経済で読み解く日本史6 上念 司著 平成時代の書評
半沢直樹を久しぶりに見て
昨日、半澤直樹久しぶりに見たと言うか、テレビドラマを久しぶりに見ました。
上念司氏の平成経済史を読み切りましたけど、流石にガチの経済本を読むと流石にドラマと現実は違うもんだなって、実感しつつ、株価の動きを本を読みながらずっとやっていましたので、多分来週から半澤直樹シリーズ見ることすら無いんだろうなって、非常に覚めた頭で考えていました。
株で成功できる人間の確率
株で成功出来る確率って、1割程度の人間らしいのですが、どの程度稼げば成功ってなるのかな?って、ぼんやり考えていたんですけど、一つだけ確かなのは、配当をある程度考えながら、年間で12~20%程度、元本と配当を合わせて稼いでいるうちは、大きく当てる事も無い変わりに適度に稼げて、実態経済が理解出来るって考えれば、年間20~30万程度小遣い稼げながら効率良く勉強出来るのにな?ってぼんやり考えていました。
偏差値カースト制度の弊害
改めて平成経済史を読んで感じたのは、偏差値エリートの方々って、理論経済学は理解していても、実戦経済って全く理解出来ていないんだなって感じました。
実戦経済の理屈では、如何にして年間勝率500~550を目指すかであって、マスコミの欲しがる勝率600以上って必要無いんだなって、最近つくづく思いますし、野球のペナントレースと一緒で、辛抱して先ずは元本ベースで勝率500を維持するにはどうすれば良いかを考えるべきなんだなって改めて感じました。
ただ、確かに地味に稼ぐのが何事も一番賢いし、実戦経済を理解するのは、10年のアベレージで元本、配当合わせて勝率520~550を達成したら成功といえるんだろうなって考えました。
実戦経済学を勉強させるための提言
それならば、お金を掛けない株式投資のアプリを作って、高校生~大学生に株式投資の勉強させれば、使えない偏差値エリートの経済学者さんが、アメリカのように優秀で実戦を知る経済学者さんに切り替わるのでは無いかなって感じました。
まあ、本当にそんな事されたら、現在の偏差値カースト制度が、綺麗に崩壊しますから、アプリ作ってばら蒔いた時点で、下手すれば命狙われるんですけどね。
ただ、株で個人投資家として、本当に稼ぐってのは、ホンマに地味に稼いでナンボの世界なんだろうなって思います。
本当に成果を出している方の話や本は聞いていても、読んでいても飽きないし面白い
一方で、何故、デビット アトキンソンさんや上念司さん、勝間和代さん、ビル スティングリッズさんの書いている本に比べて、村上ファンドの村上さんやホリエモンさん、与沢翼さんや同志社大の紫のオバサンの本や話聞いていて面白く無いなって感じるのは、外身と中身が全く違うからなんだろうなって感じましたし、成功していた時の堤義明さんの話は確かに面白かったです。
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?