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たかぱん
2023年3月23日 01:15
WBC(最高の世界野球)大会が終わった。やはり自国チームが勝つと盛り上がる。私も片手間ではあったが、楽しませてもらった。ただ今回は、質的にも教えられることが多かった。 年長の経験者が、へりくだり、よく選手全体の世話をしたこと。その場にいられなかった仲間との一体感すら伝わってきたこと。監督も選手とのコミュニケーションをよく図っていたこと。その監督が選手を、選手が監督を強く信頼していたこと。目標は
2023年3月20日 12:11
同じ日付だからと言って、思い出さねばならない決まりはないし、「同じ」という感覚も極めて人為的なものでしかないのだが、カレンダーが巡ってくるたびに、その同じ日付の出来事を思い返すのは、仕方がない性なのかもしれない。 福岡で大きな揺れを体験した、あの地震。そして、地下鉄サリン事件。 前者は、2005年のこの日付の日に起きた。日曜日だった。しかも朝の礼拝の時間だった。ちょうど、「こども説教」とい
2023年3月16日 12:00
耳ざわりのよい言葉について考えてみる。 などと言うと、クレームの嵐が襲ってきそうである。「流れに棹さす」とか「気の置けない」とか、正反対の意味に勘違いして使われる言葉が、毎年言葉の調査で報道されるが、「耳ざわり」もその部類であるかもしれない。推測するに「耳触り」だと思い込んでの誤用であり、「耳障り」という意味を思いつかない人たちの使い方ではないか、という気がするが、的を外しているかもしれない。
2023年3月8日 12:23
対面セールスで「お母さん」と若手社員がご婦人を呼ぶ。「私はあんたを産んだ覚えはありません」とぴしゃり。こうしたお笑いネタは、実はごく日常的であるとも言える。 ある人は、子どもを前にしては母親であり、自分の母親を前にしては娘と呼ばれる。生徒を前にしては先生であり、姉がいれば妹となる。会社で部下がいれば上司であるだろうし、売る店の中に来れば客となろう。 人は、本当に自分一人であったとしたら、自