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肩こり・腰痛・神経痛!にはタイガーバーム(赤)!

ドイツでも坐骨神経痛

それは語学の授業が終わり、いそいそと帰り支度をしていた時のこと。いかにもヨーロッパな顔立ちの先生が、私のもとにやって来て何か仰る。はて、私はなにかやらかしただろうか。なになに?と耳を傾けると、
「あなた、もしかして坐骨神経痛?」

ということで今回は、年中神経痛に苦しむ遠浅が、遠くドイツの地で「坐骨神経痛」といかに付き合っているかのお話です。

デスクワーク地獄ともいえる現代社会において、坐骨神経痛に苦しむ人は少なくないのではないでしょうか。かくいう遠浅もその一人。日本にいた時は整体と鍼に定期的に通って対応していました。もちろん元気な時には、梨状筋ストレッチなどの予防を試みていましたが、疲れている時・理性が死んでいる時にそんな余裕なんてない。脚もすぐに組んでしまいます。

くわえてここ数か月は、初めての長期留学ということもあり、運動をする時間的・精神的余裕なんてありませんでした。そして見事発症する坐骨神経痛。えっちらおっちら足を引き摺る毎日の始まりです。

汝の名、タイガーバーム(赤)

そんな12月のある日、冒頭の出来事が起こりました。中村珍の作品に出てきそうな顔の先生が「私も坐骨神経痛やねん」と声をかけてくれたのです。その先生のおススメ治療法がなんと「タイガーバーム(赤)」(笑)。

一応、ご存じない方のために簡単に紹介すると、タイガーバームとは19世紀に清の薬草商人・胡子欽によって発明された軟膏で、冷感の「白」と温感の「赤」の二種類があります。日本で購入可能なのは「白」のみで、今回の主役の「赤」は入手困難なようです。残念。

さて、そのタイガーバームですが、ドイツで売っているのか!と吃驚しました。だってめっちゃアジアやん。先生に確認すると「すべての薬局(Apotheke)で売ってるで!」とのこと。マジか。

そこで早速、学校の近所の薬局にて滑り込みセーフで購入。本当に売ってる笑(dmのようなドラッグストアDrogerieだと置いてないところもある模様)。

正直、あまり期待していなかったのですが、ところがどっこい効果覿面。坐骨神経痛はもちろん肩こりや腰痛にも効きます。だから購入以来、毎日、背中・首・腰に塗ってる。シナモンの香りに包まれて、気分は生けるジンジャーブレット君

ちなみに湿布を貼ったままシャワーを浴びると、患部が痛むわ腫れるわ大変なことになると思いますが、虎さん軟膏(赤)だと、その心配もありません。毎日塗ってもアレルギーが出ず、シャワーを浴びる時間を考える必要もない。なんて便利なんだ!(ただ服が黄ばむのが残念)

実のところ、先生は「ボルタレン」も勧めてくださったていたのですが、ドイツ人仕様の鎮痛剤なんて怖くて飲めないし、そもそも体重?体格?の問題で、アジア人のチビっこには売ってもらえないようでした。その意味でもタイガーバームは便利で安全なお役立ちアイテムのようです。

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