自分史という視点の楽しみ方06:「パーソナルブランディングと自分史」
みなさんこんにちは。お久しぶりですがいかがお過ごしですか?
私は熱中症というものに、記憶するかぎり初めて本格的にかかり、ここ10年来なかった体調不良で1週間ほど無力化していました。
まあとにかく頭痛がひどく、熱がこもってダルい。まさに身体全体がオーバーヒートするのが熱中症なのだと実感しました。
妻が作ってくれた自家製ポカリスウェットを1日1リットル以上飲み、夜中に3回もトイレに行きながら氷枕で冷やしながら寝るという日々が毎日続いて本当にキツかったです。
今日はようやくこれも「自分史」の1ページとして、この夏の思い出となるなというくらいまで回復してきたことが自覚できました。みなさんも本当に気をつけてくださいね。
今日は「パーソナルブランディングと自分史」についてお伝えしたいと思います。
パーソナルブランディングとは?
パーソナルブランディング、ときにはセルフブランディングとも言われていますが、これはまさに名のとおり「個人のブランド化」のこと。
時代の変遷とともに、一人ひとりの個人としての魅力や価値の再発見が、自分らしく生きるために必要だと謳われるようになりました。
就職活動でもこの強みを明確に語れるようなメソッドは多数ありますが、それは概ね「いいことをよりよく見せる」という視点に立ちすぎている感が否めず、なんだかみんないい子で面白くない(笑)
以前先輩のキャリアカウンセラーに「企業は面接で受験する人のいいところは聞き飽きている。どちらかというと、自分の危機をどう認識し、それをどう乗り越えてきた人材なのかを知りたいんだ」と聞いたことがあります。
社会では依然としてルックスが良い人や、お金や体力のある人が注目を浴びる傾向が強いですが、SNSなどの発展により、個性を強みにできる時代になったと感じています。
私もこの年まで生きてきて、負けのない万能感のある人にもたくさん会ってきましたが、そういう人ってぶっちゃけおもしろくないし、どちらかいうとマウント取らせてあげないと不満そうで苦手。
それよりも、自分のだめなところを認識し、それを克服しようと頑張っている人のほうが魅力的だし、優しいから、付き合いたいなと感じます。
なんというか、人間らしいというか、味わい深さを感じるんですよね。
だからこそ、自分を売り込むための強みだけでなく、過去にあった試練をどう乗り越えてきたか、どう認識しているかという人間くさいファクターの可視化のために自分史を活用してほしい、そんなふうに感じています。
個性が生かされることは私も大賛成ですし、多様性のある社会を実現するために、みなさんそれぞれが自分自身の価値を見つけて可視化することがとても大事だと思っているのですが、自分史がそのパーソナルブランディングにとても役立つのです。
そこで今日はパーソナルブランディングツールとしての自分史の機能についてお話したいと思います。
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