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ドリンクに愛を込めて

column vol.1267

連日、暑い日が続きますね…

本日、東京の最高気温は35℃

数字を見るだけでゲンナリしますが…、西の方ではもっと暑い地域も多く、大阪市38℃名古屋市37℃、そして京都市に至っては39℃という危険な数字が並んでいます…(汗)

こんな猛暑の夏は、やっぱり冷た〜い飲み物心を癒したいところ。

そんな気持ちで世の中を見渡してみると、心が癒されるどころか幸せな気持ちでいっぱいになりそうな “愛” の話を発見できます。

そこで本日は【ドリンクに愛を込めて】と題して、最近心惹かれたトピックスをご紹介したいと思います😊

ぜひ最後までお付き合いくださいませ〜


地域の「お裾分け」愛

まずは39℃の京都の話題から。

優しさで溢れる青果店が、京都市中京区にあるというのです。

〈まいどなニュース / 2024年8月12日〉

そのお店とは、二条駅近くにあるマルシェノグチ

農家から直接仕入れた有機減農薬などの野菜を中心に扱っています。

同店では規格外野菜熟し過ぎた果物などを使い切るため、5年前からスムージーを販売しているのですが、まさに地球に優しいドリンク

しかも、このスムージーは子どもにも優しいというのです。

それは栄養満点という体への優しさもあるのですが、実は何と!

親子で一緒に買い物に来た場合、子どもたちへ無料で振る舞っているというのです。

一見、子どもに対するお店の大盤振る舞いに見えますが、実は無料サービスの原資を提供しているのは地域に住む大人の方々

つまり、お客さん他のお客さんの子お裾分けするというものなのです。

なぜ、このような仕組みを考えたのか?

きっかけは昨今の物価高に対する店主の悩みでした。

これまで1杯250円だったのですが、昨年末、原価高騰などから350円への値上げを検討。

しかし、

「今まで親子500円だったが、700円となると、親は飲まずに我慢するかも

と悩んだわけです。

そこで、「こども応援スムージーチケット」というアイデアを考案し、理解を示してくれる知人の皆さんに相談

50杯分を購入してもらい、子連れのお客さんに今年1月から提供したのです。

すると、その考えに共感したお客さんたちが、「それなら私も」と、次に来る子どものためにチケットを買ってくれるようになったとのこと。

こうして善意の好循環が回り、5月末までに200杯以上が振る舞われたそうです。

さらに、子どもたち地域の愛を感じ、チケットの裏「おいしかったです」などのコメント笑顔の絵などを描いてくれるそうで

中には

「私もみんながえがおになれるしごとについて、みんなに『ありがとう!』といわれたいです」

との書き込みもあったそうです。

この夏よりもアツイ、素晴らしい話ですね😊

人気店の地球への愛

ちなみに規格外の野菜を使った地球に優しいドリンクといえば、あの人気店から新業態が誕生したことがニュースになっています。

モスバーガーを展開するモスフードサービスが手がける「Stand by Mos(スタンドバイモス)」です。

8月9日、東武東上線「池袋駅」の改札内にオープンしました。

〈食品産業新聞社 / 2024年8月8日〉

主に規格外品などで捨てられてしまう野菜を使ったスムージージュースを販売。

1年間で使用する規格外野菜は、この1店舗で4.6トンを見込んでおり、美味しさ地球への優しさ両立したお店なのです。

しかも、体への優しさ両立

成人が1日に必要な野菜摂取量の2分の1を摂取できるメニューも取り揃えているとのこと。

この新しいチャレンジに対して、プロジェクト責任者の同社執行役員社長室長の金田泰明さん

「まず1年間はこの店舗で、どういった層や商品にニーズがあるのか調査していく。そのあとで、例えば4年間で100店舗などの出店を目指したい」

とコメントされています。

こちらのお店は、モスバーガー店舗では出店できない狭小スペースを利用した業態。

出店展開はしやすいと思われますので、様々な地域の日常になると良いですね。

“飲み過ぎない”クラフトビール

最後は夏の夜にふさわしいビールの話で締め括りたいと思います。

ビールといえば、自分にご褒美をあげたい時に飲みたいのが「クラフトビール」

最近では様々な飲食店気軽に楽しめるようになりました。

一方、美味し過ぎてピッチが早くなり、ついつい飲み過ぎがちになってしまうのは私だけではないでしょう〜

そんなビール好きが飲み過ぎないようにと、あるユニークな防止策を生み出した企業があります。

その企業とは、クラフトビールといったらお馴染みのヤッホーブルーイング

ビールを注いでも少しずつしか飲めないユニークな形状のグラスを開発したのです。

〈読売新聞 / 2024年8月9日〉

その名も「ゆっくりビアグラス」

真ん中6mmほどのくびれがある砂時計のようなカタチで、一度に飲めるビールの量が制限されるという仕掛けとなっております。

通常の350ml缶を飲み干すのに比べ、約3倍の時間がかかるとのこと。

しかもこのグラス、機械を使って製造するのが難しいらしく、全てガラス職人による手作りとのことです。

同社が、ゆっくりビアグラスを生み出したのは、厚労省が今年2月、飲酒についてのガイドラインを発表したことにあります。

がんなどの疾患別発症リスクが高まる飲酒量を例示したことによって、社会的に飲酒に対する意識が高まっているからです。

ちなみに同社が行ったアンケート調査では、外食6割自宅4割の人が想定より飲み過ぎた経験があると回答。

飲むペースが早いと飲酒量が増える傾向にあり、ペースを遅らせることで適正な飲酒量を心がけられるグラスをつくろうと考えたのです。

「欲しい!」と思った方は、同社のサイトに応募すれば税込9,800円で買えるチャンスがあります!

(8月16日、明日までです)

ただし!

10個限定での販売に対して、8月9日時点で既に2300件を超える応募があったそうなので、買えたとしたら奇跡かもしれません…

ただ、今回のたくさんの応募数を受けて、増産を考えているそうなので私は気軽に手に入れたいと思います〜

〜ということで、本日は愛が溢れるドリンクの話をさせていただきました。

美味しい飲み物を楽しみながら、暑いをぜひ乗り切ってくださいませ😊

本日も最後まで読んでいただき、誠にありがとうございました!


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