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身につけたい「老人力」

vol.131

これから人生後半を過ごしていく上で、最近、非常に為になる考え方に出会いました。

1998年、前衛芸術家で作家の赤瀬川原平さんが執筆してベストセラーになった『老人力』です。

〈現代ビジネス / 2024年9月17日〉

名前は知っていたのですが、98年といえば、まだ20代の前半だったので、当時は読もうとは思わなかったのですが、気持ち良いぐらいのポジティブシンキングなのです。

例えば、高齢になって記憶力が落ちたら、それはもの忘れがひどくなったのではなく、“忘却力” という老人ならではの能力がついたと考える。

動きが若い頃に比べると遅くなってきたと感じたら、それは “ゆっくり力” がついたと見る。

全てを「成長」と捉えるわけです。

ポジティブシンキングということで言えば、よく「コップの理論」が挙げられます。

ただ、これはコップに半分ある水を、「もう半分しかない」と捉えるのか、「まだ半分ある!」と捉えるのかで違うという話ですが、

老人力ならば、空になったコップを見て「なくて良かった!」と思うようなものです(笑)

でも、私は常日頃、物事には両面あって、例えば人の長所と短所は表裏一体だと思っています。

もちろん、こんなに上手く発想を切り替えるほど成熟している自分ではないことは分かっていますが、いかに歳を重ねることにアンチにならず、グッドと捉えるかがポイントだと思う今日この頃です😊

そんな考え方で、これからの日々を楽しんでいきたいと思います。

楽しむといえば3連休も2日目

ぜひ良いシルバーウィークをお過ごしくださいませ!

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