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「ほめ男」になりたい

vol.149

「ほめというのは、褒める男のこと。

当社では毎週、時流分析会議を行っているのですが、ウチのもう一人の副社長が、我々二人はもっと「ほめ男」にならなきゃと出したキーワードでした(笑)

そんな想いに掻き立てられたのが、日刊SPA!【路上で人を褒める「褒めますおじさん」が話題に。借金は最大600万円、家ナシでも「毎日楽しく過ごせている」】という記事。

〈日刊SPA! / 2024年11月8日〉

フジテレビ『ザ・ノンフィクション』でも紹介されたことのある「褒めますおじさん」(43歳)の仕事に触れて、そう思ったのです。

褒めますさんは、繁華街の路上「すごくほめます」と大きく書かれた段ボールを持ち、道ゆく人たちを褒めまくることを生業にしています。

日刊SPA!

ある種の路上パフォーマンスですね。

褒めますさんは波瀾万丈の人生を歩まれてきました。

18歳の頃からギャンブルを始め、気がつけば借金最大で600万円くらいに…

頼りにしていたお父さんも脳梗塞で倒れてしまい、褒めますさんは路上生活を余儀なくされます…

普通なら、ここで絶望してしまう…

少なくとも、人を褒めることからは縁遠い心境になってしまうでしょう…

しかし、褒めますさんは、そこで立ち上がります。

もともと興味のあった路上パフォーマンスに目を向け

「すぐにできて嫌な気持ちになる人も少ない『褒める』活動をしてみることにしました」

と、今の仕事を始めたとのこと。

しかし、皆さんも想像していただければ分かると思いますが、初対面の方を褒めるのって、非常に難しい

褒めますさんも最初は外見から褒め始めたそうなのですが、徐々に「なぜ僕のところに来てくれたのか」という理由を聞きながら “褒めポイント” を見つける術を身につけるなど、プロ褒め師としての能力を開発していったそうです😊

お客さんのタイプは幅広く、赤ちゃんを褒めて欲しいとお願いする親御さんだったり、82歳の方だったり。

中には、「今日、会社をクビになりました」というディープな方も、、、

そうした方々にも真摯に向き合い、その人の求めている「褒め」提供していく。

褒めますさんの熱意思いやりに触れ、涙を流して帰る方もいらっしゃるそうです。

まさに路上のオアシス

今では、1日平均収入1万円

最高額4万3千円だったそうです。

これなら路上生活からも卒業できると期待するのですが、褒めますさんはこのように仰っています。

「正直言って家を借りることは考えていません。それよりも褒める活動47都道府県全てでやりたいという思いが強いです。東京から交通の便がいい大きな都市は全部行って、31都道府県まで来ているので、全国での達成に向けて頑張っています」。

プロ褒め師としての新たな夢に向かっている。

非常に充実した日々を送っていらっしゃることが窺えますね。

褒めることによって「幸せホルモン」とも呼ばれるオキシトシンドーパミンなどが分泌され、自分自身の心身にもポジティブな影響がもたらされると言われています。

そう考えると、褒めることを軸にした人生にすると、人に幸せを広げるだけではなく、自分の幸せも向上することも期待できるわけです。

褒める文化を、ちょっと自社にも広げたくなる。

ほめますさんの人生は、そんな気にさせてくださいました。

少なくとも私自身は、「ほめ男」までいかなくても、社内外問わずなるべくプラスのストロークを心がけ、日々人に接したいと思います。

本日も最後まで読んでいただき、誠にありがとうございました!


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