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世代“感”を知る
column vol.1304
総務省が新たに「060」から始まる携帯番号を導入する方針を発表。
早ければ12月に「060」が導入される予定とのことです。
〈FNNプライムオンライン / 2024年10月4日〉
私の場合、社用携帯は「080」なのですが、プライベートは当然ながら「090」。
つまり、Z世代が言うところの「昭和ナンバー」を使っております…(笑)
そうなると…、060が誕生すれば、ますます世代間ギャップが開きそうな予感がする…
そんなことを考えていたら、若者の世代 “感“ について話をしたくなってきました。
〜ということで、本日は最近気になったZ世代に関するトピックスをお届けしたいと思います。
「時代錯誤」の言葉にご用心
若者とのギャップをよく感じるものの1つが「言葉」ではないでしょうか?
「イタ飯」や「写メ」など、自分が若い時に使っていた言葉が通じないのはよくあること。
一回、思わずテンションが上がってしまって、若手社員に「OK牧場!」と言ってしまった時は、非常に恥ずかしい空気が流れてしまいました、、、(汗)
そんな中、オロナミンCでお馴染みの大塚製薬が実施した、「会話のすれ違いに関する世代間ギャップ調査」が面白かったので共有させていただきます。
〈Web担当者Forum / 2024年9月30日〉
その結果がこちらです。
![](https://assets.st-note.com/img/1728633759-kpujLWQ9OYfv0moJtn2CEcIh.png)
「よしなに」「ネゴる」は、結構使うので、通じないなんてショックです…
多分、ウチの若手は気を遣ってググってくれたのだと思いますが…、隔世の感がありますね…
逆に、実は「鉛筆なめなめ」は言葉自体は聞いたことはあったのですが、私の周りで使う人がいなかったので、「都合のいい数字を書こうと考え込む様子」という意味があるなんて知りませんでした。
こうした言葉の世代間ギャップはあるものの、40代以上、20代それぞれに、「(お互いの世代間で)もっと会話の量を増やして仲良くなりたいと思うか」という質問では、20代・40代以上ともに約9割の人が「はい」と回答。
両世代とも今よりもすれ違いを減らし、積極的にコミュニケーションをとりたいと思っていることが窺えました〜
確かに、通じない言葉をきっかけに盛り上がることもありますので、これも良いきっかけと捉えることが大切ですね😊
就活生が一番見るメディアとは?
続いて気になったのが、就職活動についてです。
今の就活生が何を重視しているかが分かる記事がありました。
〈OTONA LIFE / 2024年7月16日〉
SNS採用マーケティング「エアリク」を運営するリソースクリエイションが行った実態調査によると、「選考に進むうえで、何を最重要視しますか?」という質問に対し、
「会社の雰囲気」
と回答した人が63.3%と最多だったのですが、それを何で判断しているかというと「企業のSNS」。
「企業のSNSアカウントは必要だと思いますか?」という質問に対し、89%が「必要だ」と回答しています。
OTONA LIFEでは
「手軽にほしい情報を入手できるSNSは、学生にとって企業理解が深まり、信頼感を高めるために必要だと考えているといえる」
と考察しており、「SNSで社名を検索しましたか?」という質問には、85.4%が「検索をした」と回答。
その内訳はインスタグラム69.9%、TikTok42.4%、YouTube15.7%となり、文字ではなく視覚情報を欲していることが分かりました。
また、「就職活動中、企業アカウントを見て入社意欲はどのように変化しましたか?」という質問に、「増した」と答えた人は88%と最多に。
さらに、「SNSがきっかけで企業の選考を受けたことがありますか?」という質問に対しては、約半数が「ある」と答えているのです。
ちなみに、当社でも私が入る最終面接の中でも、私のnoteを見たという受験者がいる時もあります。
…ということで、常に気を抜かないように心がけたいと思う今日この頃です…!
より「芸能人化」する若者たち
SNSについて、最近の若者らしいと思った記事を最後にお届けして締め括らせていただきます。
タレントのなえなのさんが、9日放送の日本テレビ系バラエティー番組『上田と女が吠える夜SP』で話したSNSについての不満話に、Z世代から共感の声が集まっているそうです。
〈@niftyニュース / 2024年10月10日〉
その中で、私が注目したのが「BeReal」についてのコメントです。
BeRealは、通知に従い1日1回写真をシェアするSNSで、学生中心に盛り上がっているプラットフォーム。
なえなのさんは通知が来たら、周りに人がたくさんいる所では、その場を逃げるようにしているとのこと。
なぜなら、通知は同時に来るため、みんなが四方八方から写真を撮り始めるので、自分が変に誰かの写真に映り込みたくないからだそうです。
…なるほど、…なるほど、確かに、自分が変なタイミングと角度で映るのは嫌かもしれませんね…
SNSはこれまで一般人でも発信できることから、芸能人気分を味わえるものでしたが、芸能界でいえば、それはテレビの前やステージの上のような感じ。
BeRealは、学校など同じコミュニティにいる人たちが行っているので、友達や、知人、顔見知りが多いという環境。
さながら芸能人がプライベートでたまたま写り込んでしまうようなもので、なえなのさんに共感する若者は多いというのも分かりますね。
ある意味ですが、より一般人が芸能人の日常に近づいたと言えるのかもしれませんね🤔
…まぁまぁ、その辺は社会人のおじさんには、よく分からないところではありますが、Z世代の新しいライフスタイルや感性から新しい時代の気配を感じます。
今後も、そうした時代性を把握する上でも、今後もZ世代ウオッチを続けたいと思います🫡
本日も最後まで読んでいただき、誠にありがとうございました!