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新人くんに読んで欲しい三つの大切な事

まだちょっと早いけど、新卒くんがくる季節がもうすぐやってきますね。
新卒くんも今はナーバスになっているか、卒研でそれどころじゃないか、あるいは弾けていることでしょう。あるいは卒業旅行の準備で忙しいかも知れないですね。

でも、誠に残念なことに会社ってそんなに親切なところじゃないんです。
そんな新人くんのために読んで欲しい記事を三つ、ピックアップしました。

まずはこれ。

残念ながら、よほどの大企業か、あるいは素晴らしい上長に恵まれない限り、仕事は身体で覚えるしかありません。
教えてくれると思ってぽへっとしてるといつのまにかに『指示待ちくん』なんて不名誉な称号を頂いたりします。
多少怖くても自分から率先して動いてみましょう。
聞けば親切な先輩ならきっと仕事を教えてくれます。逆に聞かれないと何を教えればいいのか判りません。だってその人がなんで困っているのかわからないもの。
なによりおいしいのはあなたが『新人』だってことです。『新人』なんだから失敗するのは当たり前。それを諫めるんだったら、その人の方がなんかおかしい。失敗を恐れず、色々やってみると、一月もしないうちにきっと目の前が明るくなってきますよ。
ちなみに会社の新人教育で教えてくれる情報はほとんどがゴミです。そんなくだらない事に耳を傾ける暇があったら、とっとと配属先で仕事を覚えた方がよっぽどためになります。
一番に覚えなければならないのは自分のパソコンのセットアップと事務用品の入手方法、それにメールのお作法(なんでかそれぞれの会社にお作法があります)かな? これはITに詳しい先輩(IT係がいる会社もあります)に教わったり、事務のお姉さんとなかよくして覚えてください。
お菓子のお裾分けを積極的にするのもいいでしょう。

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もう一つ。コツとしては友達と指導者を自分で作る事です。
ちょっと恥ずかしくても気が合いそうな先輩に
「僕に仕事を教えてください」
とお願いしましょう。教育係があてがわれていることもありますが、それ以外にも仕事を教えてくれる人は絶対にいます。そういう人を大切にしてください。
また、同期の連中とは仲良くする事。とんがっててもいいことはありません。
タメ語はよほど仲良くなるまで控えましょう。最初は敬語で。礼儀大切。
そして人とは柔らかく接すること。
「友情は与えるもの」
友達関係は向こうからはやってきません。自分で友達になれるように努力する事が重要です。

次はこれ。

アクセンチュアと言えば名だたるコンサルの大手企業です。この記事を読んだら、「それでもこれかよ」って思うかも知れません。
でも世の中、残念ながらそんなもんです。
特に会社に限らず社会は人と人とで成り立っています。決して会社の看板で会社を選ばないでください。
尊敬できる先輩、仲良くできる仲間、やりがいのある仕事。

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これが三つそろって初めて楽しく仕事ができると思うんです。
僕は今55歳で合計7社経験して今8社目ですが(ちなみに自分で辞めた訳ではないですよ。会社が溶けちゃったり、給料が無配だったり、レイオフされたり……思えばひどい人生だな)、振り返ってみると楽しかったなって思えるのはいずれも人間関係が良好だった会社です。特に富士通は激務でしたけど、富士通の大ボスだった人は今でも僕にイタ電をくれたり、飲みに誘ってくれる面倒見の良い人です。ノキアレッドベンドの元同僚も仲良しで、今でも普通に連絡を取り合います。
あなたもそういう人に出会えますように。
逆にそういう人がいなそうな会社には入らない方がいいかも……
きっと楽しくないです。

そして最後はこれ。

まあ、やっぱり人間ですからね。ちょっとしたことで人は傷つきます。何気ない言葉や仕草、あるいは仕事の失敗。
でもそれでいちいち凹んでたらあっというまに心療内科行きです。
今からでも遅くないです。自分の心を守る盾、方法を工夫しましょう。
でも殻に閉じこもってはダメですよ。必要な時だけ自分の心を守る。殻ではなくて盾であるところが重要です。

僕はどっちかというとナイーブで未成熟な人間なのでこれがうまくいきませんでした。それでお酒に逃げて、おかげさまで今ではお酒はドクターストップです(そりゃねえ、ΓGTPが1700なんてホストみたいな値叩き出しちゃったらやめるしかないわな。今では一滴も飲みません)。

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そんな時に頼りになるのは結局は仲間、そして新人くんをフォローしてくれる優しい上司です。
自分で盾を作るのも重要ですが、ちゃんと守ってくれる人を作りましょう。

それでももし、そんな人がいないようなひどい会社だったらとっとと辞めてよし。流石に入社翌日に辞めるのはどうかと思うけど、心を病むよりはよっぽどいいです。

だけど辞めるときは慎重に。
営業職とかは人材を使い捨てにするブラックな企業がいくらでもあります。保険外交員なんてその最たる例です。
辛い思いをして会社を辞めて、次に移ったところはもっとひどかったなんて笑えない話もゴロゴロしてます。そんなふうにして転々としちゃうと『ジョブ・ホッパー』と呼ばれてやっぱり将来に影響します。
辞めるとしても一回だけ。
どうしてもダメーだったら辞めていいですけど、次に移る会社はちゃんと見極めましょう。それで見極めが着くまでは絶対に今の会社を辞めないこと。
転職と猿の木渡りは一緒です。一度地面に落ちると目も当てられません。最悪ニートか、これまた心療内科のお世話になることになってしまいます。

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どうか、あなたに良い出会いがありますように。会社との出会いは必ずしも会社説明会の場だけではありません。ひょっとしたら居酒屋で隣り合わせになった縁でその人の会社に入る事もあるかもしれません。
とにかく人間関係を大切に。

それでももし困ってしまったら……
僕に連絡をください。
僕は作家なのであんまり力にはなれないかも知れませんが、お話を聞くことはできます。ちょっとしたアドバイスもあげられるかも知れません。
ページの下の方に「クリエイターへのお問い合わせ」という小さなリンクがあるのをご存知でしょうか?
これを叩くとフォームウィンドウが開いて、どうやらクリエイターにメッセージを飛ばせるようです。僕は試してみたことはないですが、どうしても困ったら首を吊るよりはこっちを試した方が簡単だと思います。

新生活、がんばってください。あと2ヶ月です。

追記

勤怠について。
そう言えば書き忘れてた。会社では、それも特に新人さんは遅刻厳禁です。ましてや無断欠勤なんてとんでもない。

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会社は特に入社後3ヶ月はすごく見られていると思ってください。それが後々に影響します。
まあコロナになっちゃったとか、家族が病気で全滅したとかなら仕方がないかも知れませんが、そうでもなければ最低でも定時の15分前には着席しているようにしてください。

ちなみに居眠りもダメですよ。会社は大学じゃないんだから、意地でも起きていてください。最悪、起きてるだけでもいいから。

これ、生活のコツです。

おまけ

このヒライスさんの記事、人との接し方についてすごく参考になると思います。これも付け加えておきますね。


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ちなみに僕の本業は一応作家です。
なんでこちらもよろしくお願いします。


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蒲生竜哉@『魔法で人は殺せない』著者🎈
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