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誰かの何かに繋がるのは心地いい。日曜日の朝の話。

朝、目が覚めると時間を確認するため、スマホに手をのばす。ずっと目覚まし時計を買おうと思いながらまだ気に入った子に出会えずにいる。

スマホで用が足りるのだから時計を買うことはない。
ミニマリストならそうするだろうと思う。

けれど、時間を確認するために手にしたスマホはそのままネットに繋がり、気がつけば朝の大事な時間を消費している。

これがいけないからと寝る前にネットの接続を切るように心がけ、うまく行っていた。

ある時疲れていてネット接続を切るどころか部屋の電気もつけたまま、スマホを片手に寝てしまいそのまま目覚めた。

あれ?寝ちゃってた。

画面の上部にインスタのお知らせマーク。コメントかな?ライブがはじまった?昨日の夜かなと寝ぼけた頭でクリックするとライブしてる。

時計の表示では6時にまだなっていない。

画家の清世さんだ。

鉛筆をさらさらと走らせながら、手を書いている。

彼女のライブは金曜日の夜、#右手に酒左手に酒 じゃなかった #右手に鉛筆左手に酒 で飲みながら描いているが朝の左手には酒は握られてない。

それどころか、右手のモデルになってさえいる。

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朝から偉いな左手。

いや描いてる右手が偉いのか。

ぼんやり眺めていると輪郭はだんだんと影をとらえて手があらわになっていく。

すごいな。

絵がかけることはもちろんすごいのだけど、こんな朝から描いてるんだって素直に尊敬してしまう。

「ひとりでも誰もいなくてもやるよー」
「あ、おはようございます!」

清世さんの軽やかでゆるやかな活動はみていて心地がいい。

絵を描くのが好きなんだろうなって思う。

今朝も6時前からライブ配信してた。
参加した人に知りたいことを聞いてた。それをもとに今後のレッスンの企画につなげるみたいだ。

私はやりたいことできてるかな?ってふりかえってみる。クッキーなんぞ朝から焼いてみる気になった。

誰かの何かに繋がるのはいいなと思う日曜日の朝のこと。

清世さんのインスタ

お読みいただきありがとうございました。やりたいことをやってみる日曜日をすごしてみようと思います。まずはゆっくりとコーヒーをいれ、焼けたクッキーの試食から。





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noly
読んでいただきありがとうございます。 暮らしの中の一杯のお茶の時間のようになれたら…そんな気持ちで書いています。よろしくお願いいたします。