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北海道移住者が選ぶ!!北の大地、北海道に来たら釣ってみたい魚12選!!北海道は魚の宝庫!?自然あふれる北海道で釣りをしてみよう!!

どうも龍キング釣りです。今回は北海道に移住してから2年経ち、北海道でたくさん釣りをしてきたということで、北海道に訪れたら釣ってみたい魚12選を紹介していきたいと思います!!北海道といっても、道南の函館、噴火湾、道央の苫小牧、小樽、札幌、道北の稚内、道東の釧路や知床などなどたくさんの釣り場があり、それぞれ釣れる魚が違ってくるので、今回は淡水魚も含めた北海道を代表する魚、北海道に来たらぜひ釣ってみたい魚を紹介していきたいと思います!!



1.はじめに

北海道は釣りの宝庫と言われます。川ではニジマス、アメマス、ブラウントラウトなどと色んな種類のトラウトや魚が釣れ、湖ではワカサギ、幻の魚イトウからヒメマスなどたくさんのトラウトが釣れて、海ではサケ、カレイ、ホッケ、サンマ、コマイ、ニシン、サクラマス、根魚、チカ、カラフトマスなどなど数え切れないほどの高級魚が釣れます。そんな北海道ですが、やはり種類が多すぎて何を釣れば迷うところでしょう。そこで今回この記事では、北海道で釣ってみたい魚12選と、釣れる時期や釣り方、食べ方について解説していきたいと思います。

ということで早速行きますよ〜!!


1.サケ

釣れる時期:8月下旬〜11月 (場所によって時期は多少変わる)

釣れる時間:一日中

釣れるエリア:北海道全面の川の河口か河口付近

サケについて:
サケ(アキアジ)は北海道を代表する魚と言ってもいいでしょう。毎年鮭釣りのために道外からもたくさんの人も訪れ、釣り場に朝早く入っても入る場所がなくなるほどの人気があります。マナー問題は毎年ありますが、サケとそのイクラはたくさんの釣り人を魅力します。
ただ、鮭はルール上川では釣ってはいけず、川の河口もしくは、河口規制がかけられている場合は規制の範囲外でだけ釣っていいとされています。

釣り方:
サケの釣り方は大きく分けて3つあります。まずウキルアー、そして投げ釣り、そしてウキフカセ釣りです。ウキルアー釣りは専用のルアーにタコベートとカツオなどのサケを誘う餌と、糸に専用のウキをつけて、ゆっくり巻いてサケを誘う釣りになります。一方投げ釣りは専用のフロート仕掛けにカツオなどのサケを誘う餌を付けて、投げてただ待つ釣りになります。最後に、ウキフカセ釣りは専用のウキフカセ仕掛けにカツオなどのサケを誘う餌をつけてタナを調整しながら流れに乗せて流すだけの釣りになります。どれも至ってシンプル釣法ですが、地元のベテラン釣り師がたくさんいる釣り場では腕を競うように、ありえないほどの釣果の差があったりするので、テクニックも非常に重要になります。他にも垂らし釣りなどがあります。

タックル:

ウキルアー

ロッド:専用ロッドもしくは9〜13フィート Max 50g〜70gほどのルアーロッド
リール:スピニングリール 5000番〜4000番ほど
ライン:PE 1.5〜3号 リーダー 20〜30lb
仕掛け:ウキルアー専用スプーン、タコベート、ウキルアー用ウキなど
餌:カツオ、サンマなどの切り身、イカ、エビなど

ウキフカセ

ロッド:専用ロッドもしくは9〜13フィート Max 50g〜70gほどのルアーロッド
リール:スピニングリール 5000番〜4000番ほど
ライン:PE 1.5〜3号 リーダー 20〜30lb
仕掛け:サケウキフカセ仕掛け
餌:カツオ、サンマなどの切り身、イカ、エビなど

投げ釣り:

ロッド:投げ竿30号〜33号ほど
リール:投げ釣り専用リール5000番〜6000番ほど
ライン:PE2〜3号もしくはナイロンライン6〜8号
仕掛け:サケ投げ釣り専用仕掛け
餌:カツオ、サンマなどの切り身、イカ、エビなど

食べ方:
サケの食べ方なんて言えば本当にたくさんありますが、天然物なので生食は正直言ってあまりおすすめしません。ただ、塩焼き、ムニエル、鍋、ホイル焼き、ちゃんちゃん焼き、燻製、トバ、新巻鮭、味噌麹漬け、塩麹漬け、ルイベやマリネなどの料理があります。生食で頂く場合は必ずー20度で冷凍させてからいただくことをおすすめします。

詳しくは下記の記事から。


2.ホッケ

釣れる時期:9〜12月、2月〜5月 (主に冬から春。船では秋も)

釣れる時間:一日中

釣れるエリア:北海道全域の海 漁港、磯など (積丹、日本海側が人気)

ホッケについて:
ホッケもサケほどではありませんが、北海道の中でも非常に人気がある対応魚です。毎年冬から春の時期、漁港や磯全体を釣り人が埋め尽くし、撒き餌を海に撒きながら、次々とホッケをかけていく光景が見られます。道外でも食料として人気がある魚の一つですが、サケと同じく日本では北海道でしか釣れないと言うことがあり、非常に北海道の釣りで人気な魚です。特に春の脂が乗ったホッケは最高に美味しいです。

釣り方:
釣り方は基本的にサビキ釣り、ウキ釣りですが、中にはルアー釣りジグサビキで釣る人もいますし、投げ釣りでも人気な魚です。サビキ釣りは専用の仕掛けが好ましく、実際のところサビキ仕掛けで、ある程度強度があれば何でも問題ありません。そこに普通のサビキ釣りと同じく、カゴを取り付けて中にコマセ餌を入れればオーケーです。ただ、ホッケのサビキ釣りはカゴの中の餌に頼るのではなく、ウキ釣りのようにコマセ餌を撒くスタイルが基本です。あと、釣れないときはサビキ針に小さくエビやイソメなど餌をつけるのもありですね。中にはホッケは基本的に下の層にいるので、砂を混ぜて餌を沈ませる人もいます。ホッケ釣りも同じく地元のベテラン釣り師はいろんな工夫をしてるため、実際に僕も周りの人はたくさん釣れるのに一匹も釣れないなんて時もありました。
次にウキ釣り。これは専用の仕掛けにイソメやエビを付けて、サビキと同じく撒き餌を撒く釣りになります。そして、ルアー釣り、ジグサビキ釣り。ルアーは普通のロックフィッシュ用ワームやプラグに小さめのジグがおすすめです。ジグサビキは通常のものを使います。
最後に投げ釣り。サビキ釣りなどで釣れないときの最終手段になります。僕も実際にサビキでは釣れないときに投げ釣りで爆釣させたこともあります。仕掛けは専用のものが好ましく、フロート付きタイプがいいでしょう。そして、仕掛けにコマセカゴをつけて、コマセ餌を入れ、餌にエビやイソメをつけて投げるような釣りになります。

タックル:

サビキ釣り

ロッド:磯竿2号〜3号もしくは9フィート以上のルアーロッドML〜MHかコンパクトロッド
リール:スピニングリール3000番から4000番ほど
ライン:PE1号ほど ナイロン4号ほど
仕掛け:ある程度強度があるサビキ仕掛け
餌:撒き餌(アミエビ、専用コマセ)付けエサ(イソメ、オキアミなど)

ウキ釣り

ロッド:磯竿2号〜3号もしくは9フィート以上のルアーロッドML〜MHかコンパクトロッド
リール:スピニングリール3000番から4000番ほど
ライン:PE1号ほど ナイロン4号ほど
仕掛け:専用ウキフカセ仕掛け
餌:撒き餌(アミエビ、専用コマセ)付けエサ(イソメ、オキアミなど)

ルアー釣り、ジグサビキ

ロッド:ルアーロッド9フィート以上ML~MH、ロックフィッシュタックルも使用可能
リール:スピニングリール3000番ほど
ライン:PE0.8〜1.2号 リーダー 16lb〜20lb
仕掛け:ルアーなら 10〜30gのジグ、ロックフィッシュ用ワーム、小型プラグ、ジグサビキなら通常のものを
餌:撒き餌を撒いてみても良い

投げ釣り

ロッド:投げ竿25〜30号
リール:投げ釣り専用リール4000〜5000番
ライン:PE2号、ナイロン5〜6号ほど
仕掛け:ホッケ投げ釣り専用仕掛け
餌:コマセ餌(アミエビ、専用コマセ)付けエサ(イソメ、オキアミなど)


食べ方:
ホッケといえば干物ですが、北海道で釣ったホッケは新鮮なので、フライなどで食べられることもよくあります。ただ、ホッケにはアニサキスなどの寄生虫が多く寄生しているので、生食はおすすめしません。他には塩焼き、味噌焼き、煮付け、唐揚げ、味噌汁、ポワレ、ムニエルなどがあります。


3.アメマス、サクラマス

写真はアメマス

釣れる時期:アメマスは基本1年中(海アメは冬) サクラマスは冬〜初夏

釣れる時間:朝マズメ〜夕マズメ

釣れるエリア:アメマスは北海道全域の海、川、湖 サクラマスは北海道全域の海や湖

アメマス、サクラマスについて:
まず、アメマスやサクラマス釣りは北海道でしかできないのが特徴です。(特にアメマス)アメマスはエゾイワナの降海型で、サクラマスはヤマメの降海型です。特に北海道で体験してほしいのは、冬から春が全盛期の海でのアメマス、サクラマスです。さらに、サクラマスは北海道では川での釣りが禁止されていますが、アメマスはいいので、湿原河川や自然に恵まれた川でのアメマス釣りはまさに北海道を思わせます。その上、サクラマスは60オーバー、アメマスはなんと80cm超えの怪物級のものも釣れるのでまさにロマンがある釣りと言えますね。北海道を代表するトラウトなので、北海道に来たら釣ってみることをおすすめします。

釣り方:
釣り方はどのフィールドでもルアー釣りが定番。川では強めのトラウトロッドでスプーンやミノーで釣ります。特に湿原河川などではしっかりとした強いトラウトタックルで挑みましょう。湖では基本釣り方は同じですが、長めの竿で釣ります。ただ、湖ではジグや長めのミノーの仕様も可能です。海釣りでは10フィート以上の長めの竿に専用のジグ、ジグミノーやミノーなどで釣ります。

タックル:

川用タックル

ロッド:6〜8フィートの強めのトラウトロッドかバスロッド
リール:スピニングなら3000番ほど ベイトリールならバス用のものを
ライン:PE1号ほどにリーダー12lbほど
ルアー:ミノー、スプーン等

湖用タックル

ロッド:8〜10フィートの強めのトラウトロッド
リール:スピニングリール3000〜4000番ほど
ライン:PE1〜1.2号 リーダー12〜16lb
ルアー:ミノー、ジグ、スプーン、ジグミノー等

海用タックル

ロッド:専用ロッドかルアーロッド10〜13フィートMH〜Hほど
リール:スピニングリール4000〜6000番
ライン:PE1〜2号 リーダー16lbほど
ルアー:ジグ、ジグミノー、ミノーなど

食べ方:
生食はおすすめしませんが(やるなら必ず−20度で冷凍させてから)、基本ムニエル、燻製、鍋や味噌漬け、味噌麴焼き、ホイル焼き、マリネ(冷凍)、オーブン焼き、ちゃんちゃん焼き、塩麴焼きやルイベ(冷凍)などがあります。

アメマスの詳しい記事は下記から


4.イトウ

釣れる時期:一年中釣ろうと思えば釣れるが、ベストシーズンは夏〜秋 (8〜11月頃)

釣れる時間:朝マズメ〜夕マズメ

釣れるエリア:道北(猿払周辺)の湿原河川やサーフや道東の湿原河川や湖

イトウについて:
やはり北海道といえばイトウですよね。まさに北海道を代表する幻の怪魚、イトウです。日本三大怪魚のイトウですが、イトウは世界の中でも日本、それも北海道にしか生息しない魚で、絶滅が恐れられているものの、どうせ北海道に釣りに来るならイトウが釣りたいところです。ロシア辺りにはタイメンというイトウに似た魚がいますが、イトウは僕が知る限り北海道にしか生息しない幻の怪魚です。熊を丸呑みしたというアイヌの伝説や3mほどにまで及ぶものが十勝川で捕れたなどとたくさんの伝説を残したイトウですが、絶滅危惧種なので、釣り過ぎは良くないものの、紹介しざる負えないので紹介しました。皆さんも是非釣ってみてください!!

釣り方:
イトウは淡水釣りが基本で、道北では海でも狙える魚ですが、釣り方はルアー釣りでリリースが基本です。釣れるときは普通にメーターオーバが釣れるので、タックルはある程度強度があるものがいりますね。ルアーも小さなスプーンから小動物ルアーなどを使用します(バーブレスフックを使用することがマナー)。コツとしては闇雲に投げず、バス釣りと同じで、イトウが潜んでそうな茂みや深みなどを探ることでしょう。あと場所移動も非常に重要になります。実際に僕もそのようにしてイトウを釣り上げることができました。

タックル:

淡水でのイトウタックル

ロッド:シーバスロッドならMH以上、バスロッド、トラウトロッドならH以上、小規模河川では雷魚ロッドもOK
リール:スピニングリールは5000番ほど、ベイトリールなら雷魚用のものなど
ライン:PE2号以上 小規模河川では4号〜8号 リーダー 30lb以上
ルアー:スプーン、プラグ、ミノー等

海でのイトウタックル

ロッド:シーバスロッドなどのルアーロッド10フィート以上、パワーMH以上
リール:スピニングリール5000番以上
ライン:PE2号以上 リーダー20lbほど
ルアー:スプーン、ミノー、プラグ、ジグ、ジグミノー等

食べ方:
基本イトウはリリースしますし、釣り人としてリリースするべきです。ただ、天然のものではなく、養殖場のものは食べれて、塩焼き、刺し身、ルイベやムニエルなどでいただけます。

詳しくはこの記事から


5. 北海道のロックフィッシュ(カジカ、ソイ、アイナメなど)

写真はカジカ

釣れる時期:1年中 ただ秋や初夏がベストシーズン

釣れる時間:一日中 夜がいいときも

釣れるエリア:北海道全エリア (カジカやアイナメは太平洋側がおすすめだが、オホーツク海や日本海でも釣れる)漁港、磯、一部のサーフ、ゴロタ岩

ロックフィッシュについて:
北海道に来たらぜひ釣ってもらいたいロックフィッシュはカジカ、ソイ、アイナメの三種類でしょう。特にカジカや、太平洋道東に生息するウサギアイナメは北海道だけでしか釣ることができないので、特におすすめします。僕も北海道に移住したばかりの頃はロックフィッシュにハマっていたので、カジカ、ソイやアイナメは特に釣りたかったですね。あの50cmを超えるロックフィッシュは北海道だけなので、ぜひ皆さんも釣ってみてください。

釣り方:
釣り方は穴釣り(探り釣り)、投げ釣り、ルアー釣りの三種類に分けることができます。穴釣りでは大きいのが釣れることが予測されますので、強めのタックルを使用します。テトラポットなどの隙間、もしくは堤防の際に仕掛けを落とせばOKです。一方投げ釣りはその名の通り、餌のついた針を投げる釣りです。北海道では集魚目的でコマセカゴを使うことが多いですね。そして、ルアー釣りではロックフィッシュタックルにワームを用いて、堤防の際、磯、や根周りを探って釣ります。

タックル

穴釣り

ロッド:穴釣り専用ロッドか、強めの1mほどの竿
リール:ある程度の強さがあるベイトリールかスピニングリール2500番以上
ライン:フロロ、ナイロンライン4号以上
仕掛け:ブラクリ、ブラー、ワームなど
餌:虫エサ、切り身

投げ釣り

ロッド:投げ竿25〜33号
リール:投げ釣りリール5000番ほど
ライン:フロロ、ナイロンライン6号、PEライン3号ほど
仕掛け:投げ釣り仕掛け(胴突きタイプ)カジカには専用のものも
餌:虫エサ、切り身、イカゴロなど コマセには、イカゴロ、アミエビなど

ルアー釣り

ロッド:ロックフィッシュロッド
リール:ベイトリールはバス用、スピニングリールは3000番以上
ライン:PE1.2号ほど リーダー20lb
ルアー:ワーム

食べ方:
食べ方はたくさんありますが、煮付け、汁物、塩焼きがおすすめです。他にも、刺し身、揚げ物などがあります。

詳しくはこちらの記事から


6. カレイ類 (クロガシラ、マガレイ、マツカワ、イシガレイ、スナガレイ、ヌマガレイ、ソウハチ、ババガレイなど)

釣れる時期:全盛期は2月〜6月 実際は一年中釣れる

釣れる時間:一日中 マズメ時が好ましい

釣れるエリア:北海道全域 ただ、マツカワだけは太平洋側でしか釣れない 漁港、サーフ、磯など

カレイについて:
北海道での三代釣物の一つと言ってもいいのがこのカレイ。特に投げ釣り師なら冬はソウハチ春はクロガシラ、マガレイなどを追い、夏から秋にマツカワ、イシガレイ、ババガレイと、一年中カレイを追いかける人も少なくはないですし、本州ではありえないほどカレイがたくさん簡単に釣れてしまい、40cmオーバーなんて簡単に釣れてしまいます。その上、本州にはいない種類もいて、まさに北海道はカレイの宝庫と言えるので、おすすめしざる終えません。特に春にはカレイを狙ってみてもいいかもしれませんね。

釣り方:
釣り方は投げ釣りがメイン。ただ、ルアーロッドでのちょい投げ釣りでも釣れます。餌はイソメがおすすめ。コマセ餌はアミエビとカレイ専用撒き餌がいいでしょう。飛距離の方はそんなになくても大丈夫です。ただ、遠くと近くとその間に仕掛けを置くことによって、どこにカレイがいるかわかることもできます。さらに、撒き餌をたくさん使うのであれば、一箇所に仕掛けをまとめて、カレイを貯めるのもありです。誘いはそんなにしなくてもよく、たまに仕掛けを引くくらいで大丈夫です。さらに、カケアガリも意識して釣ることも重要です。北海道のカレイは本州では味わえない魅力とロマンがあるので、ぜひ体験してもらいたいですね。

タックル

投げ釣り

ロッド:投げ竿30号ほど
リール:投げ釣り専用リール5000番ほど
ライン:フロロ、ナイロンライン6号ほど PE2号〜3号ほど
仕掛け:カレイ投げ釣り専用仕掛け
餌:イソメ、切り身など コマセ餌にアミエビ、カレイ専用餌

ちょい投げ釣り

ロッド:ルアーロッドM以上
リール:スピニングリール2500番〜4000番ほど
ライン:PE1号ほどリーダー20lb もしくはフロロ、ナイロンライン4号ほど
仕掛け:カレイちょい投げ仕掛け
餌:イソメなど

食べ方:
食べ方はたくさんありますが、煮付け、干物、塩焼きがおすすめです。他にも、唐揚げ、刺し身やムニエルなどなどがあります。

詳しくは下記の記事から


7. 淡水トラウト (ニジマス、ブラウン、オショロコマ、ヤマメなど)

写真はブラウントラウト

釣れる時期:一年中(夏と秋が全盛期)

釣れる時間:日中が基本 夜も釣れるが、熊の危険性が高い

釣れるエリア:北海道全域の河川、湖など

淡水トラウトについて:
まず、北海道を代表する淡水トラウトはニジマス、ブラウントラウト、オショロコマとヤマメです。一応他にもエゾイワナヒメマスなどがいますが、基本的にこんな感じです。アメマスやサクラマスも北海道を代表するトラウトですが、こちらのトラウトは海には降りないタイプなので、淡水トラウトと呼ばさせていただきます。ただ、釣り方は基本的に同じです。しかし、本州の淡水で釣れるトラウトとは違い、北海道の淡水トラウトは50cmを超えるものもおり、なんと湖では80cmオーバーが釣れることもあります。その上、オショロコマなど北海道のみに生息しているトラウトもいます。まさに北海道はトラウト王国というわけです。自然あふれる小川で巨大トラウトが釣れるそのロマンがたくさんの釣り人を魅力しているので、北海道に来たらぜひ淡水のトラウトを狙ってみてください。

釣り方:
釣り方は基本ルアー釣りになります。釣り場は大きく分けて2つあります。湖と川です。ただ、本州とは違い北海道にはメーター近くなるいわゆる川、湖のヌシが釣れることもあるので、強めのタックルで挑みましょう。ルアーは釣り場によって変えますが、基本ミノー、スプーンや湖ではジグです。熊に気をつけながらトラウト釣りを楽しみましょう!!

タックル:

ロッド:トラウトロッド5〜7フィートある程度強いやつを
リール:スピニングリール2000〜2500番ほど
ライン:PE0.8〜1号 リーダー8lb〜12lb
ルアー:ミノーやスプーンなど

ロッド:トラウトロッド8〜10フィート強め
リール:スピニングリール3000〜4000番
ライン:PE1〜1.2号 リーダー12〜16lbほど
ルアー:ミノー、スプーンやジグなど

食べ方:
やはり塩焼き、燻製、ムニエル、揚げ物などが定番でしょう。特に燻製がおすすめです。生食はおすすめできませんが、するにしても必ずー20度以下で24時間以上冷凍させてからにしましょう。食べれますが、基本リリースですね。

8. ワカサギ

釣れる時期:一年中(氷上釣りは基本1月〜3月)

釣れる時間:一日中 

釣れるエリア:北海道全エリアの湖、池や川(湖が定番)


ワカサギについて:
北海道での釣りといえばワカサギと想像する人も少なくはないと思いますが、本州でもワカサギは釣れるものの、やはり本家は北海道でしょう。その中でも北海道の氷上でのワカサギ釣りは釣りというよりは自然と一体したような感じです。冬でないときでもボートなどでワカサギ釣りはできますが、やはりどうせ北海道で釣るなら氷上のワカサギ釣りが一番オススメです。最初はガイドについてワカサギ釣りをすることをおすすめします。広大に広がる北海道の真っ白な湖でのワカサギ釣りはぜひ一度は体験してみたいものですね。

釣り方:
釣り方はワカサギ専用の竿に小型両軸リールか専用電動リールをつけた感じです。糸は凍らないフロロ、ナイロンラインがおすすめです。そして、仕掛けは専用の胴突き仕掛け。そこに軽い重りをつけて餌は小さく切ったサシやブドウ虫などを利用します。そして、冬場はヒーター、テントとアイスドリルも忘れないようにしましょう。これで一応釣りはできますが、経験者やベテランは撒き餌、魚群探知機、リール台、アンテナ、大型のテント、椅子、竿先、その他の小道具、などなど専用の道具をたくさん持ち、釣り方などにも色々工夫をしており、道具に関しては色々ありきりがありません。ただ、初心者の方はまずはツアーに予約するか、最初の方に書いた道具があればなんとかなるかと思います。さらに、一部の釣り場では岸からの釣りもできて、その場合は柔らかいコンパクトロッドに先ほど紹介した仕掛けをつければいい感じですね。ちなみに、タナが非常に重要なので、最初の方は少し苦戦するかもしれません。

タックル:

ロッド:ワカサギ専用ロッド
リール:小型両軸リールもしくはワカサギ専用の電動リール
ライン:フロロ、ナイロンライン1〜2号ほど
仕掛け:ワカサギ専用仕掛け
餌:サシ虫、ブドウ虫など
その他小物:アイスドリル、テント、ヒーター、椅子、リール台、アンテナ、針外し、ワカサギ入れる用の箱、氷すくいなどなど

食べ方:
食べ方の方はまず一般的には天ぷらでしょう。他にも甘露煮や素揚げに、塩焼き、白焼き、南蛮漬け、佃煮、煮付けなどがあります。


9. チカ

釣れる時期:一年中

釣れる時間:一日中

釣れるエリア:北海道全域の港

チカについて:
チカはいわゆるワカサギではありませんが、ワカサギの海バージョンと考えていただくのが一番だと思いますが、あまり知られていないだけで、ワカサギ同様北海道の小物釣り代表の魚と言えます。サビキ釣りでは特に人気がある魚ですね。誰でも気軽に釣れる魚なので非常におすすめできます。ただ、ワカサギより大きく、ワカサギと同じく冬が全盛期なので、ぜひ釣ってみてください。北海道ならではの高級魚ですね。

釣り方:
釣り方はサビキ釣りでしょう。磯竿やコンパクトロッドにチカ専用サビキ釣り仕掛けを付けて、アミエビなどのコマセ餌を撒き、チカを寄せて釣るというホッケ釣りに似た釣り方で釣ります。夜は集魚ライトを海に照らして釣る感じです。さらに、港で釣る場合は竿受けを利用することが良いでしょう。タナが非常に重要になります。そして、アタリは非常に小さいので見逃さないようにしましょう。さらに、思わぬ外道も釣れるかもしれないので、気は抜かないことですね。

タックル:

ロッド:磯竿1号、コンパクトロッド、柔らかめのルアーロッド、サビキ竿
リール:スピニングリール2500〜3000番ほど
ライン:フロロ、ナイロンライン3号ほど PE0.8〜1号
仕掛け:チカ専用サビキ仕掛け
餌:撒き餌にアミエビや専用の撒き餌など 

食べ方:
ワカサギ同様、天ぷらが基本。ただ、大きい場合は塩焼きや白焼きもおすすめ。他にも甘露煮、素揚げ、南蛮漬け、佃煮、煮付け、唐揚げやフライなどがあります。

10. ニシン

ぼうずコンニャクの市場魚貝類図鑑 ニシンからの画像

釣れる時期:冬12〜3月

釣れる時間:基本夜

釣れるエリア:北海道全エリアで釣れるが、日本海が人気。港

ニシンについて:
ニシンは北海道の中でも人気な魚で、冬の数ヶ月しか釣ることができないため、サケやホッケと並ぶ北海道の釣りの人気対応魚でもあります。北海道だけでしか釣ることができない高級魚なため是非釣ってみてください。ベテランたちがいる中ではなかなか釣れないときもありますが、極寒の中、脂がたっぷり乗ったニシンが上がったときの喜びはきっと忘れられないでしょう。

釣り方:
釣り方はサビキ釣りです。ニシンは大きいので少し強めのタックルがおすすめ。仕掛けは針が大きめのサビキ釣り仕掛けか、専用の仕掛けでしょう。タナが非常に重要になります。そして、撒き餌を撒いて釣る感じです。さらに、夜釣りが基本になりますので、集魚ライトも必要ですね。強ければ強いほどいいので、ある程度光が強いものを選びましょう。あとは仕掛けをサビいて待つのみ。さらに、仕掛けに集魚ライトやオトリをつけて釣るのもありです。竿は基本複数本で釣ります。

タックル:

ロッド:磯竿2号、コンパクトロッド、ルアーロッド10フィート以上
リール:スピニングリール3000番ほど
ライン:フロロ、ナイロンライン3号ほど PE0.8〜1号
仕掛け:ニシン専用サビキ仕掛け、針が大きめのサビキ仕掛け
餌:撒き餌に専用コマセ餌やアミエビ

食べ方:
塩焼き、数の子の塩焼き、刺し身、天ぷら、フライ、干物、味噌漬け、味噌汁、干しニシン、数の子などなど

11. コマイ

ぼうずコンニャクの市場魚貝類図鑑 コマイからの画像

釣れる時期:12〜4月と8〜10月

釣れる時間:一日中(ただ、夜がメイン)

釣れるエリア:北海道道央、道東、道北。ただ、夏は道東太平洋のみ釣れる。

コマイについて:
コマイといっても知名度は低めですが、日本では北海道のみ釣れて、タラの仲間だけあって、美味しさで知られています。近年数が減少していますが、北海道に訪れたらぜひ釣ってほしい魚ですね。さらに、道東ではサロマ湖などでの氷上釣りも楽しまれており、まさに北海道ならではの高級魚と言えます。

釣り方:
釣り方は投げ釣り、ちょい投げ釣り、ブッコミ釣りといった釣りがあります。氷上では胴突き釣りですね。餌はイソメなどを利用します。仕掛けは基本専用のものか針が小さめの投げ釣り仕掛けを利用します。自作もおすすめです。あと、コマセカゴもあったほうが良い釣果につながるでしょう。カレイとは違い回遊する魚なので、誘いも頻繁に入れることが良いでしょう。

タックル:

投げ釣り

ロッド:投げ竿20〜25号
リール:投げ釣り専用リール4000番ほど
ライン:フロロ、ナイロンライン3号〜4号ほど PE2号ほど
仕掛け:コマイ投げ釣り仕掛け、専用の仕掛け
餌:イソメ類

ちょい投げ釣り、ブッコミ釣り

ロッド:コンパクトロッド、ルアーロッドなど
リール:スピニングリール3000番ほど
ライン:フロロ、ナイロンライン3号ほど、PEライン1号ほど
仕掛け:ちょい投げ釣り仕掛け、ブラー、針が小さめのブッコミ仕掛け
餌:イソメ類

氷上釣り

ロッド:穴釣りロッド、短めのコンパクトロッドなど
リール:両軸リール、スピニングリール2500番ほど
ライン:フロロ、ナイロンライン3号ほど 
仕掛け:コマイ専用胴突き仕掛け
餌:イソメ類

食べ方:
塩焼き、唐揚げ、天ぷら、煮付け、干物、丸干しなど


12. カラフトマス

Wikipedia カラフトマスからの画像

釣れる時期:7月の終わり頃〜9月

釣れる時間:日中

釣れるエリア:道東やオホーツク海

カラフトマスについて:
北海道に来たら釣ってみたいトラウトの中では僕の中では上位に入ります。1年で7月の終わり頃から9月の初めという短い期間なため、毎年ものすごく盛り上がる釣りの一つです。鮭釣りのシーズンと被っているため、知名度が低い魚ですが、その引きは、トラウト類最強と言われており、オスのセッパリのあの背中とかっこいい見た目はたくさんの釣り人を魅力しています。さらに、自然に恵まれたフィールドで釣ることになるため、北海道の魅力を感じることができる釣りになることでしょう。ちなみにサケ同様河川などの淡水での釣りは禁止されています。

釣り方:
釣り方はルアー釣りになります。ルアーはスプーンを利用します。マイクロスプーンで釣ることも流行っています。ただ、おすすめは10g〜20gのスプーンにタコベート1.5号をつけて釣ることですね。あとはゆっくりただ巻きで釣るだけです。早あわせは禁物です。

タックル:

ロッド:トラウトロッド強め、カラフトマス専用ロッド、シーバスロッドなど8フィート〜10フィート
リール:スピニングリール3000〜4000番ほど
ライン:PE1〜2号 リーダー16〜20lb
ルアー:スプーン

食べ方:
塩焼き、燻製、ムニエル、ポワレ、フライなどで


まとめ

まとめると、今回は北海道に来たらぜひ釣ってみたい魚12選を紹介しました。もちろん、今回紹介した魚以外にも北海道で釣れる魚にはキュウリウオ、サンマ、シシャモ、ヒメマス、マダラ、オヒョウ、マスノスケ、ヒラメ、ブリ、クロマグロ、ヤリイカ、ヒイカ、鮎、ハゼ、サバ、イワシ、ガヤ(エゾメバル)、エゾイソアイナメ、マメイカ、シャコ、アナゴなどなどがいます。
本当に北海道は自然に恵まれる生き物たちの宝庫なので、ぜひ釣りを楽しんできてみてください。同じ日本とは信じられないような最高な釣り体験ができる上、自分の釣りライフを変えてくれるかもしれませんよ!!

ということで

ではまた~

次回の記事も楽しみにしていてくださいね〜!!(^^)









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