“ゆるめ、濃いめ” の関係学
vol.38
今週は2日連続で記事をご紹介いただいたり、サポートをいただいたり、本当にありがたい日々が続いています。
思えばこの3年、コメントやスキも含めて、多くのnoterさんからたくさんの贈り物をいただいたと思います。
SNS上でしかお付き合いできていない方がほとんどですが、時にリアルを超えた貴重な存在と感じる時もあるのです。
確かによくよく考えてみると、利害関係のない良い意味での「ゆるさ」が、リアルとはまた違う濃い人間関係を生み出してくださっているのかもしれません。
それを象徴するように、本名も住所も知らないSNS上の仲間にも贈れる「ソーシャルギフト」市場が伸長しているのです。
〈東京新聞 / 2023年10月1日〉
矢野経済研究所が21年にまとめた推計によると、ソーシャルギフトを含む「eギフト」の国内市場規模は20年度は2075億円。
それが今年の23年度では1.5倍以上の3196億円に拡大しています。
さらに、25年度は4057億円に膨らむとの予測もあるのです。
ちなみに、「ソーシャルギフトって何??」という方に簡単に説明すると
という仕組みで、贈り合えるというわけです。
小売業でも、例えば三越伊勢丹が2019年10月にソーシャルギフトも取り扱うオンラインギフトサイト「MOO:D MARK(ムードマーク)」を開設。
同サイトの売り上げは22年度が前年比30%増、23年度は第1四半期時点で前年同期比37%増と好調に伸びており、今後も増加が続く見込みとのこと。
SNS時代の新しいギフト文化になりそうです。
とまぁ、今回はギフトの話がしたいわけではなく、「ゆるい」付き合いだから、「薄い」わけではなくなっていることがお伝えしたいのです。
良い距離感を保ちながら、時にリアルより濃く、時に薄くと濃淡が付けられる関係が進んできているという実感を感じています。
多様に、そしてバーチャルに、人と人の関係学を深掘りしていきたい。
さまざまなnoterさんとのお付き合いの中から、そんなことを思いました😊
本日も最後まで読んでいただき、誠にありがとうございます。
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