前回は、M&Aによってライフウェルという会社の一員になった時のことをお伝えしました。
今回は、ライフウェルの社員になって最初の異動先となった相模大野店に在籍していた時のことをお話したいと思います。

相模大野はスタッフが良かった

相模大野店のスタッフの人たちは、とても温かく迎え入れてくれました。
僕が在籍していたのは短い間でしたが、相模大野のスタッフとは、理念共有の合宿をしたり、猿島(無人島)へ行ったり、バーべキューをしたり、スタッフとの楽しい思い出がたくさんあります。

会費二重請求事件

ここでもちょっとした事件が起きます。
会員システムのエラーによって、月会費の請求データの一部が2回送信されてしまい、一部の会員さんの口座から二重引き落としがかかってしまったのです。
厳密にいうとシステム自体のトラブルではなくてPCのバグでした。
二重に引き落としがかかってしまった方の月会費は、次月に充当という形で対応するのですが、信用と口座を傷つけてしまいましたから、スタッフで手分けして、お一人ずつ電話をかけて丁重にお詫びをしていきます。
僕も400名近い会員さんへ電話をかけ、来館された方にはフロントで直接お詫びをしました。

担当者は厳重注意を受けて落ち込んでいましたが、これはヒューマンエラーではなく、機械のトラブルです。
フリーズしたりバグったりするリスクのある古いPCを備品として使っていましたから、問題はそんなPCで請求業務をせざるを得ない環境にあると思います。

責任を感じている担当者も気の毒だったし、たくさんのお客様対応をしなければならなかったので、僕もできることは全てやろうと思い、早番や遅番というシフトに関係なく、朝から晩まで事務所にいられる時はとにかく電話をかけまくって対応しました。
「仕方ないよ」と言ってくださったり、「みんなに電話かけてるの?大変だね。頑張ってね。」といった温かい言葉もいただきましたが、めちゃくちゃ怒って怒鳴りつけてくる人もいたし、もう信用できないと退会を希望してくる人もいました。
まあ対応しなければならない人数が多かったのは大変でしたが、なんといっても僕は「土下座行脚」を経験していますから、メンタル的にはどうってことなかった。(土下座経験者は強いぜ!笑)

それに、スタッフで協力して行なった対応作業のおかげで、着任して間もなかった僕も、短期間でスタッフとの距離感が近くなり、信頼関係を築けたので結果オーライです。

3ヶ月でまた異動

このライフウェルは、他にも町田にヨガスタジオとパーソナルジムがあり、東戸塚と静岡の浜松にも店舗を持っていました。

そして、板橋区のときわ台に、リヴィタップというブランドで体幹トレーニング専門スタジオをフランチャイザーとして出店することになり、その新店立上げのマネージャーに指名されて出向することになります。
溝の口の実績とライフウェルの一員になってからの働きぶりが評価されてのことだったし、新業態の立ち上げとの経験ができるというのも貴重なので引き受けました。

真夏の夜の夢

ときわ台の店舗は10月1日にオープンすることが決まり、立ち上げ準備とスタッフ研修があるため、僕は9月1日付でときわ台へ異動になったのですが、辞令が出たのが8月28日でした。笑
相模大野店は6月~8月という夏の3ヶ月間しか在籍していなかったのに、スタッフのみんなが好きで、すごく寂しくなりました。。
あっという間だったな。。
まさに「真夏の夜の夢」です。笑

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次回予告

出向先のときわ台は、体幹トレーニングのクラスと、ヨガ、ピラティスという3種類のレッスンのみで運営する新業態なので、
コナミ時代からずっと大好きで15年近く拘ってやってきたBODYCOMBATとBODYPUMPも、ここで引退することになります。

次回はリヴィタップときわ台に出向した時のお話をしたいと思います。
今回も最後までお読みくださり、ありがとうございました。

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