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【薬膳編】レシピ18 🍃山菜を食す!!

この季節、山の恵がとてもうれしい!!
タケノコ、ゼンマイ、ワラビ、タラの芽、うど等々。
どれをとっても春を感じて、力がみなぎるような個性のある食材ばかり!

山菜は、どれもみな香りがあって、あくもあるけど
そこそこの苦みがあるものが多い。
中医学では、香りのあるものは気を巡らし
苦味は、燥湿堅化そうしつけんかといって、余分な水分を除いたり
軟らかくなり過ぎたものを堅くする作用があるといわれ、
清熱鎮静せいねつちんせいなど、余分な熱をとり、精神安定の働きがあるといわれています。


タラの芽

五味/五性 寒 / 苦
帰   経 
効   能 清熱 解毒
効   果 腫れ物 多汗 消喝
* 「山菜の王様」とよばれ、ほろ苦い味が特徴
* 冬の間にたまった老廃物や、むくみをとり、のどの渇きや身体の水分の   代謝を助ける効果が期待できます

タラの芽


定番のてんぷらに:抹茶塩で

こごみ

五味/五性 涼 / 苦 甘
帰   経 肝 腎
効   能 清熱 解毒 涼血
効   果 熱感 赤ら顔
* 体の余分な熱を冷ます効果が期待できます
* 軽いぬめりと独特な歯触りが特徴
* あくが少なく、天ぷらや和え物、みそ汁などに利用されます

こごみ
たっぷりのゴマで和えてみました

≪ 作り方 ≫

1 こごみ200gを3~5分ゆがき、ざるにあげて水気を切る
2 ごま大さじ4杯を、フライパンで炒りすり鉢でする。
3 ボウルにめんつゆ大さじ2杯を入れ、水を切ったこごみをいれて下味をつける。
4 下味をつけたこごみを、擦った胡麻と和える。この時、つけた出汁は軽く切った方が良い
5 器に盛る
*すりごまか、練りごまでもよいと思います。
 胡麻の量は、加減してください

炒ると香りが立つ
下味をつける
ゆであがりの目安:茎の部分をつまんで柔らかくなったらよい

花わさび

ワサビの白い花が咲いた軟らかい部分です
五味/五性 温 / 辛 苦
帰   経 肺 胃 脾
効   能 温中 利水 解魚毒 利竅りきょうきょうとは穴の意)
効   果 胃腸の冷え 食欲不振 鼻づまり 
*おなかを温めて、食欲不振などの改善が期待できます
*鼻にぬける辛味とさわやかな香りが特徴


花わさび


花わさびの醬油づけ

≪ 作り方 ≫

  1.  花わさびを軽く洗い、熱湯をかけて揉んでいく

  2.  揉んで少ししんなりしたら、水気を絞り、2~3cmくらいの食べやすい大きさに切っておく。

  3.  保存用のジッパー袋に大さじ1強の醤油をいれ、刻んだ花わさびを入れたら混ざるようにもみほぐす。

  4.  一晩冷蔵庫にねかせて、辛味が出たら食べごろ。

*辛味が出るように熱湯を使うのでやけどに注意する。
*刺激があるので、揉むときは使い捨ての手袋を使用した方が良い。
*豆腐の薬味や、お蕎麦と一緒に食べるとおいしいです。

揉むまえ
シャキシャキ感を残す程度に:硬すぎると辛味が出にくい


この時期にしか味わえない春の味。
楽しんではいかがでしょう。


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#イチオシのおいしい一品


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てんみ堂☆ゆうこ
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