まずは「自分よし」でいい|「人生って面白い」と語る尾高が目指す次なる目標とは
「TECHBIZ STYLE」では、株式会社テックビズで働く仲間を紹介しています。テックビズで活躍するメンバーは、どんな理由で参画を決め、どんな思いで働いているのでしょうか。
今回は、テックビズのエグゼクティブコンサルタントとして活躍している、尾高友義さんのインタビュー記事をお届けします。
尾高友義(Odaka Tomoyoshi)/ エグゼクティブコンサルタント
「独立したい」という思いを抱えたまま会社員に|閉塞感から抜け出す方法を模索する社会人生活
——ファーストキャリアはみずほフィナンシャルグループを選ばれていますが、どのような理由だったのでしょうか?
世界情勢を知ることができる環境で働きたかったというのが大きな理由です。学生時代から「独立したい」という漠然とした思いがあったのですが、実力も経験もなく、まずは社会を知ろうと考えました。
銀行でファンドマネージャーや証券アナリストとして働くことで、世界中の企業の情報や経済の流れなどを知ることができれば、どんな道に進むとしても役立つだろうと考えたんです。みずほフィナンシャルグループでは、ファンドマネージャーのサポート業務に従事し、世界中の金融市場や情勢を調べて、レポートにまとめる業務を担当していました。
——独立したいという思いを抱いたのは何がきっかけだったのでしょうか?
小さな頃、あまり同世代のコミュニティに馴染めずにいて、漠然と「このままの自分だったらまずい」と焦っていました。
また、周りの一部の大人、特にサラリーマンのような雇われる働き方をしている大人に対して「楽しそうに働いていないな」というぼんやりとした印象がありました。そんな背景もあって「楽しく働き、 充実した人生を送るためにはどうしたらいいだろう」と将来のことを考える機会が多く、いつかは自分で独立して働きたいなと漠然と思うようになりました。
みずほフィナンシャルグループでは、ありがたいことに本当に多くのことを学ばさせてもらいましたが、独立したいという思いがやはり消えることはなくて。プライベートの時間を使って、独立する方法を常に模索していましたね。
3年ほど勤めた後、独立している知り合いから声をかけてもらい、一緒にビジネスをしていくことになりました。
願望を抱くことの大切さに気づき、揺るがない自信が身についた|独立を果たし、変化したこと
——その後、念願叶って独立をされたんですよね。
主にリテール営業や独立支援コンサル業などを行っていて、2014年には法人化も叶いました。さまざまな企業の経営者と接する機会も多く、良い影響を受け、考え方や価値観が大きく変わった時期だったなと思っています。
——例えば、どのような変化がありましたか?
大きく2つあります。1つ目は、「思考は現実化する」という考え方が身についたこと。いわゆる逆算思考に近い考え方なのかなと私は解釈しています。
例えば、私の場合は独立するという思考を抱いて、現実化させることができました。「独立する」という強い願望を抱かなければ、達成に向けて何も行動に移せなかったと思います。
お会いした経営者は一人ひとり、違った願望やビジョンを持ち、強く思い描いていました。さらに、必ず達成できると信じ行動をしていました。これが「思考は現実化する」ことだと思っていて、今も大切にしている考えです。
——2つ目はどのような変化でしょうか?
2つ目は、過去の捉え方が変わったことです。独立するまでは自分の学生時代のことをどちらかというとネガティブに捉えていたんです。周りになじめずにいたことを恥ずかしく思っていて、隠すようにしていました。
ただ「独立する」というひとつの願望を叶えられたことで、強い自信を持つことができるようになったんです。そこから講師として人前で話すときやコンサルティングを行うときなどに、学生時代の経験を話すようになりました。
講演を聞いてくれた方やコンサルティングを受けてくださった方の感想として「尾高さんにもそういった過去があったことを知れて勇気づけられました」といった声をいただけて、過去のつらい経験が目の前の人を励ますことにつながるんだという気づきを得られました。
——「ネガティブな経験」に価値を見い出せたわけですね。
そうです。価値のある経験だったんだなと今では思っています。今の自分があるのは過去の自分がいたからで、無駄ではなかったなと。
だから過去の経験を躊躇なくさらけ出せるようになりました。周りにどう思われようと、自分にとっては価値のある経験だという自信が揺らぐことはなくなりましたね。
「自分よし」が実現できると「相手よし」に自然と目が向く|テックビズに参画して価値観がガラッと変わった
——テックビズに参画された理由を教えてください。
独立して活動していたときに、エグゼクティブコンサルタントの中西さんと出会って、「こんな人になりたい」と憧れを抱いたのが一番の理由です。中西さんは自分よりも圧倒的な実績を出されていて、私にとっては「成功者」と呼べるような方でした。
ただ自分の中にあった「成功者」のイメージとは少し違っていたんです。それまでは自己主張が強く親しみづらい人、自分の利益を追求している人というイメージを持っていたのですが、中西さんは物腰がとても柔らかく、何でも受け入れてくれ、それでいて自分以上に、相手や世の中のためになることを第一に考えているような方でした。
どうしたら中西さんのようになれるのかを聞いたことがあるのですが、実績を振りかざすことなく「そんなに難しいことではないですよ。尾高さんならできますよ」と背中を押してくださって。自分も同じ環境に入って大きな実績を出し、誰かに価値貢献できるような人になろうと決意し、テックビズへの参画を決めました。
参画してからは中西さんのチームでコンサルタントを経験し、現在はエグゼクティブコンサルタントとして活動しています。
中西さん記事:
——実際、参画をされてみて、いかがですか?
中西さんはチームメンバーに裁量を持たせてくれるので、かなり自由度高く働けています。自分の意見を最大限尊重しつつ、なにかあれば適切なアドバイスをくれるため、安心して楽しく働けています。
テックビズでは「自分よし」「相手よし」「世間よし」の三方よしの考え方を大切にしているのですが、「まずは自分自身を満たすことを何よりも大切にしよう」と中島さん(代表)から言われたのは衝撃でした。「人のため、社会のためになることをしなさい」と言われて生きてきたので、「まずは自分よしでいいんだ」と価値観がガラッと変わりました。
それは、自分よしを体現し自分の働き方や仕事への考え方が豊かになることで、相手のため、ITフリーランスのために、働き方を豊かにしてあげるための学びや心の余裕にもつながるという考え方でした。
また、「自分よし」を実現できるだけの環境を整えてくれているのもとてもありがたいです。さまざまな教育制度によって成長を実感していますし、成果に対しては正当な評価をしてくださっています。大きなやりがいにつながっていますし、働きやすさにも繋がっていると思います。
——エグゼクティブコンサルタントとして、チームメンバーのマネジメントもされていると思いますが、大切にされていることはなにかありますか?
中西さんと同じように、まずはチームメンバーが「自分よし」の状態を実現できるように、相手を尊重したコミュニケーションを心がけています。ルールを逸脱するようなときは注意しますが、それ以外のときは基本的に相手に判断を委ねるようにしています。
チームメンバーに委ねていけるようになったのは、ある程度の実績を出すことができ、自分に余裕が出てきたからです。「自分よし」が実現できると、自然と「相手よし」にも目が向くように感じているので、チームメンバーにもまずは「自分よし」を追求するように伝えています。
人生って面白い|自分や身の回りの人だけではなく、「世間よし」を目指して
——今後の目標を教えてください。
「世間よし」をもっと意識できたらと思っています。現在はどちらかと言えば「自分よし」「相手よし」に注力していて、自分を含めた近くにいる人たちの幸せを追求している段階です。
現在、「アカデミア」という社内教育制度を受講しています。そこで「世間よし」の視座を早く身につけて、テックビズのスローガンである「働き方を変え、世界を変えていく」の実現に向けて自分が貢献できる範囲を広げていきたいと思います。
アカデミア記事:
——テックビズに興味を持って頂いてる方へ、メッセージをお願いします。
私はテックビズで働くようになって、初めて「人生って面白い」と思えるようになりました。それは「こうしなければならない」という縛りがあまりなく自由に働け、「自分よし」を追求でき、実現しているだけの環境があるからだと思っています。
今の環境に何かしらの不満を抱いていて、テックビズに少しでも興味があるなら、ぜひ飛び込んでみてください。自分の働き方をより充実したものにすることはもちろん、誰かの働き方を変え、社会を変えていけるように一緒に働けたら嬉しいです。
おわりに
また、会社についてより詳しく知りたい方は下記の採用ページをご覧いただき、カジュアルにお話しさせていただけると嬉しいです。
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