本当に「三方よし」が叶う場所と出会えた|コンサルタント下村が見つけたテックビズのでのやりがい
「TECHBIZ STYLE」では、株式会社テックビズで働く仲間を紹介しています。テックビズで活躍するメンバーは、どんな理由で参画を決め、どんな思いで働いているのでしょうか。
今回は、大阪支社でエグゼクティブコンサルタントとして活躍する下村雅生さんのインタビューをお届けします。
下村雅生(Shimomura Masao)/ エグゼクティブコンサルタント
公務員を諦め、フリーターからのスタート|このままでは終われない精神で多事業にチャレンジした20代
——高校卒業後は公務員の専門学校に進学されていたんですね。
はい、高知県出身で、専門学校に進学するタイミングで大阪に上京しました。
田舎で育ったので、当時はとにかく地元を離れて都会で仕事をしたいと思っていたんです。ただ、高校生の時は将来やりたいことや具体的な目標がまだ決まっておらず、思いついた先が公務員だったんです。まずは国家公務員2種を目指す専門学校に通う選択肢を取りました。
——その後は公務員ではなく一般企業に就職をされていたんですね。
国家公務員試験はなかなか難しく、公務員自体がなりたいものなのかもわからず、心の底から目指していたわけではありませんでした。そのため、最終的には国家試験に受かることはできず、公務員は諦めることになりました。
ただ、民間就職も考えていなかったため、他にいきたいところ、やりたいことも見つからず、卒業後の半年間は居酒屋で働いたり、フリーターみたいな生活をしていましたね。
このままではよくないなと思っていた頃、知人から誘われたイベントで固定通信回線の営業職を紹介されました。フリーターのままで終わる気もなかったので、いい機会だと思い、そこからほぼ新卒のようなかたちで入社し、営業職のキャリアをスタートしました。
——会社員時代は営業成績で1位をとられたりもしていましたが、どんな社会人でしたか?
仕事は頑張っていましたが、効率よく仕事をこなすよう心がけていました。いわゆる、定時できっちり帰る系のサラリーマンでしたね。
ただ入社初日から上司と喧嘩するくらいには尖っていましたね。今思うと自分も子供だったので、なんてことない内容だったんですが、その上司への反骨精神もあり、入社当日に「絶対にここで数字を出してやる」と思ったことを覚えています。
実際、その後は定時で帰りつつも、数字にこだわってストイックに仕事をしていました。
元々、原因を分析してトライアンドエラーすることは苦ではなかったので、おかげで全国で営業成績1位をとるまでに成長できました。
——すごいですね!その後も下村さんは20代でさまざまな仕事に挑戦されていましたよね。
そうですね。当時から「普通のサラリーマンで終わりたくない、このままでは終われない、何者かになりたい」といった漠然とした思いがあったんです。なので、副業で自分で営業代行をしていたり、イベンターをしたりもしていて、本業以外の時間のほとんどを別の仕事に当てていました。その過程でテックビズの岡本さんと出会ったんです。
業界未経験からの挑戦|全ての副業を辞めてテックビズに参画した下村の覚悟
——テックビズに参画を決めた理由を教えてください。
テックビズに参画を決めたのには2つの理由があります。
1つ目は、大阪支社の立ち上げの舵をきる岡本さんの姿に感銘を受けたからです。当時から関西で業績を勢いよく伸ばしていたテックビズで、関西支店を立ち上げから率いている岡本さんのもとで働けることは、自分の今後にとって非常に良い経験になるのでは、と感じました。
そして2つ目は、ITというこれから伸びていく領域で、新しいスキルを身につけつつ、しっかりと自分の力で収入を増やせるようになるのではと考えられたからでした。未経験領域の業界でしたが、今後の伸び代が大きかったこと、テックビズの成果に対して報酬でしっかりと対価を支払うというスタンスに魅力を感じたことから、個人として稼ぎつつ、ビジネスの場で戦っていくためのスキルが身につくイメージを持てたことが大きかったです。
——当時はさまざまなことに挑戦されていましたが、他の全てのお仕事をやめてテックビズに参画されたと伺いました。テックビズ一本に絞られた経緯を伺えますか?
はじめは、単純に副業としてIT業界のスキルが身につきそうだな、くらいにしか思っていなかったんです。
ただ、岡本さんに「テックビズに参画するなら今やっていることを全部辞めて、覚悟を決めてほしい」と言われたんです。
正直、当時は本業に加えて副業をいくつかやっていて、全てをやめることにためらいはありました。しかし、今の会社と副業での報酬やスキルの上げ幅に限界を感じたこと、岡本さんに紹介したITフリーランスの方の生活が豊かになり、本当にその人のためになる仕事だという実感がもてたことをきっかけに参画を決意しました。
岡本さんの言葉のおかげで、そしてテックビズの仕事は本当にお客さんのためになれているという実感が持てたおかげで、他の全ての自分の副業を捨てる覚悟がもてましたね。
——2020年1月にテックビズに参画されてからの業務内容を教えてください。
参画してからは、法人営業をしていました。2020年はちょうどコロナが流行し始めた年で、大阪府のまん延防止等重点措置などもあったので、なかなか案件が見つからず、本当に苦労しました。エンジニア歴5年目のITフリーランスの方でも、就業できる案件がなかったくらいです。
案件を獲得するため、1日に100件ほど企業に電話をするくらい必死でした。とにかく、全ての副業を投げ打って参画した覚悟を胸に、挑戦し続けました。当時は、会社帰りに夜道で泣きそうになるくらい苦しかったですね(笑)
ただ、やることはコロナでもそうでなくとも変わらず、自分が決めた目標を追い続けるだけでした。自分がコントロールできる数字に向き合い、トライアンドエラーを続けたことで支店の数字も回復していきました。
また、私自身IT業界が未経験でしたし、知識が浅いうえになかなかエンジニアの方のご紹介をもらえなかったので、営業を始めた当初はかなり大変でした。
営業をしている中でわからないことがあれば、営業後に調べて勉強して次の営業に生かす、この繰り返しの中で、徐々にIT業界の知識をつけていきましたね。IT系の雑誌なども読みあさり、ひたすら毎日新しい情報をインプットしていました。
ITフリーランスの味方であり続ける|コンサルタントとしての仕事におけるやりがい
——テックビズで働くコンサルタントとして感じているやりがいを教えていただきたいです。
とにかく、心の底からITフリーランスのために尽力でき、エンジニアやIT人材の方々の働き方を変え人生を豊かにするお手伝いができた、と実感できるところですかね。
中小企業に勤めているエンジニアの方は、給与が比較的低く4年ほど働いても手取り15万円未満の方も多いんです。給与面でストレスを抱えている方も多いのですが、ITフリーランスになることで、収入を増やし、スキルアップし、生活に余裕を持てるようになった方がいらっしゃいます。実際、ITフリーランスになって生活が豊かになり、泣いて喜んでくれた方もいて、そんな時はいつも、テックビズでコンサルタントをしていてよかったなと思います。これからも多くのITフリーランスの方に寄り添っていきたいと考えていますし、最終的にはフリーランスの方々の人生を豊かにしていただきたいと考えています。
——下村さんは普段のお仕事のなかで、大切にしていることはありますか?
細かな気遣いを積み重ねて信頼関係を築くことと、第三者の目線で的確な対応をすることを大切にしています。なんでも気軽に話せるようなフラットな関係性を築きたいんです。
ITフリーランスの方とお話しする際は、「ITフリーランスの味方である」という自分のスタンスを崩さず、しかし、あくまでも自然体でお話しすることを心がけています。困った時に、あの人なら信頼できるから相談したい、と思われる人であれるように日頃から意識しています。
一方で、クライアントとの信頼構築も大切でなければなりません。クライアントとITフリーランスの間にトラブルが起きた時も、事態を真摯に受け止めつつ、なぜトラブルが起きてしまったのか原因を第三者の目線で調べ、はっきりさせることが重要です。その上で、どちらかの意見だけに偏らず、それぞれが「トラブルに対してどのように考えているのか」もヒアリングしたうえで中立的に接するようにしています。
——チームのメンバーと仕事をするなかで、大切にしていることは何でか?
自身が大切にしていることともつながるのですが、メンバーとは「ITフリーランスの働き方を変える前に、まず自分たちが働き方を充実させることが大切」と話しています。自分自身の働き方や仕事への考えが豊かになることで、ITフリーランスのお仕事探しにおいても、良い成果を生み出すことができるのかなと思っています。
テックビズに参画しているメンバーのなかには過去に起業や独立をして、失敗した経験を持っている方もいます。それでもテックビズに参画してからは、失敗した経験をバネに、諦めずに自分の夢や人生の目標を追いつつ、会社や組織の目標に対してもモチベーション高く取り組んでもらいたいと思っています。なので、個人として私生活の目標も応援しつつ、会社の業績を上げてもらえるようメンバーに寄り添うことを大切にしています。
頑張っているメンバーに対しては、報われてほしいという気持ちがありますね。なので、メンバーの業績が上がると、自分ごとのように嬉しいです。
夢を持つ、個性あふれる仲間たちと業界No.1を目指す|テックビズの魅力
——テックビズで一緒に働くメンバーは、どんな人が多いですか?
テックビズは、自主性や向上心が高いメンバーが多いだけでなく、個性豊かな方がたくさん在籍していて、多様性のある環境だと思います。
ほとんどの会社では方向性が決められていて、同じ職場の人は、性格や思考性が似たり寄ったりになるケースも多いと思います。テックビズのメンバーは個人で追いかけている夢や求めるライフスタイルが違っていても、スローガンである「働き方を変え、世界を変えていく」ことを一緒に目指して仕事に打ち込んでいる感覚があります。夢を持っている方、そしてその叶えたい夢に対してまっすぐな方が多いです。
——今後、テックビズはどのように成長していくと思いますか?
会社の根本的な部分はずっと変わらず、この「働き方を変え、世界を変えていく」というスローガンを体現し続けていくと思いますし、自身もそうしていきたいと強く思っています。
ただ、メンバーが増加し、テックビズに参画するITフリーランスも増加している今、スローガンの達成のため、組織として次のステージに行くために、会社全体が次の成長期を迎えていると感じています。
さらに多くのITフリーランスの方の働き方を変えるため、この組織の一体感をより強固にできるよう、メンバー同士協力しあうことが重要になってくると考えています。テックビズが業界1位を目指すうえで、まずは大阪支社で、チーム一丸となって関西エリアの業界No.1を獲っていきたいです。
おわりに
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