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「すぐやる脳」を作る方法:怠け脳に勝つ3つのステップ



人類共通の悩み


世の書店には「すぐやる」とか「先延ばしをやめる」といったテーマの本が並んでいる。そんな様子を見ると、「皆さんにはこういうのが刺さるんでしょ?」と言われているような気分になる。

「男の子ってこういうのが好きなんでしょ?」


かくいう私もそういった本を買うのは今回の「すぐやる脳」で4冊目になった。

決して今までの本がダメだったというわけではなく、読んで得た内容を反復していなかったために、いつも同じことに悩まされている。

しかし、それは脳の本来の仕事を考えると当然であると本書では述べられている。

「すぐやる」「こまめにやる」「早めにやる」「続ける」……。
いくら人にこれらの大事さを力説されても、自己啓発本で推奨されても、脳はそれを「拒否」します。

『すぐやる脳』 p12


脳は怠け者で誘惑に弱く、エネルギーを節約したがる。そんな特性を踏まえたこの一文は、まるで「すぐやる」ための本が世に溢れていることに対してのアンサーのようだった。

帯をめくったらにっこりしてた かわいい


「やりたがる脳」を作る


脳を「すぐやる脳」に変えるためには、快楽物質であるドーパミンをコントロールすることが必要。

本書では様々なドーパミン・コントロールやモチベーション維持の手法が紹介されている。

私が実践したいと感じた箇所について備忘も兼ねて記載してみる。

内発的動機付け

目標の設定を「報酬のため」や「世間体のため」といった外発的な動機ではなく、「楽しいからやる」といった内発的な動機で設定する。
内発的動機で生まれた目標ほど、長期的に続けやすい。

最初は外発的動機で習慣化し、徐々に内発的動機が強まるよう誘導するというやり方もOK。


スモールステップの実施

目標を、負担を感じないくらいまで細分化する。
小さな目標を達成するという成功体験がドーパミンを分泌させる。

また、キリが悪いところでやめておくというのも効果的。
半端なところで終わらせると続きをやりたくなる。本noteもそんな感じで執筆されてたりする。


完璧を目指さない

脳を減点法から加点法に切り替えていく。

「ポイントカード制」はユニークな発想で、何か小さな目標を達成した際に、ポイントを加算していくという方法。
「ポイントは増えるもの」という固定観念が、脳を加点法に切り替える際に役立つという。

また、何かを決断する際に完璧な決断をしようとして先延ばししてしまうことが多い。
そんな時は、「完璧な決断は存在しない」ととらえ、「合格ギリギリの決断」を目指す。
その決断が出来た自分を評価し、成功体験にする。また、過去の決断を後悔しないようにする。


最後に


今回は菅原道仁さんの「すぐやる脳」を読んで、自分で実践してみたいことを書いてみた。

いい機会なので、いずれは過去に買った「すぐやる」系の本も読み返してnoteを執筆したいと思う。



まあ、そのうちやります…(先延ばし癖)

そのうちやる人

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