日本の畑でカカオ栽培から始めたチョコレートをバレンタインデーで渡すという夢を叶える方法【購入方法あり】
結論
小笠原諸島産のカカオを使ったチョコレートは販売されている。
キットカット、東京カカオで購入できる。
ガーナ産チョコレートとブレンドされているため、純粋な味は不明だが、ラズベリーに似た酸味が感じられ、苦味は抑えられている。
バレンタインデーの準備の参考にしていただけると嬉しいです。
バレンタインデーまで残り27日。デパート、ショッピングモールでは、1月下旬からチョコレートがズラリと並びます。日本だけではなく、フランス、ベルギーなど、普段お目にかかれない世界各国のチョコレートが現れます。
2月14日に投稿しても、バレンタインデーには間に合いません。2024年は、カカオから育てたチョコレートを渡したいという夢を叶えるための方法についてお話ししました。
2025年は、そんな夢を実現させるために記事を書きます。
日本でカカオ栽培はできるのか?
チョコレート作りは、原料となるカカオを栽培するところから始まります。カカオの産地といえば、ガーナ、コートジボワール、ベトナム、ブラジルなど、赤道に近い国が多いです。カカオはデリケートなため、栽培できる条件が厳しいです。日本でも、栽培できるのでしょうか?
カカオ栽培にピッタリな5つの条件
北緯20度〜南緯20度に位置する。
平均気温27℃以上かつ1年通じて気温が安定していること。
日照時間の平均が1日5~7時間程度。
降雨量は年間2,000mmを超える。
土は粘土質を抑えたサラサラで、水はけの良いものがよいこと。
小笠原諸島では、カカオ栽培が実現している。
北緯20度は、沖ノ鳥島の南を通ります。日本は北緯20度より北にあります。
しかし、八重山諸島、小笠原諸島は熱帯気候にギリギリ入ります。気温は低いですが、降水量はカカオ栽培に適した気候に近いです。
小笠原諸島にある母島では、カカオが栽培されています。カカオ栽培が始まった理由は、平塚製菓社長の平塚正幸さんが、「東京で育ったカカオを食べてみたい」という夢を叶えるためです。平塚さんは、2003年に東京でカカオを育てるという構想を立てました。まずは、ガーナでカカオ栽培を学びました。帰国後、2010年、小笠原諸島母島でカカオ栽培の挑戦が始まりました。土を作るところから始まりました。カカオ栽培に最適な環境を創る克服するため、ハウス栽培を取り入れました。2013年、初めてカカオの実が収穫できました。2015年、チョコレートを作るところまで到達し、2019年、販売できるようになりました。
2019年から数量限定で小笠原産のチョコレートが販売されています。一方、八重山諸島では、ロイズによって、カカオ栽培に挑戦しています。
小笠原の畑でとれたチョコレートを買う方法
日本の畑からつくったカカオを使ったチョコレートは、貴重なため、手軽に買うことができません。デパートのバレンタインデー展でも見ることができません。
キットカットまたは東京カカオから注文すると、日本の畑から作ったチョコレートを味わうことができます。(2025年1月18日現在、東京カカオは受付休止中。)価格を抑え、より買いやすくするため、2023年は、小笠原産カカオ29%とガーナ産カカオ71%をブレンドさせて作っていました。
キットカット東京カカオ
TOKYO KAKAOのチョコレートを使ったキットカットも販売されています。小笠原産カカオ29%が配合されています。5日程度で届きます。数量限定でAmazonからでも購入可能です。
東京カカオ
東京カカオと名付けた理由は、小笠原諸島が東京都にあるからです。2024年はカカオが不作だったため、12月に入ってから、受けつけしてません。2025年のバレンタインデーには味わうことができません。2026年に期待しましょう。
日本の畑で栽培したカカオで作るチョコレートを味わった
東京カカオのオンラインショップから、2023年版のチョコレートを買いました。ラズベリーに似た酸味が感じられました。マイルドな風味で、苦味などは感じられませんでした。100%ガーナ産のカカオを使用したチョコレートを味わってから、食べると、ちがいが見えていきます。
まだバレンタインデーで渡すチョコレートを決めてない方は、一つの参考として、日本の畑でカカオ栽培から始めたチョコレートを渡してください。喜ばれるでしょう。自分へのごほうびとして、購入することもよいです。
バレンタインデーは、チョコレートのお返しとして、ホワイトデーに渡すと、喜ばれそうなスイーツについて話します。