【生理不順・更年期・自律神経の不調etc・・・ なんと薄毛にも!~Aroma、エストロゲン様作用について③~】
カモミール、カモマイル、カモミーユと発音は違いますが同じです。
キク科の耐寒性の一年草で、ロシアの国花で、
和名はカミツレ(加密列)。
ヨーロッパでは、この花でいれたハーブティーを
引き始めの風邪や食べすぎ、情緒不安定などの家庭の常備薬として、
古くから用いてきました。
~Tatsumimが使っているカモマイル精油の2種類、
品種違いなだけなのに、全く違う香り!~
♥カモマイル・ローマン
気分が落ち着く心地よい甘い香り。
原産地:フランス、ハンガリー
※使用方法、使用量の目安を守れば禁忌事項がない精油です。
<Tatsumimがカモマイル・ローマンを使うポイント>
不安感、心配事でいっぱい、お腹がいたくなっちゃうようなストレスの時。
また、保湿作用が期待できるため、バスオイルにブレンドしたりします。
すると、心地よ~い眠りに誘ってくれます♪
含有成分の「エステル類」の「アンゲリカ酸」には、
鎮静作用や神経バランス回復作用があると言われており、
リラックスするためですね♪
また、「ケトン類」の「ピノカルボン」も含まれており、
粘液溶解作用や脂肪溶解作用があると言われているため、
皮下脂肪へのアプローチが期待できます♪
♥カモマイル・ジャーマン
濃厚な甘い香り、ローマンとは全く違う香りで、青いオイル。
原産地:エジプト、スロベニア、フランス、ユーゴスラビア
※使用方法、使用量の目安を守れば禁忌事項がない精油です。
まれにブタクサアレルギーの人がアレルギーを示すことがあるそうなので、
原則として、パッチテストをしてから使用します。
フランス系の精油です。青い色のエッセンシャルオイルは、薬として使われることが多いそう。
こちらは、ポプリにオススメです♪
「精油(=エッセンシャルオイル)」のイメージとしては、
ハーブティーを100倍くらい濃縮したものと考えて下さい。
ですから、知らないでいきなり嗅ぐと、結構キツイです。
実際は薄めて使うもので、原液はとても強いため、
香りを嗅ぐ際は、直接鼻を近づけるのではなく、手のひらで仰ぐようにして嗅ぎます。
よくある日本人の感覚で、
化粧品について、「無香料しか使わないのよね」という方がいたり、
香料は大丈夫なのか?という疑問を持つ方もいます。
そういう言葉の中に出てくる香料のイメージは、
トイレの芳香剤のような合成されたもののことで、
さらに言えば、市販の化粧品自体のほとんどが「合成材料」を使っています。
「Aroma精油」は天然100%ですから、
塗っても嗅いでも有用性があり、
きちんとした使い方をすれば、身体に害はないのです。
もちろん、禁忌事項があるAroma精油もありますが、
禁忌事項があるということは、それだけ効果があると考えられます。
動物実験での検証があり、
天然のラベンダーの液を嗅がせたラットからは、リラックスホルモンであるα派が出て、
合成のラベンダーの液を嗅がせたラットからは何のホルモンの変化もなかったそうです。
私達、人間を含め、動物には、
天然を嗅ぎ分ける力が備わっているんですね。
そして、良い材料から作られた精油は、
合成された芳香剤のように嫌な気持ちにはならないし、
きちんと用法を守って使用すれば、
とても有用性があるものなのです。
※国産が安全ではなくなってしまった現在。悪いものは身体に入れないことが一番! 食材もAromaも、有機・無農薬栽培、産地や成分表示を確認して購入することが大切です!
つづく・・・
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