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【レベル70】温度差の小さいチームは強い

こんにちは。
今週は仕事で気づいた大切なことをnoteに残したいと思います。

テーマはチーム作りです。

とある先輩との会話から「チーム」や「共通認識」の大切さを学びました。

--この記事は約7分で読めます。---

「基準が分からないから喜んでいいのか分からない」

先日ある先輩との会話の中にこんな話がありました。

「今日の売上を見ても、基準が分からないからもっと頑張るべきなのか喜んでいいのか分からない。」

この日はいつもより売上が良く、私自身はハッピーでした。
しかし先輩の表情を見ると疑問を抱えたような表情でした。

これだけではイマイチ状況をイメージできないと思うのでざっくり説明すると、

私は日々の業務で楽天市場のショップのようなウェブショップの運営に関わっています。
その業務には毎日関わるメンバーと、月に数日関わるヘルプメンバーがいて、助言をくれたその先輩はヘルプメンバーの一人です。

その先輩はもっとチームを盛り上げたいけど、温度感が分からず意見を出しにくいんだよねといった感じでした。

この会話の中にとても大事なことがあるような気がしました。
それはメンバーの温度感がバラバラだと、喜ぶべき時と頑張るべき時の認識が揃わず、声が生まれにくいということです。

逆に言うと、
危機感を持つべき時や余裕を持っていい時の認識をメンバー同士で揃えることができれば、アイデアは生みやすくなる。
ということなのかなとも感じました。

このようなチーム作りをすることのメリットと、どうすればそうなれるのかを考えてみたいと思います。

メリット1. 主体的に取り組みやすくなる。

チームの温度差が少ないときは、メンバーの認識が近しいときだと思います。

認識が近しいときは、自分の意見に対して周囲から否定的な反応を受けにくくい雰囲気になるので、より主体的に取り組めるのではないかと感じます。

逆に認識がバラバラな時は、危機感を持っている人とそうじゃない人が混在するので、無意識のうちにお互いにネガティブな感情になってしまう可能性が高くなると思います。

そういった状況では自ら率先して行動するより、様子を見て指示を待つ方が安全なので受け身な行動が増えてしまうのではないでしょうか。

なので認識を揃え各自の迷いを取り除くことで、より主体的に取り組めるようになるのではないかと考えました。

メリット2.アイデアが増える。

主体的になることで、それぞれが考えるようになるのでアイデアが生まれやすい環境になると思います。

複数人から複数のアイデアが生まれることで、チームとしての選択肢が増え、その結果壁を乗り越えやすい強いチームになると感じます。

またアイデアは他のアイデアを呼ぶ性質があるため、そのようなチームはチームの外からもアイデアを得ることができるようになります。

このように選択肢に幅を持たせることができるのも温度差の少ないチームのメリットだと考えました。

では、どうやって温度差を減らしていくのかについても考えてみたいと思います。

理解度の差をなくすために

チーム内でよくわかっている人とそうじゃない人がいる状態を無くしていく必要があります。

先ほどの例で言うと、毎日関わるメンバーとヘルプメンバーの理解度を同じくらいにしていく必要があります。

認識を揃えるうえで大切な事は「基準を明確にする」ことだと考えます。
この基準には誰が見ても変わらない基準が必要です。

そこで数字を用いた基準を作ることで、全員が同じ認識になりやすくなります。

例えば売上で認識を揃えたい時。

<1日の売り上げが○○円以上ならGOOD、それ以下ならBAD>

このようにメンバー同士で共通認識を持つことで、最近BADの日が続いているからまずいなというふうに現状の理解に差が生まれにくくなると思います。

このようにわかりやすくて判断が同じになるような基準を決めることで理解度の差は埋まってくるのではないでしょうか。

自身を振り返ってみると、この基準設定が甘いため、温度感に差が生まれやすい状況にあるなと感じます。
なので10月の目標を共有するときに試していこうと考えています。

最後に

余談ですが、うちの会社はこのような目標の共有の仕方がうまいと感じます。
デイリーの売上とその勝敗を簡単に見ることができるので、「今日はよかった」「最近負け越してる」「今月よさそう」と一目で感じることができます。

さらに月に一度MTGで「今月の目標は○○で、そのためにデイリーでいくつ必要」といったことが共有されます。

これによってメンバーの数が増えてもある程度同じ認識を保つことができ方向性がばらつきにくくなっているんだろうなと感じました。

今回の気づきから学ぶことはとても多く、大変勉強になりました。
これを活かしてさらに好転させるために引き続き頑張っていきます。

今週もお読みいただきありがとうございました。
ぜひ皆さんのご意見をお聞かせください。


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