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香りが…害?!(。-`ω-)

食べ物に好き嫌いがあるように
匂いにも人それぞれの好き嫌いがあります

そして時にそれは…

凶器となる場合があります


【香害(こうがい)】


この言葉…聞いたこと・見たこと
あるでしょうか?

もしくは

【化学物質過敏症】

この言葉は…聞いたこと・見たこと
あるでしょうか???


この世界には
生きることが困難な方達が
数多くいます

そのひとつに
化学物質過敏症はあります
症状はとても幅広く
その中のひとつに
香りに対する反応があります

実際に消費者庁には
こんなポスターも存在しています

⇧クリックすると消費者庁のページへ飛べます

⇧ポスターPDFファイルはコチラ⇧
 ご自由にどうぞ


わたしにも
とても軽いものですが
化学物質過敏症のような一面があります
とても生きづらい一面があります


ただ…ひどくはありません
見た目では分かりません
そのため…



「え?何がイヤなの?ワガママ?」

「本当に辛いの???嘘じゃないの?」

「よく分からない…」

「面倒な人だよねぇ」

「付き合いにくいよねぇぇ」



このように思われたりします



当然
化学物質過敏症の重度の方達に比べたら
本当に大したことではありません


けれど
病院の診断による
重症か軽症かだけでは判断しにくい
生きづらさがあります

見た目では分からない軽いものだからこそ
理解されにくいことがあります

病気となるものだけが辛いものではないのです





・自分が経験していないこと
・予想もしないこと
・前例にないこと
・面倒なこと
・全く知らないこと


このようなことを
人は無意識に避けていきます

例えその対応で
その人が傷付いたとしても
記憶にさえ残りません

自分の世界には関係ないと
サッと素通りしていきます



これは仕方のないことです



責めても仕方ありません
責める理由にはなりません
誰でもやっていることです



ただ
この情報化社会…



とてつもない情報に溢れ
いつどこで誰が
何を目にするか耳にするか…
競い合いの社会へとなりました



誰にでもチャンスがある社会になりました



これは…
無意識に避けられてしまうことを
無意識にインプットさせていくことが可能…
ということにつながります



この記事ひとつが…
この文字ひとつが…
この画像ひとつが…



無意識に表示され
無意識にインプットされ
誰かの何かの
役に立つかもしれないということです



大げさかと思うかもしれませんが
インターネットには
そういう側面があります



無理に理解してと叫んでも
理解されることはありません

無理に頑張って
理解させる必要もありません

そして理解することが
必ずしも優しさとはならないのです




世の中には
数多くの生きづらさを抱えている人がいること

全てを理解することはできないこと

キレイごとでは済まされないこと

でもキレイごとが大切なこと



様々な矛盾があって大丈夫だということ
言葉では100%伝わらないこと



みんながイイ匂いと言って喜んでいる片隅で
我慢して耐え忍ぶ人がいること

人とすれ違うだけで吐き気がするほど苦しいこと

エレベーターの残り香で息を止めてしまうこと

においだけで意識が遠くなってしまうこと

香りを嗅ぐことが恐怖になっていくこと

自分の居場所がどこにもなくなっていくこと…



本当に様々な生きづらさが
世の中には溢れていること




知っておいて下さい




ただ…



チョットだけ



知っておいて下さい





みんながみんなして
同じ食べ物を好きではないように

みんながみんなして
同じ感覚ではないことを
知っておいて下さい



🌎香りで苦しむ人がいること
🌎敏感過ぎて生きづらい人がいること




深く理解しなくて大丈夫です




ただただ知っておいて下さい




それだけで…十分です




最後までお読みいただきありがとうございました

幼い頃のイヤイヤを4コマ漫画にした1冊です
※読み放題の方は無料にてお読みいただけます※
よければご意見・ご感想などいただけたら嬉しいです
m(__)m


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