、いろんな経験を積めるんだろうなというイメージが沸いたことも魅力的でした。
面接中に現在の職種であるPPを案内してもらい、どんなことをやっているかなどのお話を聞いて「確かに自分に向いているかもな」というイメージが沸きました。


◼︎導入コンサルを必要としている人は世の中にたくさんいる

ー今はどんな業務に従事していらっしゃるのでしょうか?

大きく分けて2つ、freee人事労務・freee会計のPPと一部BPaaS案件の設定代行窓口を担当しています。PPは人事労務がメインで、会計は少しずつ経験を積んでいます。
BPaaS案件のプロダクトはfreeeに限るのですが、カスタマーサクセスと同じようにプロダクトサポートとクライアントの中間に立って、設定要件詰めや進捗の管理などを行っています。PPで口頭でレクチャーするのとはまた違った角度から、プロダクトの理解はどんどん深まっています。

freeeはユーザーが設定する際に導入コンサルを受けなかったら、自分でヘルプページを調べて進めていくしかないんです。自分も過去にユーザーとしてfreeeシリーズを使用したことがあり「これでいいのかな?」と不安になったこともありましたし、そういった経験も踏まえてやっぱり世の中に必要とされている仕事だなと思っています。



◼︎ブレない軸は、組織にポジティブな影響を与えること

ー日々のお仕事の中で何か心がけていることはありますか?

普段から思考メモを取るようにしていて、その中に明確なものがいくつかあります。
ひとつは「常に笑顔で ポジティブな言動がポジティブな組織を作る」
これは行動分析学の本に書いてあったのですが、かなり心がけています。

もうひとつ、あまり意識はしていませんが、具体と抽象でいうと物事を抽象的に見るようにはしているのかもしれないですね。
例えば「年末調整の案内をしないといけない」という業務が発生したら「そもそもなぜ年末調整をやるのか」という基本的な部分から追います。そこを理解してないと案内もできないので、概要を説明できる状態にしておくというか、全体像を理解しておくことは大事かなと思います。

あとは、自分の生き方として特定の組織に依存しないようにしています。特定の組織にフィットしすぎると、 無意識のうちにその組織の価値観に染まっていくのでいいところも課題も見えなくなってくるのが当たり前になってしまうんですよね。だからと言って何でもドライに接するのではなく、友人や家族、趣味などさまざまなコミュニティに関わることでそれぞれ異なる雰囲気や役割に触れています。
側から見るとマイナスにも捉えられがちな内容ですが、巡りめぐって組織の中でのパフォーマンス向上に繋げたいと思っています。


ーご自身についても積極的に発信していらっしゃいますよね。業務が被っていなくても、Slackを見るだけでどんなことをやっているのか・どんなことにつまづいているのかがわかります

かなり意識的に発信するようにはしています。
組織で仕事をする上で「確認され待ち状態」って一番よくないことだと思っていて、常に「今はこれをやっています」「これができます」といったステータスを発信しています。
そうすると他の人が仕事を振りやすいですし、確認工数も省けますもんね。
それだけでなく、プラスの感情も惜しみなく伝えています。単純に嬉しいですし、わかりやすく褒め合うことでその後の行動にも良い影響を与えられていると思います。


▲Slackより 周囲はもちろん、自分で自分アゲていくことも同じくらい大事


ー最後に、TECO Designについても教えてください。どんな時に「TECO Designらしさ」を感じますか?

やはり会社全体にある「心理的安全性の高さ」ではないでしょうか。
周りにヘルプを出した時に、それをそのまま受け入れられるかはさておき「まずはみてくれる」「一緒に考えてくれる」が挟まるだけで安心感は格段に上がります。そして、その周りが知識も経験も豊富なので、より特化した知識をつけることができているという自負にも繋がります。

何より、それぞれが持つ個性や人間らしい部分を「いいね」と言ってくれるところも好きです。自分自身のことを認めてくれるからこそ、より「頑張りたいな」という気持ちになります。


インタビュー:2024年8月


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