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仕事で生かしたい「慣性の法則」

vol.148

最近読んだ、ライフハッカーの【ニュートンの「慣性の法則」を仕事に適応してみたら、タスク処理が思った以上にはかどった】という記事が面白かったので、共有させていただきます。

〈lifehacker / 2024年10月31日〉

慣性の法則は、皆さんもご存知のように、

静止している物体静止し続け一定の速度直線的運動している物体は、外力が加わらない限り、その状態を維持し続ける

というもの。

これは、仕事においても当てはまるという話で、例えば「今日は、軽くデスクを整理しよう」と思っていたつもりが、一度始めてしまうと、ついつい熱中してしまい、結局は、徹底的な断捨離に。

一方で、「5分休もう」と思ってくつろいでいたら、気がつけば10分30分動けないままであったりもする…

そんなことは誰しもあるのではないでしょうか…😅

だからこそ、この慣性の法則を生かして、「動き出す習慣」をつくる。

そのための「2分ルール」をライフハッカーの記事は示しているのです。

【2分ルールの一例】
・メールが届いたらすぐに返信しましょう。
・ゴミを出す必要があれば、気づいた瞬間に出しましょう。
・予約をキャンセルする必要があれば、すぐに電話をかけましょう。

小さなタスクすぐにこなす習慣を身につけることで、勢いをつけることができるというわけです。

確かに、始めるための意識づけは非常に大事ですね😊

その上で、私は「小さくやめる習慣」にも目を向けたいとも思いました。

仕事において、既存の業務やり方固執しやすいからです。

組織行動論において「戦略的組織変革への抵抗」という項目があります。

これは、たとえ業績が悪化して危機的な状況を迎え、革新的(戦略的)組織変革の必要性が生じても、実際には今までの業務、やり方をなかなか変えられないということを示しています。

「慣れていること」というのは、それだけ心地良く「既得権益」になりやすい…

ここを上手く捉えられていないと、「現状維持は衰退である」という言葉があるように、組織も、個人も、アップデートできなくなり時代に取り残されてしまいます…(汗)

これは商品で考えると分かりやすく、「iPhone」16シリーズまで進化していったからこそ市場の中で生き残れたわけです。

ですので、アップデートするための業務的、時間的余白をつくることが必要になるでしょう。

社員が仕事時間の20%を自由に使って通常の業務以外のプロジェクトや興味のある分野に取り組むことを奨励する「Googleの20%ルール」は、その分かりやすい例です。

このように、今ある100を圧縮し、取り組みやすい環境づくり仕組み化(ルール化)していくという意識が大切ですね。

時代の先を読み、「小さくやめる習慣」「小さく始める習慣」の両輪を回し、進化の道を進んでいく。

そんな気持ちになるような「慣性の法則」の話でした😊

本日も最後まで読んでいただき、誠にありがとうございました!

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