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教育のえらびかた・はじめかた|サイトマップ編
まなびあい
教育のえらびかた・はじめかた
オルタナティブなスクールは、例えばサドベリースクールの場合、入学年齢は4歳から18歳ですね。オルタナティブなまなびの環境と考えると、適切に一貫した期間だと思えます。我が家でもホームスクール期間は18歳までくらいに想定していますが、独学独習という性格から通常の大学に通っている期間も相当しそうだなと思っています。
そのため高校進学の積極的な情報収集はさほどではなかったのですが、一条校ではない通信制高校に在籍していた経緯と、ホームスクールから高校進学希望するケースもあることを知り、このページを作りました。
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フリースクールを運営なさっているかたにフリースクールから高校進学について、また高校で不登校をすることについてお話をうかがったとき印象に残っている言葉があります。
中学を卒業してから18歳までの3年間という時間を、
どこでどのように過ごしたいか
やるべきこと以上に、もっとも大切にするべきことはこれなのですね。
言い回しは少し違っていたかもしれませんが、以来、私もこのように伝えます。
曰く
同年代の友人と過ごす
文化祭や体育祭や学校行事をたのしむ
高校でできる学習に取り組む
…それぞれ、なにを優先するかで選ぶ場所もおのずと見えてくるのです。そしてアルバイトであったり、旅することであったり、ボランティアに参加してみたり、「高校にはいる」以外のことにも目をむけていいでしょ、と。
15歳から18歳までの人生をなにでどう彩る?
次いで、こんな質問をした覚えがあります。
「フリースクールから社会に出て、なにか困ることって学生たちで話題になることありますか?」
「…アルバイト先で「修学旅行、どこに行った?」な話題のときくらいでしょうか。学校行事ならではのトラブルや盛り上がりに参加できない感じ。
でもフリースクールはフリースクールで仲間を募って卒業旅行とか企画していったりしますので、思い出はちゃんとあるのだけど。
ただちょっと話題が共通しないところがあるのかも?」
共通しない話題…は、わかる気がします。
多様な背景の出会いがたのしめそうです。
小中学校9年間は卒業に必要な条件はなにもありません。出席日数が0日でも卒業する(=卒業資格を得る)ことができる慣例となっています。
上記は非常に大切な点ですが、あまり知られていないようです。学校に行かない不登校の状態になるとまずこれを「しなければならないこと」のリストに描いてしまう傾向があるようです。
出席日数や評価についても、きちんとただしい扱いを知ることが重要です。(参照;『教育の機会は多様にある(その4)』不登校0日でも卒業できるとされた経緯。)
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ページにリンクしているコラム(下記)です。普通教育を選ぶための道筋として、この3本柱「休養・休息をとる」「学校教育を受ける」「オルタナティブ教育を選ぶ」ことは就学前には知っておきたい《子育ちの基本情報》にぜひ加えてください。学校教育のみが公教育とされている現状の制度ではこれらを案内する窓口が公的にありません。
さまざまな情報が錯そうしているかもしれません。法制度、法律に基づき、確認し、地域による事情を加味しながら、適切な暮らしの環境を整えていけますよう願っています。
そのときには『学校対応八つの心得』をお忘れなく。
このnoteは下記マガジンに含まれています。ホームページ案内をまとめたマガジンです。
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