社会史、政治、歴史、教育と幅広い分野で活躍されている、経済学者のトーマス・ソウェル博士。
もしタイムトラベルできるのならば、彼の授業を受けて育ちたかった、そんな時間差で出会えた先生です。
今回は”How to Help a Brainwashed Child" (洗脳された子どもを助けるには)という動画の内容です。
「その問題に対して反対意見の本を一冊でも読んだことがあるかい?」
「その問題の反対意見に関する本を一冊でも読んだことはありますか?」
”see through rose-coloured(tinted) glasses”: regard(circumstances etc.) with unfounded optimism
naïveté
「薔薇色の眼鏡で見る」:根拠のない楽観思考で物事を見ること、騙されやすい(ナイーブと言うのはネガティブな意味)
直面する問題に対して様々な意見を整理し、議論の上合理的な結論を導く経験など(少なくとも私の通った公立の)日本の小学校、中学校、高校で積み上げることは出来ませんでした。
もう過ぎてしまった過去の教育のせいにしても意味がないと分かってはいても、やはり楽して生きてきたせいで大人になってからその歪を元に戻すことに私個人は時間がかかってしまっています。
教化のための学校、「教育」と言う看板を掲げながら上からの言うことに反論を許さず言いなりにさせるための学校ならば行く意味などありますか?
子どもの未来を潰していいのですか?
みなさんと一緒に考えていきたいです。