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ガンプラ個人的10選
1979年「機動戦士ガンダム」の放送が始まって今年で46年で僕の1個下の年齢と同じです。「ガンダム」はまだ赤ちゃんだったのでリアルタイム世代ではなかったですが、1985年放送の第2弾「機動戦士Zガンダム」は……というとまだそこまで認識はしておらず、話の内容も小学1年生が理解できるものでもなかったため、主にガンダムのプラモデルでその存在を知っていたのだと思います。このバンダイから発売されたプラモデルは「ガンダム」初期から熱狂的なマニアを生み出すほどに大ヒットしていて、ファーストガンダムの放送から6年経った「Zガンダム」はそのスタイリッシュなデザインのモビルスーツで、さらにカッコよさに磨きがかかって多くの人気モビルスーツ、もとい、人気のガンプラを生み出したりしておりました。僕がガンプラにハマったきっかけも「Zガンダム」からで。小学2年生とかでしたが、当時はまだ接着剤を使用してシンナー臭を嗅ぎながら、部屋で黙々とガンプラ作りに勤しんでいた記憶があります。たぶんファミコン買ってもらう前とかだったんじゃないでしょうか。だから静かにガンプラ作れたんでしょうけど、ファミコンを1年遅れで買ってもらい「スーパーマリオブラザーズ」が家に来てから家での遊びの中心はガンプラから圧倒的に「ファミコン」になっていったような気がします。時系列合っているか微妙ですが、たぶんそんな感じです。まあでも僕のガンプラのブームは1980年代までで「Zガンダム」のすぐ後に放送された「機動戦士ガンダムZZ」と劇場版「機動戦士ガンダム 逆襲のシャア」の主人公機「ZZガンダム」「νガンダム」「サザビー」とかで終わりましたけど。まあでもあの日本が一番豊かだった頃のおもちゃは今もって輝いていた気もして、他にも「ゾイド」とか「レゴ」「ミニ四駆」「ガンダムカード」「プラレール」etc……、子供天国かっていうくらい面白いおもちゃや遊びに満ちていましたね、子ども目線からすると。やっぱり2度とあんな時代はないでしょうね、と年寄りは思ったりします。大人には本当になりたくなかったなあ笑。まあ今回はその中の「ガンプラ」に絞って個人的に好きなモビルスーツをベスト10方式で発表していきたいと思います。では早速どうぞ。
10位 シャア専用ザクⅡ / 機動戦士ガンダム (1979年)
未だに全ガンダムシリーズの人気キャラ投票をするとたいてい1位になる超人気キャラ、ジオン軍の「赤い彗星」「シャア・アズナブル」大佐専用のザクがこの順位になります。記憶が確かなら僕は結構この「赤いザク」より緑の量産型のザクとかが好きで、作っていたのも主にそっちだったような、いやこの「赤い彗星」も作っていたかな、忘れましたが、ザク括りで好きでしたね、ザク全体。特に角がない如何にも戦争で真っ先にやられるタイプのものがかなり好みで渋いです(ザクⅠとかでしたっけ)。それはプラモデルとかではあんまりお目にかかってないような、あったような、すいません記憶が曖昧過ぎて。まあでもこの「シャア専用ザク」はアニメでも相当活躍して印象に残っているので代表してこの順位で失礼します。
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このサイズ感に驚きです。
9位 ガンダム / 機動戦士ガンダム (1979年)
最も有名なモビルスーツで主人公アムロ・レイ搭乗機でもある「ガンダム」がこの順位になります。確かにカッコイイはカッコイイんですけど、やっぱり1979年のデザインはオシャレなモビルスーツ満載の「Zガンダム」の後に見ると、あのガンダムでも結構見劣りしたといいますか、そんな印象を子供の自分は受けたりしてガンプラも当時はかなりシンプルで1/144のモデルとかが最大とかでしたっけ、1980年代とかは。今はかなり充実したラインナップのモデルがたくさんあるみたいですけど。だから僕がガンプラで一番評価していたのは「Z」以降の1/100スケールのプラモデルがすべて「指が一本一本動く」仕様だったことで、この初代ガンダムはもう「グー」の握りでそのままビームサーベルやビームライフルを「穴」の入れる方式でそこは「Z」以降のスペシャルなガンプラを見たあとでは興ざめ感もあり、「ガンダムと言えど」この順位になった次第です。でもアニメでのアムロが操るガンダムの無双、活躍は大好きではありますが。あんまりフォローになってないか笑。
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じゃないでしょうか。でもカッコイイ仕上がり。
8位 リックディアス / 機動戦士Zガンダム (1985年)
これは「Zガンダム」のアニメで初期から活躍する物語上は「主人公」の属する軍「エゥーゴ」のモビルスーツで結構活躍していたような。Zガンダムが出て来るまでは主力機としてカミーユの乗る「ガンダムマークⅡ」とクワトロ・バジーナ、もといシャアの乗る「百式」、あ、今思い出しましたがこれ乗っていたのって確かあのアムロ・レイでしたっけ、だから活躍に機会がリックディアス結構あったんやな。調べたら最初はクワトロ・バジーナも乗っていたそうです。Zガンダム最近ちゃんと見てないから忘れていました。かなり好きなアニメなんですけどね。ザクやドムのような単眼のモビルスーツで下手したら「悪役機」にもなりかねない感じでしたがそこはガンダムのデザイン担当の安彦良和氏の天才的なデザインセンスでいい具合に「味方やん」感を出しており、区別されておりました。まあ僕がこのモビルスーツ好きだったのはやっぱり「指が動く」1/100スケールのガンプラが1980年代当時に出ていて、熱心に組み立てていたからでもあります。やっぱりいろいろ懐かしいですね。赤い奴がクワトロ・バジーナ機でしたね、今思い出しました。他のが2機くらいありますがグレーとかで、やっぱりシャアは赤が好きですね、名前変えても。
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気になります。
7位 サザビー / 機動戦士ガンダム 逆襲のシャア (1988年)
この映画も大好きでした。「逆襲のシャア」でアムロの永遠のライバルシャア・アズナブルがラスボスとしてこのサザビーに搭乗してアムロの「νガンダム」と激闘を繰り広げるあのシーンはまだ大して話の内容が分かっていない小学生にも刺さってカッコよかったです。初代ガンダムの赤いザクとガンダムの対戦からもう当時のアニメの次元を軽く超えた描写がたくさんなされていましたが、1988年という時代の最先端のアニメ技術で、しかも映画初のオリジナル作品ということで、気合の入ったモーションピクチャーで、僕の好きな1980年代の空気感も存分に感じられ、ノスタルジックに未だに響いて来る作品です。個人的な印象ですけど、この時代の描く未来像は日本の豊かさを反映したものか、かなりスタイリッシュな印象を持ったりするのですが、今はやはり時代性を反映した結構重たい感じの未来象がアニメとかでは描かれているような印象も受けたりします。まあ今のアニメも昔のアニメもほとんど知らないので勝手な印象かもですが。ガンプラ的にはたぶん1/144くらいまでしか出てなかった記憶がありまして、指は動かなかったからこの順位かな。動いていたらもっと上になっていたか、いやこの上は強豪ぞろいやからなかなか食い込んでいきにくいっすね。
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これ欲しい笑
6位 ハイザック / 機動戦士Zガンダム (1985年)
「Zガンダム」のアニメ本編では初代ガンダムで言えば「ザク」の立ち位置で一応相手側の組織「ティターンズ」の量産型モビルスーツですぐにマークⅡとか百式とかに撃破される役回りだったりするのですが、あのザクがここまで進化してしまっている感が衝撃的過ぎて、アニメより実際に購入して組み立てていたこれも「指が動く」1/100スケールのものが出ていたので即買いでハマっておりました。本当にただ単にすぐに破壊されてしまうのが惜しいくらいのカッコよさで。ザクがこんなに男前になって帰って来るとは、相当、当時「Zガンダム」制作する時「初代」を超えようっていう意気込みが凄かったんかな。デザイン、気合入りまくり。まあアニメ自体はガンダムシリーズ屈指の難易度を誇るって書き方がなんか「ドラクエⅡ」みたいな感じもしますが、話の内容は2006年に映画化されるまで「時代の先を行き過ぎていた」レベルのものでして、21世紀の映画化でようやく時代が「Zガンダム」に追いついたとか言われていました。少なくとも整骨院に勤めていた当時の同僚が後年そう説明してくれたりでしたか。でも僕はガンダムのアニメでは「Zガンダム」が一番好きではあります。
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5位 ZZガンダム / 機動戦士ガンダムZZ (1986年)
今ウィキペディアで調べたらこの「ZZガンダム」のアニメでは安彦良和氏は参加してないみたいですね。道理でこのZZガンダム重量感はありながらもそのスタイリッシュさやデザイン性では子供心にも「なんかちょっとなあ」って印象を受けたりしていたので、合点が行きました。まあでもこのガンダムでも珍しい(?)、いくつかのパーツを組み合わせた「合体もの」のモビルスーツとして特にガンプラでは小学生の僕にかなり響き、デザインはイマイチと思っていても結構好きなガンダムとなっております。このプラモはかなり好きでしたね。2回くらい作ったのかな。Zガンダムみたいにそのまま飛行モードにもなるし、コアファイター取り出していろいろくっつけたり出来て、プラモとしては子供心を大いにくすぐる出来栄えで今でもZZガンダムを完成させた時のときめきを覚えております。やっぱりまた今風にバージョンアップされたガンプラを作ってみたい一機ではあります。後今思い出しましたがZガンダムからの流れで何とこのZZガンダムも1980年代の僕が作ったガンプラの1/100スケールのものは手の指の関節まで可動域があるという仕様でさらにテンション上がっておりました。Zガンダムだけだったかは記憶が定かでないのでアレなんですが。ただその小さな指の動きまでプラモで作り上げるのは小学生にとってはなかなか難易度が高かった記憶もあります。でもだからこそ完成した時の喜びはひとしおでした。
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懐かしいです
4位 百式 / 機動戦士Zガンダム (1985年)
漢字表記が斬新でクワトロバジーナ大尉の専用モビルスーツとしてもカッコイイガンダムシリーズが誇る名機だと思ったりします。1980年代当時はボディは黄色で統一されていましたが、時を隔てて21世紀とかになるとそのまま黄金色の百式とかが発売されていて即買いでしたね。迷うことなく。僕はあまり物欲とか大人になってからそんなになかったのですが、この「黄金」の百式はズキュンとど真ん中を射貫かれてしまい、衝動を抑えることが出来ませんでしたね笑。それくらい80年代当時からガンプラをやっていた人間にとって百式の金色はどうしようもなく魅力的に映りました。
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衝動が抑えられなかった理由わかるでしょ?
3位 ガンダムMk-Ⅱ / 機動戦士Zガンダム (1985年)
一番シンプルでいて一番カッコイイガンダムだとも思います。性能とかならZガンダムやZZガンダム、逆襲のシャアのνガンダムとかの方が上ですがシンプルなデザインで一番好きなガンダムと言えば僕の場合この「ガンダムMk-Ⅱ」になります。なら1位にすればいいやんって話ですが、うーんそこはなかなか上位陣が手ごわい魅力を放っており難しいところでしたが。小学2年生とかで実際に作り上げた時のかっこよさはやっぱり歴代でも1,2位を争う感じではありました。ガンプラの時の後ろのビームサーベルを収納するランドセルみたいなところが僕は結構好きで、マニアックな話ですが、まあこのマークⅡのいろいろなパーツが実によくデザインされてそれが五体そろったらまた絶妙なバランスで子供心をくすぐり、大好きなガンダムへと昇華していったのかもしれないです。子供心っていうのは永遠ですね。あの時の初恋みたいなこのマークⅡに対する好きな気持ちが未だに残っていたりするのですから。ちょっと変かな笑。
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マークⅡ(1/100)のガンプラがこれです
2位 Zガンダム / 機動戦士Zガンダム (1985年)
アニメ「Zガンダム」での主役機で、可変型のガンダムモビルスーツの元祖です。ウェイブライダーに変形してそのまま大気圏に突入出来たり他のモビルスーツを乗せて大気圏内の高熱を防ぎながら地球に運んだり、そんな事もできる優れモノでした。まあそれでもやっぱり顔とかスタイルとかいろいろそれまでのモビルスーツとが違った「特別感」みたいなのがアニメでは真ん中以降に出て来るから、そういう遅れてきたけど凄い奴って雰囲気が溢れていて、大人になってようやく物語の内容が分かってきて、見ていて痺れましたね。ガンプラでも1/100スケールのものがここから指はもちろん、一本一本でしたか、いや今思い出しましたが親指、人差し指、中指の3本が関節まで動く仕様で、作るのが大変でしたが、「ZZ」の所でも書きましたが完成した時の喜びが格別でしたね。そういやこれも記憶が確かか分かりませんが時を隔てた21世紀バージョンのZガンダムとかは指の関節までは動かなかったような。そこは残念だった記憶もあります。違っていたらごめんなさい。また、変形が結構大変だったような、上手い事行かなくて、それは「ZZ」も一緒やったかな、いろいろ動かせる反面、維持するのが難しく、他のガンプラより「劣化」したり壊れたりするのが早かったような。まあでもしばらくはかなりいじくって遊んでいろいろなポーズとか決めて小学生は満足しておりました。ただ塗装とかは昔のは結構最低限のところしか塗ってなくて、下手でも塗装しないと原作通りの仕上がりにならないから結構はみ出た色塗りの落書きみたいな仕上がりのいかにも小学生がつくったやつ、みたいな出来のも多かったような気もします。
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バージョン2.0のものです。
いろいろ出ていますね
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塗装も出来なかったなあ、昔は。
1位 νガンダム / 機動戦士ガンダム 逆襲のシャア (1988年)
で、一番好きなモビルスーツがこの「νガンダム」です。一応読み方は「ニューガンダム」です、念のため。昔NHKBSでやっていた「ガンダム総選挙」のモビルスーツ部門でも1位になっていましたよね。それくらい歴代のガンダム、モビルスーツの中でも完成度が高いデザインで、機能性もアムロのさらに覚醒したこの映画内での「ニュータイプ」能力でもうほとんど無双状態やったんちゃうかな。すいません、しばらく映画みてないので内容忘れてしまいました。あのシャアのサザビーをもってしてもνガンダムには互角っていう感じではなかったような、それくらいちょっと飛び抜けてましたよね。同時期にファミコンで僕がかなりハマって遊んでいたソフト「SDガンダム ガシャポン戦士 カプセル戦記」というシミュレーションゲームで戦いはアクションというかなりの傑作ゲーム内ではこの「逆襲のシャア」までの主要なガンダムのモビルスーツをSDですが使えて、このニューガンダムの「フィンファンネル」がほぼ無敵でこのゲーム内でも無双状態の強さを誇っておりました。僕も必ず作って自軍に持っており、連戦連勝の切り札でしたね。で、このガンプラも1/100スケールでこの当時発売されて即買いで、小学校4年か5年とかになっていて2年とかよりは多少はガンプラつくりにも慣れて、このνガンダムは自分が作ったガンプラでも最高傑作の出来栄えで勉強机の上で堂々としておりましたね。勉強はしたことのない机の上で笑。どこで小学校の時は勉強してたんやろ笑。地べたに寝転んでとかやったかな。躾がばれますね笑。まあ自由に伸び伸びと育ててもらったってことで。ただ当時のガンプラのνガンダムの後ろの「フィンファンネル」が相当重くて、これ漬けたらバランス取れずに上手く立たないという欠点がありましたが。それは21世紀に入ってからのMGやPGシリーズとかでは台座が完備され美しく立脚するようになっていたかと思います。僕も21世紀に入ってからの1/100スケールのPGとかのガンプラを購入したりしましたが、結局作る暇がなくて、完全未開封のまま引っ越しの時に買い取ってくれるところで売りました。6千円で買ったのが2千円とかで売れたんかな。まあまた暇が出来たらνガンダム作ってみたいと思います。
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バランス取るの難しいんですけどね。
子どもの頃はガンプラを10体以上は作って遊んでましたね。ここには紹介しなかったものは、マラサイとかドム、ガルバルディ―、アッシマー、グフ、ジオング、ヤクトドーガとかいろいろ失敗したのもあったりと、経験を積ませてもらいました。ただ色を塗る時が一番難しくて、初めは組み立てる前に塗るとかのルールみたいなのを知らなくて、完成してから塗ったりして、ほとんど子供の落書きみたいな出来になって、腹立ってガンダムとか真っ黒に塗りつぶして、いや百式やったかな、でもその黒い百式が結構カッコよくて逆にお気に入りになったり、これ書くことで記憶が芋づる式に出て来たりして楽しかったです。いい思い出ですねガンプラは。その前後に本編でも書いた通り「ファミコン」の大波がザップーンと僕を飲み込んでそっちに持っていかれたりしましたが、でも定期的にはガンプラは作っていたんじゃなないかなと思ったりします。まあそんな感じの個人的な思い出にお付き合いくださりありがとうございました。ではまた何かの10選とかで。