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Slackメンタルヘルスワークショップレポート

 こんにちは。TechDoctor社内心理士(師)です。
 五月病・六月病の話題を耳にする今日この頃。社員が組織に対する所属感や信頼、責任感や貢献感を持って仕事に向っているか、ヤキモキしてしまうようなことないでしょうか?ただ、もどかしさから感じる不安や苛立ちから属人的に働きかけても、生産的にならないことは容易に想像されます。組織のメンタルヘルスは、俯瞰して構造を眺められる専門性を持った第三者に任せることが大切です。
 今回は、TechDoctor社内心理士による、雇用契約や役職問わずリモートワークでも参加しやすい、Slackを使ったメンタルヘルスワークショップの社内の取組みについてご紹介します。専門家による新しいメンタルヘルスマネジメントの在り方の一つとしてご参考ください!

Slackワークショップ進め方

SB用SlackWS:ストレスマネジメント

 メンタルヘルスマネジメントに役立つストレスの心理学をテーマに実施しました。構成は一般的なワークショップと同じで、知識のインプットとそれに基づくアウトプットと共有です。
 Slackワークショップでは、スライドを視覚情報として添付しつつテキストで説明を加えてインプットを行いました。そして、社員がインプットの内容に関連する内省的アウトプットをスレッドに返信する形で行えるようにしました。社員がアウトプットした内容については、社内心理士がフィードバックコメントを返しました。全4回の構成で、週2回決まった曜日・時間に投稿し、次のワークショップ内容の投稿までの答えやすいタイミングに返信可能な構造にしました。

ワークショップ概要紹介

第一回の内容

SB用SlackWS:ストレスマネジメント (1)

SB用SlackWS:ストレスマネジメント③

ストレス概論2

ストレス概論3

 導入として、答えやすく自分ごとにしやすい問いかけを行いました。そして、社員各々から挙げられたものは、ストレスの元となるストレッサーとストレッサーによって生じる心身の症状であるストレス反応に分けられると触れ、一方で捉え方(思考)については挙げられなかったことについて言及しました。

第二回の内容

SB用SlackWS:ストレスマネジメント (4)

SB用SlackWS:ストレスマネジメント (1)

SB用SlackWS:ストレスマネジメント (3)

  2回目で改めて、ストレッサーとストレス反応それぞれの書き出しのワークを行いました。想像以上に、ストレッサーもストレス反応も人により多様であることがわかりました。また、引っ越しや昇進、結婚等喜ばしいことでもストレッサーになりうるという説明も加えました。

第三回の内容

SB用SlackWS:ストレスマネジメント5

SB用SlackWS:ストレスマネジメント7

SB用SlackWS:ストレスマネジメント8

SB用SlackWS:ストレスマネジメント 10

 3回目は、ストレスマネジメントについて、最も重要な捉え方(思考)について扱いました。考え方のクセをキャラクター化したものを用い、考え方のクセを自己分析できるようにしました。”なくて七癖”なのは思考も一緒で、これまでもふまえて、ストレスの全体像を俯瞰し、自分の傾向を認め知っておくことの大切さが伝わるようまとめました。

第四回の内容

SB用SlackWS:ストレスマネジメント4-1

SB用SlackWS:ストレスマネジメント4-2

SB用SlackWS:ストレスマネジメント4-3

SB用SlackWS:ストレスマネジメント4-4

 最終回では、ストレスとの付き合い方についてブレストする機会を設けました。ストレスの付き合い方はレパートリーが多いほうがよく、シェアし合って取り入れられるようにすることを狙いとして行いました。そして最後に、人に頼ることも大切なストレスとの付き合い方であり、今回のワークショップで学んだことを受け、一人でなんとかしようとするのではなく、相談することも立派なストレスマネジメントだと伝えて、締めくくりました。

参加した社員の様子

 社内で行ったワークショップでは多くの社員が毎回参加していました。一方で、自己開示的な内容になってくると投稿が憚られるとの声もありました。今後は、個々人にワークシートを渡し一人でじっくり考えてもらえるようにしつつ、シェアしても大丈夫そうな浅いものを選ぶように教示したり、もっと単純に答えられる内容に変更する改善点が必要そうです。ワークショップ参加までのニーズのヒアリングと案内の仕方も含め、場づくり等のオンボーディングの工夫と、簡単ながらニーズを押さえた参加のモチベートができるようなワークショップ内容のレベルの調整を行う予定です。

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 より詳しい情報をお求めの場合、お気軽にお問い合わせください。noteでは、企業のメンタルヘルスマネジメントの参考となる情報提供を引き続き行います!
 また、弊社ではウェアラブルデバイスのデータを活用した様々な取り組みや研究を行っています。ご興味ある方は是非お気軽にご連絡下さい。
TechDoctor株式会社:https://www.technology-doctor.com/


SB用SlackWS:ストレスマネジメント 出典


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