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書名:人に頼む技術
著者:ハイディ・グラント
出版社: 徳間書店
発行日: 2019年5月24日
読了日:2022年1月5日
ページ数:178ページ
1月 :1冊目
年累計:1冊目
誰かに物事を頼むのって親しい友人でも
少しためらってしまいますよね?
こんな面倒な事頼んだら嫌われないだろうか?
相手も忙しいだろうし、断られちゃうかな?
この本は、そんな不安を払拭してくれる。
人は基本的には誰かを助けたいと思っている。
だから臆する事なく、人の助けを借りましょう。
そういう本です。
なぜ、人はお願いする時に後ろめたさを感じるのか?
では、お願い上手になるにはどうすれば良いか?
相手が自然と助けてくれるような状況を作るにはどうするか?
そんな手法も教えてくれます。
義務感ではなくて、”主体性の感覚”を持ってもらう事。
そして、助けた事による有効性を感じられる事。
これがポイントですね。
「親切な事をしなさい」よりも
「親切な人になりなさい」の方が効果的。
親切な行為をしたという事よりも
自分は親切な人なんだという自尊心を感じるような
お願いの仕方がベストみたいです。
そのほかにも面白いのが
一度、「ノー」と回答した相手は二度目も「ノー」とは言いにくい。
(心苦しいと思うから)
一度、「イエス」と回答した相手は二度目に「ノー」と答えにくい。
(人助けしたという実績を維持したいから)
(これは心理学でいう、認知的不調和)
やっぱり何でもそうですが
損得勘定を無しに、感謝を伝える事ができれば
人は動いてくれるのかなと思います。
全ては人間関係なのかなって思う。
”相手を助けてあげたい”
そう思われるような生き方をしていきたいですね。