マガジンのカバー画像

運ぶ技術

90
運営しているクリエイター

#レール

まくら木

まくら木

中学校の技術では、木材や金属、プラスチックなど材料についてまなびます。『木材で出来ている物にはどんな物がある!?』と生徒に聞くと、線路のまくら木が出てきたりします。

まくら木の役割は、レールを強固に連結させ、左右のレールの軌道を正しく保ち、レールから受けた列車の荷重を道床に分散させます。
 
“木まくら木”は、栗、檜、ぶな、松などの硬くて、腐朽しにくい材質が使われます。木は弾性に富み、レールの締

もっとみる
新幹線設備点検自動化

新幹線設備点検自動化

JR東日本は、レールや線路設備の状態をモニタリングする専用車両を2023年度から導入する。ICT(情報通信技術)などを活用し、目視による点検作業を約50%減らす。

保守用車両「レールモニタリング車」を23年度に導入される。レールに超音波のセンサーを当てることで、内部の傷や表面の細かい凹凸、摩耗などの状態を把握する。レールの測定速度は時速70キロと従来車両の約2倍になり、国内最速という。

『参考

もっとみる