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大学教員公募裏ワザ白書~短編エッセイ:おススメ資格~

このnote記事では、大学教員採用の選考対策に関する情報を公開しています。
43大学に応募し、16大学から面接に呼ばれた筆者が、どのように書類選考を突破したか、どのようなことを面接で聞かれたかなど、大学教員志望であれば喉から手が出るほど欲しい情報を暴露中。

皆様ごきげんよう、某私立大学で専任教員として勤務している「裏ワザ暴露太郎」です。

今回は短編エッセイ的に、「おススメ資格」についてお話したいと思います。
無料なので最後までお付き合いください(*^-^*)

応募書類を作成する中で、「『保有資格』部分に何か付け足せないかなぁ?」なんて思ったことはありませんか??
資格の一つ二つで審査が大きく左右される訳ではありませんが、「この資格を持っていれば、この応募者はこの授業を担当することができるかも?」と選考側にアピールすることができます

そこで、今回紹介したい資格が「社会教育士」です。
社会教育士とは、「学び」を社会のいたるところにたくさん仕掛け、豊かな地域づくりへの展開を支援する専門人材を指します。

基本的には、「社会教育主事講習」に該当する科目を全て修了すれば社会教育士になれるのですが、「社会教育主事」との差異は以下の通りとなります。
ちなみに、社会教育主事とは、社会教育活動を行っている地域のリーダー(公民館や社会教育センターなどいろいろな団体員)などにアドバイスや指導を行う専門家を指します。

社会教育主事は,都道府県・市町村教育委員会から「社会教育主事」として発令されなければ、その職務に就くことができません。そのため、これまでもNPOや社会教育関係団体、企業、学校教職員、PTAなどの方々が講習や養成課程を受講し、さまざまな場で活躍していましたが、「社会教育主事」とは名乗ることができませんでした。そこで、講習や養成課程における学習成果がさらに広く社会における教育活動に生かされるよう、定められた科目を修了した者は「社会教育士」と称することができるようになりました

https://www.mext.go.jp/a_menu/01_l/08052911/what.html

この資格を取得するためには、大学などの教育機関で開講される以下の科目を受講しなければなりません。

  • 生涯学習概論

  • 生涯学習支援論

  • 社会教育経営論

  • 社会教育演習

なぜおススメかもうお分かりになったのではないでしょうか?
そう、この資格を持っていると、これら科目を教えることができる可能性が生まれるからです!!

社会科の教員免許を付与している学部や、教職課程を担当するポジションなどでは、この資格を持っていると有利に働く可能性がある「かも」しれませんね。
どこの大学かは忘れてしまいましたが、「社会教育士養成課程」を担当するポジションで、上記の科目を担当する公募が最近でていたのを目にしました。

この資格を取得するための講習はこの夏にほとんど終了してしまったようですが、国立教育政策研究所の社会教育実践研究センターでは、年度末に「社会教育主事講習B」を開講するそうです(Aは既に終了)。

仕事の関係でつい最近先方に問い合わせたのですが、講習Bの応募は10月以降に開始されるそうです。
興味のある方は、それまでの手続きが色々と必要になるので、早め早めに動いてみましょう!
ちなみに、地方会場での開催もあるそうですが、オンラインでの開催はないそうです( ;∀;)

公募戦士の皆さん、ちょっとでも履歴書の見映えをよくするために、且つ自分のスキルアップのために、この資格はおススメですよー(^O^)/!!!

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